著名な俳優やモデルなどからセクハラなどの被害を相次いで訴えられ、一連の「#MeToo」運動が広がるきっかけとなり、性的暴行などの罪に問われているアメリカの映画プロデューサーについて、ニューヨーク州の裁判所の陪審は有罪の評決を出しました。 裁判でワインスティーン被告は性行為は同意の上だったとして無罪を主張しましたが、ニューヨーク州の裁判所の陪審は24日、ワインスティーン被告に対し、性的暴行など2つの罪について有罪の評決を出しました。 ワインスティーン被告は数々のアカデミー賞受賞作品を手がけましたが、3年前、俳優やモデルなどに性暴力やセクハラを繰り返していた疑惑が持ち上がりました。 これまでに80人以上の女性が被害を訴え出ていて、一連の疑惑をきっかけに、世界で、性暴力やセクハラを告発する「#MeToo」運動が広がるきっかけとなりました。 また、ワインスティーン被告はことし1月、カリフォルニア州
「就活のパンプス本当に無くしてほしい。靴擦れしまくるんだよ。外まで血だらけ…」 先週、就活中に大学生の女性が投稿したツイートです。仕事の時や就活中に、女性だけがパンプスやヒールのある靴を履くことを求められるのはおかしい。そんな、切実な声がインターネット上で共感を集めています。一方で、こうした声に応えるところも出てきています。「#MeToo」にならって「#KuToo」と呼ばれる動きについて取材しました。 (ネットワーク報道部記者 郡義之 高橋大地 伊賀亮人) 「就活してるだけなのに、なんでこんな血まみれにならなきゃいけないんだ…女性のヒールは廃止してほしい」 「爪剥がれて血が出るのはもちろん中敷を敷いたらくるぶしに当たって痛いから絆創膏。かかとにも絆創膏。替えの靴持って、最寄駅のトイレで履き替えてた」 就職活動がまっただ中の今、SNS上には、パンプスやヒールをめぐって女性たちのこんな声が次々
周囲を赤い土塀で囲み、軒先には金文字で「伏魔之殿」と書かれた看板が掲げられてあった。正面の扉には護符が何枚も張られ、銅で固めた錠前が付いており、中の社殿には3メートル四方の巨大な一枚岩が鎮座し、その下は底なしの深い穴になっていたという。唐の昔、道士、洞玄国師がこの穴に魔王を封じ込め、そこに建立したのが「伏魔殿」だった、という有名な逸話である。 魔王が封印された場所ということから、伏魔殿は「悪魔がひそむ殿堂」の意、転じて「陰謀・悪事などが絶えず企まれている所」などとされ、過去には田中真紀子元外務大臣や石原慎太郎元東京都知事がこの言葉を引いて、政治発言したことでも知られる。昨今では、PTAを「伏魔殿」になぞらえて報道するメディアもある。 ちなみに水滸伝は、都から来た官僚がこの祠を強引にこじ開け、魔王が世に解き放たれるシーンから始まる。後に悪徳官吏の打倒を目指し、梁山泊に集った108人の豪傑もこ
アメリカの大手日用品メーカーが「男らしさ」という固定概念に警鐘を鳴らし、セクハラなどをやめようと訴えるコマーシャルを公開し、賛否両論の声が上がっています。 コマーシャルでは、男性が女性の下半身を触ろうとするコメディー番組を見て大笑いする男性たちや、取っ組み合いのけんかをする少年たちが「男だからしかたない」と容認される様子などが次々と紹介されます。 そして、「もう後戻りはしない」というナレーションが流れたあと、セクハラやいじめをやめようと立ち上がる男性たちの姿が描かれていて、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」では、これまでに1000万回以上再生されるなど注目を集めています。 このコマーシャルについて、男女格差が最も少ない国として評価されているアイスランドの外務省はツイッターに支持するコメントを投稿するなど、称賛の声が上がる一方で、「メディアやハリウッドにはびこる『男は最悪だ』とい
著名な女優などに性的な嫌がらせをしたとして、警察の捜査を受けているアメリカ・ハリウッドの大物プロデューサーについて、アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは「あってはならない問題だ」として、除名することを決め、映画界から事実上追放されることになります。 これについてアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは14日、ワインスティーン氏を除名することを決めました。 ワインスティーン氏は、アカデミー賞の選考などを行う資格を持っていましたが、除名によって映画界から事実上追放されることになります。 アカデミーは声明の中で「あってはならない問題だ。この業界で、性犯罪やセクハラに対して見て見ぬふりや恥ずべきふるまいができた時代は終わったことを明確にしたい」としています。 ワインスティーン氏による性的な嫌がらせは、業界では広く知られていた一方で、被害者は報復や仕事を失うことをおそれて名乗り出るこ
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