ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)の被害を受けても日本企業の大半は身代金の支払いを拒否する。その決然とした姿勢は、世界でも有数であることが調査から分かった。日本企業の強気のスタンスはテロ組織に対して強硬な態度で対応する米政府にも通じるものがある。ただ徹底的に訓練された特殊部隊などを駆使して「人質」を奪還する米政府のテロ対策と比べると、その救出能力には雲泥の差がある。米海軍特殊部隊SEALS(
徳島県西部の小さな町、つるぎ町にある半田町立病院が、全国的に注目されている。患者情報などを蓄積しているコンピューターシステムが、国際的な犯罪組織によるサイバー攻撃を受けて使えなくなり、「身代金」を要求されたのだ。町は要求に応じない姿勢だが、診療体制は大打撃。全国メディアでも再三報じられる事態となっている。 全国紙の一面や社会面トップに 異常事態が発覚したのは2021年10月31日午前0時半ごろ。病院内のプリンターから突然、謎の文書のプリントアウトが始まった。看護師は、いたずらかと思ったが、英語で「データを盗んで暗号化した。金を支払わないと公開する」という趣旨のことが記されていた。実際、電子カルテにアクセスできなくなっていた。 病院側は「ランサム(身代金)ウエア」と呼ばれる身代金要求型ウイルスに感染した可能性があるとして警察に被害届を提出、被害を公表した。 まず徳島新聞などが報道。11月12
■ 解放の報に想うこと 日本時間の昨夜、「ジャーナリストの安田純平さんが解放されたらしい」との報に接した。 これまでイラクやシリア等、中東の人権問題に関してのシンポジウムなどで一緒に登壇する機会がしばしばあった安田さんは、今や本当に希少価値となっている日本が誇る戦場ジャーナリストであり、卓越した取材力とサバイバルスキルを身に着けており、私はかねてより尊敬していた。 最後に安田さんと一緒に登壇したのは、後藤健二さんが殺害された直後のトークイベントであった。 後藤さんの死とともに後藤さんの生き方を振り返り、中東地域で続く殺戮や人々の苦しみに対する日本の無関心さにどう向き合うべきか、ジャーナリストやNGOの使命は何か、ということを語り合ったことを忘れられない。 安田さんは絶対に死なないで生きて帰ると信じていたが、胸がつぶれそうな映像にも接してきた。 本人はどれほど筆舌に尽くしがたい恐怖と苦悩の日
「安田さん解放に身代金」=カタール支払いとシリア監視団 2018年10月24日06時49分 【カイロ時事】シリア入国後に行方不明になり、解放情報が伝えられたフリージャーナリストの安田純平さん(44)について、在英のシリア人権監視団は23日、解放に際し「多額の身代金が支払われた」と主張した。信ぴょう性は不明。 【特集】ジャーナリスト・安田純平さん解放 日本政府は、テロリストに身代金を払わないというのが公式の立場。人権監視団のアブドルラフマン代表は「身代金は日本ではなく、カタールが支払った。記者の生存や解放に尽力したという姿勢を国際的にアピールするためだ」との見方を示した。菅義偉官房長官は23日深夜(日本時間)の記者会見で、解放の情報はカタールから提供されたと述べていた。 人権監視団によれば、安田さんとみられる男性はシリア北西部イドリブ県の西部で拘束されていた。4日ほど前にシリア領内でトルコの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く