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iPS細胞に関するpowerbreathingのブックマーク (20)

  • 完全な『人工脳』を作るために欠けているものとはなにか? - アレ待チろまん

    2013-08-29 完全な『人工脳』を作るために欠けているものはなにか? 科学 これがNature論文で作られたmini-brain A.血管です iPS細胞から"ヒトの脳組織を”作り出すことに成功*1、と言うニュースが大変話題になっていますが、専門家の岡野先生にも指摘されてる点が読み飛ばされて、あたかも『完全な』人工脳の作成に成功したと曲解されかねないと懸念したので簡単に補足文を書きました。 iPS細胞の研究に詳しい慶應義塾大学の岡野栄之教授は、「血管がないなど、脳を完全に再現したわけではないが、複雑なヒトの脳を解明していくうえで大きな一歩だ」と話しています。 血管は脳機能に大事栄養や酸素を運び、老廃物や二酸化炭素の排出場所になるのが血液。よく「脳の活動をfMRIで見る」って言うけど、あれは神経の活動を見ているのではなくて、血流の増加を見てると言うのは有名なお話。神経が活動するのに

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    powerbreathing 2013/08/30
    血管とか入出力はまた別ですが、脳でさえ細胞が自律的に組織形成するんですね。
  • 化学物質だけでiPS細胞を作る!マウスでなんと遺伝子導入なしに成功 | Chem-Station (ケムステ)

    わたしたち人類は、化学の方法論が確立して以来、多種多様、膨大な数の分子を見つけ、また新たに合成してきました。この広大な化合物空間に不可能を可能に変える奇跡の組み合わせがいまだ眠っていると考えられています。 遺伝子導入なしにiPS細胞を作る。今まで多くの人が、それは難しいだろうと考えていました。導入する遺伝子を一部だけ代替したり、あるいは作成効率や作成時間を改善したりすることはできても、全部ひっくるめて取りかえる条件はそう簡単には見つからないし、そもそもあるかどうかも分からない、と。 そして、化学物質だけでiPS細胞の作成を達成。そんな、驚愕の成果[1]が公表されました。山中因子4つのいずれも使用せず、したがってウイルスを使うなど遺伝子導入なしに、マウス体細胞からiPS細胞の作成に成功したようです。7種類の化合物を使った場合は効率0.2パーセントであり、効率はさらに10分の1未満に下がるもの

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    powerbreathing 2013/07/25
    作業量を考えると気が遠くなります。
  • なぜレトロウイルスで作ったiPS細胞はがん化する? - researchmap

    ①の方は分かりやすいですね。がん遺伝子を使うから、がん細胞になってしまう。しかし②はどうでしょう。何故、遺伝子を入れるのにウイルスを・・・最初にiPS細胞が作られた時、使用されたのはレトロウイルスなので、ここでいうウイルスとはレトロウイルスのことなのですが・・・を使うと、細胞のがん化が起こってしまうのか。 前々回で、レトロウイルスはヒトの細胞に侵入した後、ウイルスゲノムをRNAからDNAにコピーし、そのDNAをヒトゲノムへ入れてしまう、という話をしました。ところで、ヒトゲノムには当然ながら、元々ヒトの遺伝子があります。その部分に、もしウイルス由来のDNAが挿入されてしまったら、どうなるか。その遺伝子は、来の正しい機能を失ってしまいます。昔、トランスポゾンについて解説した時の、「吾輩はベッドの上で一匹の巨大な毒である。名前はまだ無い」現象と同じです。いやこの現象名は勝手に私が名付けたもの

  • 日本の「科学コミュニケーション元年」は近い?ーー3.11、iPS誤報問題で変わる、科学とのかかわり方:津田大介の「メディアの現場」

    津田大介の「メディアの現場」 日の「科学コミュニケーション元年」は近い?ーー3.11、iPS誤報問題で変わる、科学とのかかわり方 【iPS誤報問題から考える科学報道】津田大介の『メディアの現場』vol.47 より 今年10月、「世紀の誤報」だとして世間を騒がせた、森口尚史氏をめぐる「iPS誤報問題」。この問題によって、日のメディアの科学リテラシーの低さが浮き彫りになりました。一見、私たちの生活にはあまり関係ないように思える科学報道ですが、3.11以降の原発報道などで、科学技術の知識が行政や専門家、メディア、そして国民の間で共有されておらず、混乱を招いたことは周知のとおりです。理想的な科学報道のかたちと、それに必要不可欠な科学コミュニケーションの役割とは? 今回は、科学技術ジャーナリズムを専門とし、早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコースで僕と共同で「Webジャーナリズム」の授業

