競泳ニッポンをけん引してきた2人が崖っぷちに立たされた。東京五輪2冠の大橋悠依(28)=イトマン東進=は400メートル個人メドレーで4位、五輪4大会連続出場中の入江陵介(34)=同=は男子100メートル背泳ぎで2位に入るも派遣標準記録を突破できず、切符を逃した。
米紙バンゴー・デーリーニュース(電子版)は8日、「IOC(国際オリンピック委員会)は実質的にジェノサイド(民族大量虐殺)を支援している」との見出しで記事を掲載。IOCは1936年のベルリン五輪で歴史的な失敗を犯し、2月に開幕する北京冬季五輪で同じ轍(てつ)を踏んだと批判した。 「IOCは“寡黙の外交”を展開し、歴史的な過ちを犯したとの評判を得たが、2022年の冬季輪を開催する中国で、全く同じ間違いを犯した」と同紙。IOCは「政治的中立を守る」とし、ジェノサイドと外交ボイコットに関してほぼ口を閉ざしている。 同紙が“歴史的な過ち”としたのは、ドイツのヒトラーとナチスによる1936年ベルリン五輪で「五輪はナチスに栄えある国際社会の一員としての地位を与えた。これを契機にホロコーストは敢行された。欧州の全ユダヤ人を虐殺しようとし、数百万人規模でロシア人とポーランド人を殺害しようとした」と論じた。
男子マラソンは世界記録保持者のキプチョゲ(ケニア)が終盤独走し2時間8分38秒で2連覇した。今大会での現役引退を表明して臨んだ大迫傑(30)=ナイキ=は2時間10分41秒の6位で、日本勢2大会ぶりの入賞。中村匠吾(28)=富士通=は2時間22分23秒で62位、服部勇馬(27)=トヨタ自動車=は2時間30分8秒で73位だった スタート時の気温は26度。1時間前倒しされた女子とは違い、この日の男子は予定通り午前7時の号砲だった。出場106選手中30人が棄権するサバイバルレース。中間地点までは先頭集団につけた服部は、徐々に後退し最後は足を引きずるようにフィニッシュ。何とか完走を果たすと、膝をついて倒れ込み、車いすで搬送された。 日本陸連によると、深部体温が40度を超える「重度の熱中症」だったという。それでもゴールしたことに「これまで支えてくださった方や応援して下さる方が頭の中で思い出されて、その
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