社員の経費精算などに使う法人クレジットカードを手掛けるスタートアップが付加価値向上を急いでいる。LayerX(レイヤーX、東京・中央)は約55億円を調達し、人工知能(AI)で無駄な出費を検知するサービスを開発する。法人カードはデジタル化の波を受けて普及してきた。原材料高を背景に企業がコスト意識を強めるなか、支出管理という新たな役割が商機になっている。レイヤーXは三井物産やベンチャーキャピタル(
「最後発なのに、なぜ経費精算サービスに参入しようと思ったのですか?」。これは、LayerXに対してよく投げかけられる質問です。なかには「最後発だから勝てないのでは?」という人もいらっしゃいます。 我々が展開する「バクラク」シリーズは、請求書やワークフロー、経費精算といった経理周りの業務を効率化するサービス。経費精算に関しては最後発でスタートしていることはもちろん認識しています。ですが、少し異なる捉え方をしています。 そもそも「最後発のサービス」といわれるものは、ほかにもいくつかあります。その全てが「最後発だったから失敗した」かというと、そうではない。むしろ先発でリリースしていたサービスとは違うニーズやユーザー体験で課題を解決し、売り上げを伸ばし続けているものもあります。 例えば、ヤフーが提供するネットオークションサービス「ヤフオク」に対する、メルカリのフリマアプリ「メルカリ」。個人や法人が
(先日の発表はこちらの記事にまとまってますのでご併読ください) 偶然にも大尊敬する経営者であるGMOPG 村松さんも支出管理DXについて言及してました。このようにSaaS文脈だけでなくFintech文脈でも非常に注目を集めている領域です。 本記事では私なりの見解で解説していきたいと思います。 法人支出管理(BSM)は費用版のsalesforce請求書や経費精算、稟議などときくと、「大昔からそういったシステムは存在したのでは?」という素朴な疑問が浮かぶと思います。 皆様が想像される「大昔からあったシステム」はおそらくデータを入力をする先の箱としてのシステムだと思います。そしてそのシステムの外では「手作業・目視・エクセル」で作業が発生しています。 売上もコストも「プロセス」はアナログだった法人支出管理(BSM)はデータを入力する先の箱ではなく、プロセスのデジタル化をおこなうシステムです。といわ
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