【ワシントン=鳳山太成】バイデン米大統領は2023会計年度(22年10月~23年9月)の予算教書で、超富裕層への新たな増税を議会に提案する。1億ドル(約122億円)超の資産を持つ家計の所得に最低20%課税する。実現性は不透明だが、公約である富裕層増税に改めて意欲を示す。ホワイトハウスが26日発表した。バイデン氏は28日に予算教書を議会に提出する予定だ。増税案を盛り込んだ法案を通すよう議会に呼び
ミュージシャンとしては初めて、「新たな詩的表現を生み出した」として、ノーベル文学賞まで受賞したボブ・ディラン。自身が60年間にわたってつくってきた600曲以上の楽曲の著作権を、アメリカのユニバーサル・ミュージック・グループに売却したことが、全米の大きな話題になった。 ボブ・ディランと言えば、「風に吹かれて」や「時代は変る」、「ライク・ア・ローリングストーン」など、自らが作詞作曲した楽曲で、デビュー時から1960年代中盤まで、プロテストソングの旗手としてもてはやされた。 特に「風に吹かれて」は、公民権運動のアンセムとして人々に愛唱され、同業のミュージャンからもリスペクトされていた。しかし、ディラン本人はのちに、そういうことには辟易していると語り、距離を置いていたが、彼が1960年代という時代を象徴するアイコンであったことは確かだ。 その後も活動を続け、グラミー賞やアカデミー賞をはじめ、ピュー
ワシントン(CNN) 米民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領が掲げる複数の政策案が実現すれば、米国の税法は変わることになる。 大まかに言って、同氏の提案する富裕層や企業への増税は、共和党が支持する複数の減税の撤廃を意味する。これらの減税策はトランプ氏が2017年に署名して法律となった。 たとえ選挙戦を制しても、バイデン陣営の計画が提案通りに実現する公算は小さい。ただ、民主党が上院で過半数を奪還し、下院での過半数も維持すれば、法律として通しやすい環境になりそうだ。 以下、バイデン氏の税制案について知っておくべきことを挙げる。 年収40万ドル以下の人は増税しない バイデン氏は年収が40万ドルに満たない人(納税者の9割以上が該当)には増税しないと約束している。直接税のみについて考慮する場合、複数の経済モデルはそれが事実に反しないことを示している。こうしたモデルには、非営利の超党派組織「責
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