今月、愛媛県今治市で高齢の親子が刃物で切られ、母親が死亡、息子が重傷を負った事件で、警察が任意で事情を聴き、その後、自殺した30代の女性が遺書に「私は殺していない」という内容を書き残していたことがわかりました。一方、警察によりますと、自殺した女性のDNAの型が先月、近くの住宅で高齢の女性が殺害された別の事件の現場の遺留物と一致したということで、警察は引き続き捜査を進めています。 警察は付近の防犯カメラの映像などから、近所に住む30代の女性が事件に関わった疑いがあるとして任意で事情を聞き、先月26日、近くの住宅で、越智サツキさん(81)が刃物で殺害された別の事件についても、関連を調べていました。 女性は事情聴取を受けた翌日の5日、自殺しているのが見つかりましたが、遺書に「私は殺していない」という趣旨の内容が書き残されていたことが、警察への取材で新たにわかりました。 一方、警察によりますと、そ
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2013年12月20日 (金)損害賠償に苦しむ自殺遺族 自殺する人は年間3万人。そうした家族を自殺で亡くした遺族に対する心のケアの重要性は認識されるようになっています。しかし、こうした人たちが経済的なトラブルに直面して困っている実態はほとんど知られていません。亡くなった現場が賃貸アパートだった場合、家主から高額な賠償金を請求され、悩みを声に出せずに苦しむケースが相次いでいるのです。どのような実態があるのか取材しました。 しかし、悲しみにくれる間もなく遺族には思いもかけない事態がふりかかりました。遺体が見つかったその日からアパートの家主が賠償金を支払うよう求めてきたのです。資産価値の減少は大きく、長期間にわたって借り手が見つからない恐れがあるとして、5年分の家賃と部屋の改修費、さらに、隣接した部屋の住人にも精神的苦痛を与えたとして、200
人の気持ちを落ち着ける効果があるとされる青い電灯を、首都圏の駅のホームに設置したところ、列車に飛び込んで自殺を図った人の数が80%余り減少したという調査結果を、東京大学の研究グループがまとめました。 人が列車に飛び込むことによる電車の遅れや運休などは、平成18年度には全国で534件でしたが、3年後の平成21年度には682件と3割近く増え、JRや私鉄各社は、ホームドアや、人の気持ちを落ち着かせる効果があるとされる青い電灯の設置を進めています。こうしたなか、東京大学の研究グループは、首都圏にある71の駅を対象に、平成12年からおととしまでの11年間に列車に飛び込んで自殺を図った人の数を調査しました。 その結果、全体では128人に上りましたが、平成20年からおととしにかけて青い電灯が設置されたあとの11の駅では1人しかいませんでした。 研究グループはこのデータを基に、駅の利用者数などを考慮して計
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