    日本の「科学コミュニケーション元年」は近い?ーー3.11、iPS誤報問題で変わる、科学とのかかわり方:津田大介の「メディアの現場」
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    powerbreathing 2012/11/18
    津田大介チャンネル、3.11、iPS誤報問題の話題の中でEM菌報道にも触れています。
  • Twitter / kmp9w9: 放射能を分解するEM菌のDNAをIPS細胞に組み込ん ...

    放射能を分解するEM菌のDNAをIPS細胞に組み込んで体内に注入することで放射能を分解する臓器や原子野で生存する新人類を作れるんじゃないの(9w9)?IPS森口さんをスカウトして福島県民全員に強制手術して瓦礫処理や被曝材をわせるのに使えばいいわ(9w9)。

  • iPS細胞の心筋培養で新技術 NHKニュース

    iPS細胞から作り出した心臓の筋肉を、培養液を工夫するだけで、98%の純度にまで高める新しい技術を、慶応大学のグループが開発しました。 これまでの方法に比べコストを抑えて、心筋細胞を効率よく確保できることから、iPS細胞の実用化に役立つと期待されています。 慶応大学の福田恵一教授の研究グループは、iPS細胞から作り出した心筋細胞の培養法を開発するため、心筋細胞が、エネルギー源として「ブドウ糖」だけでなく「乳酸」も利用できることに着目しました。 そして、培養液から、これまで不可欠とされてきたブドウ糖を取り除き、代わりに乳酸を加えて実験した結果、心筋細胞以外は栄養が不足して死滅することを確認したということです。 さらに、この培養液でiPS細胞から作り出した心筋細胞を培養したところ、1週間で純度を98%にまで高めることができたほか、培養した細胞をマウスに移植しても異常は見られなかったとしています

  • 報じられなかった山中教授の快挙

    京都大学の山中伸弥教授は幹細胞の研究に没頭していた。だが従来の胚性幹細胞(ES細胞)は受精卵を壊して作らねばならず、倫理的な問題に触れるのは避けたい。そこで彼が開発したのが、06年に米科学誌セルで発表したiPS細胞(人工多能性幹細胞)。iPS細胞は皮膚などの体細胞から作製でき、受精卵を破壊することなく作れる万能細胞だ。 この発見で山中は先週、ノーベル医学生理学賞を受賞した。だが授賞を発表したノーベル賞委員会も、その後の報道も山中の功績の半分しか語っていない。山中の挑戦は実験室だけにとどまってはいなかった。それは倫理観への挑戦でもある。 07年のニューヨーク・タイムズ紙の記事によれば、山中が自身が探るべき研究の道を決めたのは、友人不妊治療クリニックで受精卵を顕微鏡で見たときだった。「その受精卵と私の娘たちに、どれだけ大きな違いがあるのかという思いが芽生えた」と、山中は振り返る。「もう研究の

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    powerbreathing 2012/11/15
    ジュリアン・サバレスキュの言葉を借りれば、山中は「ノーベル医学生理学賞だけでなくノーベル倫理学賞にも値する」のだ。
  • iPS誤報の原因はどこにあるか-誤報の背景とそれを繰り返さない為に - warbler’s diary

    ※2012年10月25日にWEBRONZAに掲載された記事を転載します。 http://astand.asahi.com/magazine/wrscience/2012102300007.html 森口尚史氏からのiPS細胞移植という虚偽の話を持ちかけられても記事にするのを見送ったメディアは、「倫理委の承認」「渡された草稿の内容」「身分」「共同研究者」「治療の詳細や実施病院」について確認をしたり、他の専門家に問い合わせたりして確かめて虚偽であることを察知していました。しかし、今回は記事にしなかった毎日新聞や日経済新聞なども、過去には森口氏の身分詐称をそのまま使用して怪しい「研究成果」を記事にしていました。 これまで発覚しなかっただけで複数のメディアが同じ失敗を何度か繰り返していたのです。記事にする前のチェックも大切ですが、記事を出して終わりではなく、その後、その話題がどうなったのかを追跡

