能登半島地震における石川県内での住宅被害は7万6000棟余りに上っています。 死因などが公表されている人のうち約8割は「家屋の倒壊」で亡くなっていて、住宅の耐震化の必要性が指摘されています。 国は2030年までに耐震性が不十分な住宅を解消することを目指しています。 しかし現行の耐震基準を満たす住宅は全国で87%。 なぜ100%に届かないのか? いち早く取り組みを行ってきた静岡県で課題を探りました。 (おはよう日本 ディレクター 谷圭菜・川上慈尚)
平成27年9月10日、集中豪雨によって 茨城県鬼怒川の堤防が決壊しました。 共同通信社HPより この濁流に巻き込まれた一軒の家がありました。 建物に残された、妻と2人の子ども。 その家のご主人が堤防の決壊を知り、 あわてて帰宅しようとした時には、すでに 家には近づけないような状況だったといいます。 ご主人は電話で、家族に対して、 「救助が来るまで家にいなさい」 と伝えたそうです。 東日本大震災をきっかけに、 地震や災害に強い家を…と 考えて建てた自分の家を、 もはや信じるしかないという状況です。 やがて救助のヘリが来て、 ご家族は助け出されました。 この災害で、濁流の中にあってただ一軒、 流されることなく耐えた家が話題となりました。 「奇跡の白い家」などと呼ばれ、 ヘーベルハウスの頑丈さが、 改めて知れ渡った出来事でした。 ただ耐えただけではありません。 住人と一緒に上流から流されてきた家
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