寺田 啓佐(てらだ けいすけ) 1948年、千葉県神崎町に生まれ、25歳の時寺田本家へ婿入り。23代目の当主となる。20年程前までは添加物いっぱいの日本酒造りをしていたが、病気体験の中で反自然物や不調和の積み重ねが心身のバランスを崩し、病気にもなっていることに気づく。以後様々な体験を経て、自然の摂理に学び、生命力のある命の宿った“百薬の長”たる本来の日本酒造りを目指し、柔軟な発想で健康に配慮したユニークな酒を数々造りだし現在に至る。 今一番伝えたいことは『美化』。 「『今日はいい日』、『ここはいいとこ』、『この人はいい人』と言っているうちに、いいことが目の前に現れる。信じてやってみると不思議です。すべては『響き合い』なんだね。」 「発酵とは変化すること。変化している限り腐らないんだよ」と、約一ヶ月半前、まだまだ半人前の自分にとても大事な真理を教えてくれた寺田本家の二十三代目当主の寺田啓佐さ