こんにちは、ソラコム松下 (ニックネーム: Max) です。 この記事では、クラウド上で作るシステム構成の1つ「サーバーレス」を IoT で活用すべき3つの理由をご紹介します。 IoT のバックエンド(データ処理)において、レンタルサーバーや仮想サーバーを用いた構成とは異なる考え方としてサーバーレスがある事、そして、サーバーレスが IoT に実は適していることを解説します。 サーバーレスとは? サーバーレスとは、クラウド上で作るシステム構成や考え方の1つです。サーバーの準備や運用の手間が不要なのが特徴です。サーバーの有無を指しているわけで無く、仮に構成内にサーバーがあったとしても、皆さんが準備・運用をしなければ (= クラウド事業者が肩代わりしてくれる)、サーバーレスと言ってもよいでしょう。 似た言葉に「マネージドサービス」があります。下の図では、IaaS(仮想サーバーやレンタルサーバー)
こんにちは、ソラコム松下(ニックネーム: Max)です。 この記事では、クラウド上で作るシステム構成の1つ「サーバーレス」をIoTで活用すべき3つの理由をご紹介します。 IoTのバックエンド(データ処理)において、レンタルサーバーや仮想サーバーを用いた構成とは異なる考え方としてサーバーレスがある事、そして、サーバーレスがIoTに実は適していることを解説します。 サーバーレスとは? サーバーレスとは、クラウド上で作るシステム構成や考え方の1つです。サーバーの準備や運用の手間が不要なのが特徴です。サーバーの有無を指しているわけで無く、仮に構成内にサーバーがあったとしても、皆さんが準備・運用をしなければ (=クラウド事業者が肩代わりしてくれる)、サーバーレスと言ってもよいでしょう。 似た言葉に「マネージドサービス」があります。下の図では、IaaS(仮想サーバーやレンタルサーバー)からSaaS、マ
国内最大のIoTイベント「SORACOM Discovery 2023」の2日目は対面開催。午後の基調講演は安川健太CTOが登壇し、データ活用、生成AI、衛星通信、ソラカメなど、午前中の基調講演で説明したトピックとサービスをより深く掘り下げる。その上で、今のIoTは果たして真のIoTなのかという自問とともに、AIを活用すべき理由について持論を披露した。 8年前から「つなぎ続けてきた」ソラコム 現地開催で行なわれたSORACOM Discovry 2023の2日目、午前中の基調講演を深掘りする形で行なわれたのがソラコムCTO 安川健太氏の「つながる未来のその先に AIと“真のIoT”」と題されたもう1つの基調講演だ。 タイトルにある“真のIoT”とはなにか? 安川氏は「IoTとはなにか? これをきちんと説明できる人は世の中にはいなくて、それぞれにいろいろなバックグラウンドを持ちながら使ってい
IoT デバイスから SORACOM Harvest Data に保存したデータに対して ChatGPT を活用し、異常値やトレンド、特徴的な要素などを解析し、自然言語で解説を表示したり、その内容について対話的に分析ができる「SORACOM Harvest Data Intelligence」の提供を開始しました。 「SORACOM Harvest Data Intelligence」は、データ収集・蓄積サービス「SORACOM Harvest Data」に保存された時系列データに対して、ワンクリックで AI による分析を開始し、その分析結果を自然言語で受け取ることができる機能です。お客様は、SORACOM Harvest Data に保存されたデータを表示して、ボタンをクリックするだけで、データの分析結果を受け取ることができます。データ分析の専門家でなくても、異常値、トレンド、欠損データ
分析基盤サービス SORACOM Query の提供を開始しました。SORACOM Query は、データ分析を効率的に行うためのサービスです。 ソラコムでは、以前からデータ収集・蓄積サービス SORACOM Harvest Data を提供しています。SORACOM Harvest Data を利用する場合は、お客様はサーバーやストレージ、デバイス認証などを準備することなく、SORACOM のデータ通信サービスや LPWAN (Low Power Wide Area Network) を使ってデバイスからデータを送信するだけで、データを蓄積できます。また、SORACOM Harvest Data に蓄積されたデータは、SORACOM ユーザーコンソールで簡単にグラフなどで可視化できます。 SORACOM Harvest Data は NoSQL データベースをベースとしており、スキーマレ
SORACOM の新サービス SORACOM Relay の提供を開始しました。 SORACOM Relay は、防犯カメラや監視カメラなどで広く普及している RTSP/RTP 対応のネットワークカメラの映像を、SORACOM 経由で安全に取得 / クラウドに転送できるサービスです。ネットワークカメラにおいて標準的な RTSP によるシグナリング、および RTP プロトコルによるメディアデータ転送に対応しています。 映像を SORACOM Harvest Files などのクラウドに送信する機能がないネットワークカメラでも、SORACOM Relay を利用すれば、カメラへの SDK のインストールやファームウェアの変更なく、以下のクラウドに映像を転送できます。 SORACOM Harvest Files (30 秒ごとの映像を保存) Amazon Kinesis Video Stream