    iPS誤報の原因はどこにあるか-誤報の背景とそれを繰り返さない為に - warbler’s diary
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    powerbreathing 2012/11/08
    マスコミの誤報による弊害について。事例として紹介されているワクチン有害説は日本でも陰謀論者に定着してます。
  • iPS細胞から卵子と精子をつくって授精させたら「クローン」になるのか? - NATROMのブログ

    iPS細胞の応用について論じたダイヤモンド・オンラインの記事において、「クローン」についての誤解が見られた。 ■iPS細胞の発見は人類にとって「福音」となるのか?|シリコンバレーで考える 安藤茂彌|ダイヤモンド・オンライン iPS細胞を生殖機能に応用すると、さらに恐ろしい世界が出現する。自分の皮膚細胞から卵子と精子を作り、それを受精させて、もう一人の「若々しい別な自分」(クローン)を誕生させることも、理論的には可能になる。 自分の皮膚細胞から卵子と精子を作り、それを受精させることができたとしても、それはクローンではない。なぜなら、卵子や精子が形成される過程において、減数分裂が起こるからである。順番に説明しよう。「自分」の染色体は2づつある(相同染色体)。それぞれ、父親および母親に由来する。父親由来の染色体を水色で、母親由来の染色体をピンクで示した。ヒトであれば染色体数は23対46である

    iPS細胞から卵子と精子をつくって授精させたら「クローン」になるのか? - NATROMのブログ
  • 読売新聞のiPS細胞の誤報から論文の捏造疑惑が浮上しました - Togetter

    ●iPS心筋移植、ハーバード大で…初の臨床応用 【ニューヨーク=柳沢亨之】あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から作製した心筋細胞を使い、世界で初めて臨床応用した米ハーバード大学の森口尚史客員講師(48)は10日、この画期的な治療法を学会発表するため訪れたニューヨーク市内で紙のインタビューに応じた。 ・  ・  ・  ・  ・ この治療に関係する研究費用は約1億5000万円。起業投資家から集めた。森口氏は、「日では税金が使われるから、成果を上げなければならないが、こちらでは投資家がリスクをとってくれる」「日では、いろいろな規制があって実施できなかっただろう」と、新しい医療技術に対する日米の制度の違いを指摘。研究者側についても、「日にも優秀でやる気のある人はいるが、結集しにくい。懸命に働き、気で声を上げなければいけない」と述べた。 続きを読む

    読売新聞のiPS細胞の誤報から論文の捏造疑惑が浮上しました - Togetter
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    powerbreathing 2012/10/13
    .@kirikami さんの「読売新聞のiPS細胞の誤報から論文の捏造疑惑が判明しました」をお気に入りにしました。
  • iPS細胞から肝臓作製…人の臓器で初 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    あらゆる細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を使って、マウスの体内で人間の肝臓を作ることに、横浜市立大学などのグループが成功した。 大きさは5ミリ・メートル程度だが、人の肝臓と同じ働きが確認された。iPS細胞から人の臓器ができたのは初めて。衰えた体の機能を細胞から作った人工臓器で補う再生医療や、医薬品開発の進展につながる成果だ。横浜市で開かれる日再生医療学会で、14日に発表する。 人のiPS細胞から肝細胞を作る技術はこれまでにもあったが、複雑な立体構造を持つ臓器にすることが難しく、肝臓の働きは再現できなかった。 同大の谷口英樹教授と武部貴則助手らは、人のiPS細胞を、肝細胞に変わる一歩手前の前駆(ぜんく)細胞に変化させた。これに、血管を作り出す血管内皮細胞と、細胞同士をつなぐ働きなどをもつ間葉系(かんようけい)細胞を加えて数日間培養。こうして人の細胞だけで作った肝臓の元をマウスの頭

    powerbreathing
    powerbreathing 2012/06/08
    再生医療がまた一歩すすむ。
  • SciencePortal | 科学技術の最新情報を提供する総合WEBサイト サイエンスポータル

    3月28日 農業は地球の環境悪化の緩和に重要な役割を果たす フランス農学・獣医学・林学研究院 アグリニウム会長 マリオン・ギュー 氏 3月8日 近未来SF漫画で描かれるテクノロジーの未来 漫画家 山田胡瓜さん 12月28日 「世界中の望遠鏡が協力して中性子星合体を観測 ―重力波と光の同時観測『マルチメッセンジャー天文学』の幕開けは、何を意味するのか?」 理化学研究所仁科加速器研究センター 玉川 徹 氏 4月13日 《JST共催》『ひかり×ひと』-『情報ひろばサイエンスカフェ』で大学院生と中高生らが語り合う 「科学と社会」推進部 4月10日 「持続可能なの未来へ」をテーマに「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018」開催 世界中からのの専門家が集結 「科学と社会」推進部 4月2日 《JST主催》「トップサイエンスによる社会変革への挑戦」―JSTの第2回ACCELシンポジウム開催 サイエ

