国際体操連盟は、オリンピックで2大会連続金メダルを獲得した内村航平選手が新型コロナウイルスに感染したことを発表しました。内村選手は、来月8日に都内で開催される国際大会に出場する過程の中でPCR検査を受けていて、国際体操連盟は現時点では大会は開催するとしたうえで、今後の検査次第では日本の選手団の出場を取りやめる可能性に言及しました。 発熱などの症状なし 国際体操連盟は29日午後7時半すぎから渡辺守成会長がオンラインで会見を行い、新型コロナウイルスのPCR検査で内村選手の陽性が確認されたと発表しました。 それによりますと、内村選手は、来月8日に日本で開催される国際大会への出場に向け、感染対策として不特定多数の人との接触を避けるため今月20日から東京 北区のナショナルトレーニングセンターに滞在し、21日に受けたPCR検査では陰性だったということです。 しかし28日に再び受けたPCR検査の結果が2
全国の小中学校や高校で組み体操の見直しが行われた結果、昨年度、子どもがけがをして医師の診察を受けた件数は、前の年度に比べて30%以上大幅に減ったことが、日本スポーツ振興センターのまとめでわかりました。 これを受けて、各地で組み体操を取りやめたり、危険度が高い「ピラミッド」や「タワー」などの技を禁止したりする動きが広がった結果、昨年度、子どもがけがをして医師の診察を受けた件数は5271件と、前の年度の8071件から35%近く大幅に減ったことが、日本スポーツ振興センターのまとめでわかりました。 その一方で、骨折の大けがをした件数は、全体のおよそ25%に当たる1326件に上っています。 学校での事故に詳しい名古屋大学の内田良准教授は「事故の件数が減ったことは評価したい。ただ、教諭が安全な指導方法を知らず重大な事故につながるケースが少なくないので、しっかりした態勢を確立して安全を確保すべきだ」と話
体操男子の19歳、白井健三選手が去年の国際大会で披露した「ゆか」の技が、国際体操連盟から新しい技として認定され、「シライ3」と名付けられました。 技術委員会は、去年12月に行われた豊田国際大会で白井選手が「ゆか」で披露した「後方伸身2回宙返り3回ひねり」という技について、世界で初めて成功したと認定しました。 この技は、「後方抱え込み2回宙返り3回ひねり」の大技、「リ・ジョンソン」を体を伸ばして行うもので、技の名前は「シライ3」で、難度も男子では最高の「H難度」に決まりました。 白井選手はすでに、ゆかで「後方伸身宙返り4回ひねり」の「シライ/グエン」と「前方伸身宙返り3回ひねり」の「シライ2」の2つ、跳馬で「伸身ユルチェンコ3回ひねり」の「シライ/キム・ヒフン」の合わせて3つ、自分の名前がついた技を持っていて、今回が4つ目となります。 このほか、去年8月のアジア選手権で、山室光史選手が披露し
国際体操連盟は、ドイツの男子選手が去年の国際大会で披露した鉄棒の手放し技について、男子ではすべての種目を通じて初めてとなる「H」難度とすることを決めました。 H難度の技になったのは、去年11月にドイツで開かれた国際大会でドイツのアンドレアス・ブレトシュナイダー選手が鉄棒で披露した手放し技「コバチ2回ひねり」です。 この技は、鉄棒から手を離して2回、回りながら2回ひねって再び鉄棒をつかむ技で、国際体操連盟は、男子としては6つの種目を通じて初めてのH難度と決めました。 体操の難度はAから順番に難しくなり、女子ではI難度までありましたが、男子ではこれまでGが最高でした。 このほか、去年10月の世界選手権で日本の田中佑典選手と、オーストラリア代表として出場した塚原直也選手がそれぞれ披露したつり輪の技が、いずれもE難度の新しい技として認められ、「タナカ」、「ツカハラ」と命名されました。
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