SORACOM Krypton は、SORACOM が発行する IoT SIM とその認証基盤を使って、AWS IoT や Amazon Cognito などさまざまなクラウドサービスに接続するための初期設定(プロビジョニング)をセキュアに実現するサービスです。 今回のアップデートにより、SORACOM Krypton は Azure IoT Hub へ接続するためのプロビジョニングに対応しました。 詳しくは、以下のページを参照してください。 SORACOM Krypton | ドキュメント | ソラコムユーザーサイト - SORACOM Users Getting Started: Azure IoT Hub Device Provisioning Service を利用してデバイスを登録する | SORACOM Krypton | ソラコムユーザーサイト - SORACOM Users
2023年2月21日、ソラコムはIoTソリューションの展示会である「IoT Solution Day~製造業編~」を開催した。工場の見える化、機器の予兆保全、センサーデータの分析など、活用がますますディープになってきている製造業でのIoT。会場の東京・大崎ブライトコアホールに展示された製造業向けのIoTソリューションの一部を紹介する。 製造業で旬な可視化ソリューション 今回のIoT Solution Day~製造業編~は、ソラコムとパートナーが提案する製造業向けIoTソリューションを披露する展示会になる。ソラコムの認定済みパートナーであるSPS(SORACOM Partner Space)の中から、導入支援、デバイス、ソリューションを担う15社(アイレット、アットマークテクノ、アムニモ、NSW、金沢エンジニアリングシステムズ、旭光電機、神戸デジタル・ラボ、コネクシオ、シーエーシー、システム
時間や手間のかかる「キッティング作業」を簡略化、FutureNet MA-S120の “SORACOM ブート機能” 紹介 こんにちは、ソリューションアーキテクトの井出(ニックネーム:takao)です。 通信機能を持たない現場の機器やセンサーをクラウドと安心・手軽につなげるのに欠かせないのが「LTEルーター(ゲートウェイ)」です。プロジェクトの初期段階ではつなげることに集中することもあり、出荷前の設定「キッティング」と呼ばれる作業にかかる負担が大きいことが見落とされがちです。特に台数が増えてくると、比例して手間が増大します。 また、運用後に設置済みのルーターの設定変更や、ファームウェアの更新が必要となり、全国各地や海外に点在したルーターのメンテナンス作業のため、現地に赴くケースなどもあるのではないでしょうか? 実は私も過去に約120台のルーターの設定更新を1日で行なったことがあり、大変な
みなさま、いかがお過ごしでしょうか? 1年にたった一度、今年も私ソラコムサンタの出番がやってきました。 今年もたくさんのご要望ありがとうございました。 私、ソラコムサンタは、 #ソラコムサンタ というハッシュタグやリクエストフォームにお寄せいただいたソラコムへのご要望を毎年この時期にプレゼントしております。2015年のSOARCOMサービス開始以来、毎年プレゼントをお贈りしてきました。 では、2022年ソラコムサンタからのプレゼントをお届けします! Amazon Simple Storage Service(S3)の署名付きURLを簡単に取得したい! こちら、ソラコムのエンジニアチームからお届けされておりました! AWS 署名バージョン 4 (SigV4) 対応でSORACOM Beamでより多くのAWSサービスを呼出可能 になり、Amazon S3にも簡単にファイルをアップロードできるよ
この記事では、SORACOM Air for セルラーやSORACOM Arcで接続されたデバイスとクラウドアプリケーションの間の通信について考えてみます。 なお、わたしはこれを書いている2021/12/16現在、株式会社ソラコムで働いていますが、この記事内に出てくるソラコムの仕様についてはすべて外部から観測可能な話に基づいて書いています(のはず)。 ちなみにこの記事は株式会社ソラコム Advent Calendar 2021の19日目の記事です。 デバイスとクラウドの通信にはどんなものがある? IoTアプリケーションにおける通信のユースケースとしては以下のようなものがあげられます。また、これらを組み合わせたアプリケーションも考えられるでしょう。 テレメトリ デバイスからクラウドに対してデータを送信する。スマートメーターのように数時間おきから数日おきに長いインターバルで定期送信するもの、ロ
IoTプラットフォーム「SORACOM」は2015年9月のサービス開始以来、お客様のフィードバックを基に機能の拡充やアップデートを日夜行っています。このアップデートには技術的な内容はもちろん、IoT事例やパートナーの追加といったビジネスに役立つ内容もあります。 そこでここでは、SORACOM の最新情報が公開されている場所をご紹介します。 まずは基本「ソラコムのニュース」 まず見ておきたいのがソラコムのニュースです。プレスリリースをはじめとして、技術アップデートや新事例の公開、イベントの開催情報もこのページで情報発信しており、SORACOMをまんべんなくキャッチアップできます。 名称: ソラコムのニュース URL: https://soracom.com/ja-jp/news/ 更新頻度: 都度 更新通知: 無し 検索のTips 検索にはGoogle検索の "site:" 検索演算子を使う
