三角関数や微積分の有用性に疑問を投げかける政治家の話があった。それに対して私のTwitterのタイムラインでは蜂の巣を突いたようにこれらの有用性や美しさを表明するツイートで溢れた。しかし同時に疑問を湧く、若者の時間は貴重だ。大学はその希少性を理解しているだろうか。 この難題を考えるために、ブライアン・カブランさんの本「教育反対の経済学」を読んだ。ちなみにこの本の価格が4800円と高いし、それに負けず中身もとてもボリューミーだ。 この本の中身を紹介する前に幾つかの前提をみなさんと共有しておきたい。経済学が前提のこの本で「役に立つ」というのはほとんどの場合は個人もしくは国家の収入が増えるという意味である。またこの本の著者及び私山本一成は大学というシステムで便益を受けている側であることも追記したい。 統計的に大学卒業者は高校卒業者より給料が高い。アメリカだとその傾向は先進国の中でもさらに顕著で最
twitterハッシュタグ「#N高政治部」で特別授業のご感想・ご意見をお寄せください。 いただいたご感想・ご意見は、次回以降の特別授業のテーマとして参考にさせていただく可能性があります。 《#N高政治部 でツイート》 学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下、N高)は、株式会社ドワンゴの協力のもと、生徒への主権者教育の一環として「N高政治部」を設立します。 授業の内容については、生徒からのアンケート回答をもとに、高校生が今政治に関して聞きたい内容を中心に作り上げていきます。政治部の特別講師として国際政治学者の三浦瑠麗氏を迎え、授業のファシリテーター、部員の授業レポート添削等を行い、インプットだけでなくアウトプットの面でも双方でサポートいただきます。 記念すべき第1回の政治部の授業のゲスト講師は麻生太郎副総理。 第2回以降の授業については、テーマに合わせて与野党問わず適切な政治家や有識者の
麻生太郎副総理兼財務相は17日、福岡市で街頭演説し、東大卒の北橋健治北九州市長を「人の税金を使って学校に行った」と批判した。国立大出身者に対する批判とも受け取られかねず、不適切との指摘を浴びそうだ。
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