食品や光熱費などの相次ぐ値上げによる家計への影響についてNHKの世論調査で尋ねたところ「影響している」と答えた人が70%にのぼりました。 NHKは、今月8日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。 調査の対象となったのは2271人で、54%にあたる1235人から回答を得ました。 食品や日用品、光熱費の相次ぐ値上げが家計にどの程度影響しているか尋ねたところ、「大きく影響している」が22%、「ある程度影響している」が48%、「あまり影響していない」が20%、「まったく影響していない」が3%でした。 コンビニのスプーンやホテルの歯ブラシなど、使い捨てのプラスチック製品を削減することが、企業などに義務化されました。 ふだん、使い捨てのプラスチック製品を利用しないよう、どの程度意識している
海洋汚染が拡大し、対策の必要性が世界的に叫ばれているプラスチックごみ。ストローを紙製に代える外食店も出てくるなどプラスチックごみを出す側の意識は変化が出始めていますが、まだ効果的な解決策はみつかっていません。ところが、世界有数の排出量のインドが、現状を大きく変える可能性のある対策に乗り出しています。すると、誰も見向きもしなかったプラスチックごみの山を拾い集める多くの人たちが見られるように。いったい何が起きているのでしょうか?(ニューデリー支局 太勇次郎)
プラスチックごみによる環境汚染が問題となる中、木材で作られたストローがプラスチック製のストローに代わって来月から都内のホテルで導入されることになりました。 開発は木造住宅専門の住宅メーカーと東京・千代田区のホテルが協力して行い、来月からホテルのレストランで試験的に導入したあと、住宅展示場などでも使用することにしています。 木材のストローを作るには、現在、1本数十円のコストがかかるということですが、両社は、今後普及を図ってコストを下げていきたいとしています。 プラスチックごみをめぐっては、海などの環境汚染の原因だとして、外食大手を中心にプラスチック製のストローを撤去する動きが広がっていて、紙やトウモロコシなどを使った代替品の導入が相次いでいます。 開発した「アキュラホーム住生活研究所」の伊藤圭子所長は「安いストローと価格で戦うことはまだできないが、付加価値や自然の大切さを考える人たちに使って
世界的な課題となっているプラスチックごみの削減に向けて、国内の飲料メーカーで作る業界団体が、2030年度までに家庭などから回収するペットボトルを100%リサイクルするとした行動計画をまとめました。 このうち、使用済みのものから新しいボトルに作り直す「再生ペットボトル」の割合は、販売量の1割程度にとどまっているため、一層の拡大に向けて技術開発を進めるとしています。 また、捨てられるペットボトルに飲み残しやごみが入っているとリサイクルに回せないことから、来月から各メーカー共通のリサイクル専用ボックスを設置し、分別回収を呼びかける取り組みを始めます。 さらに、国や自治体などと連携して、2025年度までにより効率的な回収の仕組みをつくるとしています。 全国清涼飲料連合会の堀口英樹会長は「プラスチックごみの削減に向けて業界全体で同じ方向を向き、自治体や消費者とも協力して最大限努力したい」と話していま
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