この記事は 株式会社ソラコム Advent Calendar 2021 の 12/4 の記事です。 qiita.com こんにちは。私はソラコムで soracom-cli を開発しています。soracom-cli は、IoT プラットフォーム SORACOM が提供している API をコマンドラインやシェルスクリプトなどから簡単に呼び出せるコマンドです。 例えば、持っている SIM の一覧を取得するには soracom sims list というコマンドを実行するだけです。 結果は JSON で返ってくるので、jq コマンドなどでさらに処理をつなげることができて便利です。 インストール方法はとっても簡単で、README に書いてありますが、Mac や Linux であれば brew tap soracom/soracom-cli brew install soracom-cli これだけで
※注意)Qiitaからの移転で、2021年08月25日に投稿した記事です ※旧タイトル:「モバイル『コンテナ・クラスタ』を作る!」 🌞夏!もほぼ終わりかけてますが、8月の残り数日で、夏休みの自由研究がてら 「コンテナをもっと勉強したい」あるいは「RaspberryPiを使って何か作ってみたい」 そんなニーズはありますかね? 今回は、その両方を実現する『モバイル・コンテナ・クラスター』のご紹介です。 目的 (やりたいこと) 楽に 持ち運べる『コンテナ・クラスタ』 を作る! 背景・動機 業務ではコンテナでサービスを組むことが増えているのに、プライベートでは未だにVMばっか触ってる。 そろそろプライベートでも、がっつり「コンテナ・オーケストレーション」していきたい。 せっかくだから、持ち運べるようにして、みんなに自慢したい☆ そんな思いから、作りました。 作ったもの さっそくですが、まずは完成
ソラコム エンジニアリングチームの川上 (@moznion) です。 ICMPが便利な季節になりましたね。というわけで本日はそのICMPの花形である “ping” がSORACOMプラットフォームで利用可能になりましたのでそのご紹介をいたします。 ちなみにpingとは、ICMP(Internet Control Message Protocol)というプロトコルを用いて通信の疎通確認ができる機能で、接続の確認からトラブルシューティングまでと幅広く利用できます。 デバイスping機能 今回のアップデートにより、SORACOM Air for セルラーを利用しているお客様のデバイスへ、SORACOMプラットフォーム側からpingを送信できるようになりました。一般的にpingはデバイス側からネットワークに向けて送信します。今回の新機能はSORACOMプラットフォーム側、すなわちネットワーク側から
この記事は SORACOM Advent Calendar 2020の21日目の記事で、SORACOM OrbitでLTE-M Buttonのデータを触ってみて、実装の際にAssemblyScriptを使ってみたという内容になります。 Orbitを使ってみたという記事はQiitaにもいくつかあるんですがいずれもC++で、AssemblyScriptでやったという記事がほとんど見当たらず、実際にやってみたらちょっと躓いたところもあったのでその辺りを書こうと思います。 なお、対象となるボタンはLTE-M Button for Enterprise(しろボタン)またはLTE-M Button plus(ひげボタン)となります。 SORACOM Orbitとは SORACOM Orbitは「インラインプロセッサ」と呼ばれるサービスです。デバイスからSORACOMプラットフォームに渡されたデータが、
「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の運用基準に基づく開示: この記事は記載の日付時点で株式会社ソラコムのエンジニアリングチームに所属する社員が執筆しました。ただし、個人としての投稿であり、株式会社ソラコムとしての正式な発言や見解ではありません。 はじめに SORACOM Advent Calendar 2020 7 日目の記事です。今日は昨年の SORACOM Napter 用の Visual Studio Code 拡張を作りました に続いて SORACOM Napter (以下 Napter) に関する話題です。 SORACOM Napter とは Napter は、SORACOM の SIM を使用したデバイスへ簡単にセキュアにリモートアクセスできるサービスです。SORACOM IoT SIM の刺さっているデバイスであれば、グローバル IP アドレ
この記事はBeeX Advent Calendar 2020の12/15の記事です。 SORACOM NapterはオンデマンドでデバイスへのテンポラリかつセキュアなSSH接続を開けるサービスで、コロナ禍で現場に行くのが難しくなった中、自分の中でますます活躍の場が増えてるサービスです。 soracom.jp SORACOM Napterの通常の使い方 更に欲しくなってきたモノ 作成したスクリプト 前提条件 スクリプト 使い方 オプション 所感 SORACOM Napterの通常の使い方 この記事見ている人なら知らない人はいないと思いますが、通常の使い方を復習すると、 SIM選んで、オンデマンドリモートアクセスを選択して、 空けるポートや、許可するグローバルIP、空けておく時間を設定して、 これでSSHするためのポートが設定したグローバルIP向けに開きます。 とてもシンプルかつ便利なサービス
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