ドジャースの大谷翔平選手も先日のファンミーティングのトークショーでいちばん好きだと答えていた「In-N-Outバーガー」。無数にあるアメリカのハンバーガーチェーンのなかでも、いつもトップ5に入る人気チェーンだが、犯罪のためにカリフォルニア州オークランドの店舗を閉鎖せざるを得なくなったことが全米の反響を呼んでいる。 そして会社としても、閉鎖の理由を「犯罪を抑えられないため」とはっきり声明を出している。 「早くて安くて美味い」で快進撃を続けてきた同社にとって、これが最初の店舗閉鎖となる。 アメリカでは、大都市で真昼間からの組織的な万引き事件が続き、有名な小売店が撤退するケースも相次いでいた。 ドラッグストアの最大手の1つ、「ウォルグリーン」はサンフランシスコのダウンタウンから全店を撤退させ、スーパーディスカウント店の「ターゲット」はニューヨークの中心マンハッタンから出て行った。 治安の悪化が目
コロナ禍に一気に店舗数を増やした無人販売店が岐路に立っている。扱う商品の種類を増やす“脱専門店化”するお店が増え、さらに有人化に踏み切った店舗もあるという。 【写真】「犯罪を誘発?」月に5,6件の万引きや会計ごまかしがあるという「ナイゾー」 ラーメン、Tシャツを売り始めた 無人販売店の1つの特徴として、肉や餃子などの商品に特化した点がある。 2018年9月に1号店を開店し、北海道から九州まで、全国430店舗を展開する無人販売店のパイオニア的存在である「餃子の雪松」は、1パック36個入りの餃子(税込1000円)の1種類のみの単品販売で支持を集めてきた。 そんな雪松だが、昨年11月から「日本ラーメン科学研究所」なるシリーズの冷凍ラーメンの販売を開始した。「醤油の黄金比」「魚介だし醤油の黄金比」「豚骨の黄金比」「味噌の黄金比」の4種を展開しており、価格は3食入りで各1000円(税込)。全国の雪松
米ペンシルベニア州フィラデルフィアで被害を受けた小売店=9月27日(エリザベス・ロバートソン/フィラデルフィア・インクワイアラー提供、AP=共同) 全米の都市部でスーパーやアップルストアといった小売り大手のチェーン店が集団略奪に見舞われている。凶悪化した窃盗犯に「顧客と従業員の安全が脅かされ、営業を続けられない」と閉店も相次ぐ。現場では「押し寄せる万引の波」(米メディア)に打つ手なく、無力感も漂っていた。 カリフォルニア州サンフランシスコ中心部にある総合スーパー「ターゲット」。止まらない盗難を主な理由に、運営会社が10月21日の閉店を決めた9店舗の一つだ。 10月上旬、記者が訪れると、奥にはガラスケースだけとなった空の商品棚が並んでいた。残されていたのは、スマートフォンやオーディオ機器が置かれていたことを示す紙だけ。傷が所々にある棚もそのままだった。 若者の集団がガラスケースを破壊して奪っ
(CNN) 米マサチューセッツ州でこのほど、女性2人が万引きしたとの通報を受け出動した警察官が、困窮する様子の一家を見て訴追をせず、代わりにクリスマスディナーの食材が買えるようにギフトカードをプレゼントする出来事があった。 同州サマセットの警察官マット・リマさんは、12月20日に食料品店からの通報で現場に駆け付けた。店の警備員によると、2人の女性がセルフレジで一部の食品をスキャンせずに自分の袋に入れたという。2人は店を出たところで止められた。 女性たちは2人の女の子を連れていた。リマさんはCNN提携局WJARの取材に、「私にもその子たちと同じ年頃の2人の娘がいるので、つい同情してしまった」と語った。 リマさんは子どもに話を聞かれないように女性の1人を脇に呼んだ。店員も子どもに構って、何が起きているのかわからないように配慮した。 リマさんが話を聞いたところ、その女性は職があるものの、2人の少
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