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  • 朝日新聞デジタル:アルツハイマーの特徴、iPSで確認 患者から細胞作成 - サイエンス

    印刷  脳の神経細胞が死滅して起きるアルツハイマー病の患者の細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)をつくり、神経細胞に変え、病気の特徴を確認することに米欧の研究チームが成功した。ヒトの生きた細胞で発症の仕組みを調べられ、治療法を試すのにも役立ちそうだ。26日付の英科学誌ネイチャー(電子版)で発表した。  研究チームは、患者の9割を占める突発性アルツハイマー病と、遺伝性アルツハイマー病の各2人の皮膚細胞からiPS細胞をつくり、神経細胞に変化させた。遺伝性の患者の神経細胞では、アルツハイマー病を起こすという毒性の強い二つのたんぱく質ができることを確認。これらを抑える薬剤で二つのたんぱく質を減らせた。突発性でも1人は同様の現象がみられた。  チームは「患者では何十年もかかって現れる症状を短期間で調べられる」としている。  遺伝性アルツハイマー病患者では、iPS細胞を使った病気の再現に慶応大チーム

  • 失明寸前の眼病患者にES細胞を用いた臨床試験、視力が回復

    英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」のウェブサイト(2010年3月17日撮影)。(c)AFP/LOIC VENANCE 【1月24日 AFP】ヒト胚性幹細胞(ES細胞)を使用した世界初の臨床試験(治験)で、黄斑変性症により失明しかかっている被験者2人の症状を改善でき、副作用もなかったとする研究が、23日の英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」に発表された。 新薬または新しい治療法の治験は、通常3つのフェーズに分かれている。フェーズ1では安全性、フェーズ2では治療効果が確認され、最後のフェーズ3では多数の患者で安全性と効果を確認する。 今回発表されたのは、米バイオ企業のアドバンスト・セル・テクノロジー(Advanced Cell Technology、ACT)が米国で行ったフェーズ1の治験結果。有望な結果が示されたため、23日には欧州初のES細胞を使った網膜治療の治

    失明寸前の眼病患者にES細胞を用いた臨床試験、視力が回復
  • 47NEWS(よんななニュース)

    政界を揺るがした捜査のきっかけは、1人の「教授」の執念だった 自民党の派閥裏金事件 「政治とカネ」告発し続ける原点に特攻隊員の悲劇

    47NEWS(よんななニュース)
  • 筋肉骨化の難病、患者のiPS細胞で治療薬に道 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    京都大の戸口田淳也教授らの研究グループが、筋肉などが骨になる希少難病の少年から皮膚細胞の提供を受け、様々な組織の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)をつくって、骨に変化させることに成功した。 グループは、骨化を抑える初の治療薬の開発を進めており、臨床応用を目指す。これまで患者数の少なさで創薬の研究が進まなかった。iPS細胞の研究進展で、少年は「やっと光が見えた」と期待している。 この難病は「進行性骨化性線維異形成症」(FOP)。傷ついた筋肉、腱(けん)、じん帯が再生する時に激痛を伴いながら骨になる。遺伝子の異常で起き、炎症や痛みを抑える以外の治療薬はない。製薬会社にとっては、国内で約50人という患者の少なさや、患者の筋肉や骨が大量に得られないことなどが治療薬開発の障壁だった。 事態が好転しだしたのは、山中伸弥・京都大教授が開発したiPS細胞の登場がきっかけ。皮膚細胞を提供した少年は、

