来月、福岡市で行われる予定だった中国の旧正月を祝う「春節祭」が、中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、事実上、中止になることが決まりました。実行委員会は、状況が改善されしだい改めて日中交流のイベントを開きたいとしています。 ことしも2月22日から2日間、福岡市中央区の天神中央公園を会場に中国の歌舞団や雑技団が公演を行うほか、中国各地の料理コーナーなどが設けられる予定でしたが、中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、実行委員会は、ことしの開催を事実上、中止することを決めました。 実行委員会は、NHKの取材に対し、「観客や出演者の安全確保を考えて決断した。現時点で時期を見通すことはできないが、コロナウイルスの状況が改善されしだい、改めて日中交流イベントを開きたい」と話しています。