  • Nature記事で振り返る、創薬この一年。薬作り職人のブログ

    2011年も今日でおしまい。そんな中、科学雑誌Natureのサイトでは、「2011年の科学関連ニュース」を特集しています。その中から、新薬開発に関連した話題を拾ってみました。「Nature記事で振り返る、創薬この一年」というところでしょうか。 参考にしたサイト(英語) 2011 THE SCIENCEYEARIN BRIEF: AN INTERACTIVEGUIDE 2月 Sanofi社によるGenzyme社買収 大手製薬会社Sanofi社が、バイオテクノロジー企業Genzyme社を1.5兆円で買収したというニュース。Genzyme社は、希少疾患治療薬(特に酵素欠損による遺伝病に対する酵素補充療法)において世界をリードする企業。新薬の種をなかなか見つけられない大手製薬製薬企業が、得意分野を持つ小企業を取りこむ、という構図です。小企業が大企業に買収されたあと、研究者のモチベーションの一つでも

  • asahi.com(朝日新聞社):10日間でiPS細胞できた 大人の細胞活用 京大開発 - サイエンス

    印刷  人の脂肪の細胞から10日間で人工多能性幹細胞(iPS細胞)をつくる技術を、京都大再生医科学研究所のグループが開発した。大人の細胞では世界最短で、従来の半分以下。コスト削減にもつながる。米医学専門誌で発表した。  再生研の中村達雄准教授らは、皮下脂肪に含まれる脂肪幹細胞からiPS細胞をつくる際、通常使う遺伝子のほかに5種類の薬を加えて、酸素の濃度を5%と薄めにした。すると、6日目でiPS細胞と同じ丸い形に変わり、10日目に、iPS細胞になったことを示す現象を確認した。  薬剤は、細胞が分化するのに働く酵素をじゃまする作用がある。低酸素状態もiPS細胞づくりを速める。できそこないの細胞が生きにくくする効果もあり、iPS細胞とより分けるのにも役立つ。  実験を担当した大学院生の島田英徳さんは「iPS細胞をつくる培養液はとても高価。作製期間が縮まり、コストが下がる」。  iPS細胞を皮膚の

  • asahi.com(朝日新聞社):ヒトiPS細胞からつくった肝臓細胞、市販へ - サイエンス

    印刷  医薬基盤研究所(大阪府茨木市)とバイオベンチャー「リプロセル」(横浜市)は15日、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)からつくった肝臓細胞を製品化したと発表した。来年4月に販売開始する予定。薬の安全性や副作用の検査が効率よくでき、新薬を安く早く開発するのに役立つという。iPS細胞でつくった細胞では、心筋や神経細胞はすでに製品化されているが、肝臓細胞は初めて。  医薬基盤研などによると、特定の遺伝子を適切な時期に導入することで、効率良く肝臓細胞を作り出せるという。従来1〜2割程度だった効率を8〜9割までに上げられたとしている。この手法は、医薬基盤研の水口裕之チーフプロジェクトリーダー(大阪大教授併任)らが開発した。  肝臓には薬を分解する働きがあり、薬剤が肝臓にどう働くかや、毒性がないかの確認は、新薬開発の初期段階で欠かせないが、現在はヒトの肝臓細胞から育てた輸入品に頼っている。 続き

    powerbreathing
    powerbreathing 2011/12/18
    肝臓には薬を分解する働きがあり・・・分解というより弱毒化して排泄の方が近いですけどね。
  • asahi.com(朝日新聞社):血小板、iPS細胞で限りなく増殖 京大グループ成功 - サイエンス

    印刷 iPS細胞で血小板をつくる方法  ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)で血小板を大量につくる方法を、京都大などのグループが開発した。血小板をつくる細胞をiPS細胞からつくる際、組み込む遺伝子を工夫することで、限りなく増やせる細胞をつくることができた。iPS細胞で課題とされるがん化の危険も避けられるという。米血液学会で11日発表する。  血小板は血液を固めて出血を止める働きがある。血小板が減る病気や大量出血する心臓手術などでは血小板輸血が必要だ。今回の成果が実用化できれば、冷凍保存できずに不足している血小板を、献血に頼らず高品質で大量に生産できるようになるという。3、4年後の臨床試験をめざす。  まず、血液のあらゆる細胞のもとになる細胞をiPS細胞からつくり、それを巨核球(きょかくきゅう)という血小板を生み出す細胞に分化させる。京大iPS細胞研究所の中村壮特定研究員らは、細胞を増やす遺

    powerbreathing
    powerbreathing 2011/12/11
    読売の記事では http://ow.ly/7Vy6B 「巨核球は大量に増やせるようになったが、そこから血小板ができる効率はまだ低い」この状況で「3、4年後の臨床試験をめざす」といって大丈夫かな?出きるのであれば朗報ですが。
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