二十年ほど前、3月8日にオランダにいた。女性の権利をめぐる討論会が盛んに行われた。オランダ側はイスラム教徒移民の女性差別を問題にし、イスラム教徒側は未だに街のど真ん中に「飾り窓」を認めるお前たちに言われる筋合いはないと反論していた。
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シリア内戦を逃れる難民らが欧州に殺到して1年。欧州連合(EU)が加盟国に割り当てた計16万人の受け入れは進まない。米ニューヨークでの今年の国連総会は、難民問題が最大のテーマの一つだ。国際社会が手をこまぬく中で、国を追われた人の受け入れを拒み、異なる出自の人々への憎悪をあおる動きが広がる。 フランス革命を祝う7月14日、南仏ニースで花火の見物客を悲劇が襲った。 地元在住のチュニジア人の男(31)が運転する19トントラックが歩道を暴走。86人を殺害した。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。 このテロで最初に犠牲になったのは、敬虔(けいけん)なイスラム教徒の女性だった。 モロッコから33年前に移住し、清掃作業員として働き続けたファティマ・シャリイさん(62)。仏国籍を取得し、夫とともに大家族を育んだ。 パリに住む娘のアナヌさん(27)は、事件から4日後に現場で花を手向けた。 スカ
フランスの2つのリゾート地で、身体をまるごと覆い隠すタイプの水着「ブルキニ」を公共のビーチで着用することが禁止された。 ブルキニは、ビーチで肌を人目にさらしたくないイスラム教徒の女性向けに売り出されている水着だ。フランス南部カンヌのダヴィッド・リスナール市長は7月28日〜8月31日にかけて、ブルキニの着用禁止を宣言した。しかし、この水着はウェットスーツと見た目が変わらない。
一昨日、本サイトが配信した「本当にイスラム国をISILと呼ぶ必要があるのか!? 呼称問題を考える」に批判が殺到している。まあ、安倍親衛隊やネトウヨの「安倍さんが嫌いだからISILと呼びたくないだけだろう」などという言いがかりは放っておくとして、「関係ないイスラム教徒が差別されても平気なのか」「正式な国ではないのになぜ国扱いしたがるのか」などの批判にはもう一度きちんと答えておくべきだろう。 まず、「イスラム国のせいで、関係ないイスラム教徒が差別、攻撃されている」という指摘は感情的には理解できる。だが、やはり問題の本質からはずれていると言わざるをえない。 そもそも、イスラム国登場前から、ムスリムは攻撃され、迫害されていた。とくに9.11後のアメリカでは、イスラム教徒に対する偏見はたびたび問題になってきた。先日の、シャルリ襲撃事件後のフランスでも、ムスリムたちは自分たちへの偏見が助長されることを
(CNN) 今月1日は「世界ヒジャブ・デー」。ヒジャブはイスラム圏で女性が髪などを覆うためのスカーフだ。米国に住むイスラム教徒の女性が3年前から提唱し、今年はソーシャルメディアでも話題になった。 世界ヒジャブ・デーを発案したのは米ニューヨーク在住のナズマ・カーンさん。11歳の時、バングラデシュから家族とともに渡米した。カーンさんにとって、ヒジャブは信仰心と「慎み深さ」の象徴だ。 「慎みはイスラムの教えのひとつ。自分の信じる宗教に従ったからといって差別されることがあってはならない」と、カーンさんは主張する。 ヒジャブを非イスラム教徒や、普段は着用しないイスラム教徒にも着けてみてもらうというのが、世界ヒジャブ・デーの趣旨だ。 Fatima Jama, 20, of Fort McMurray tired on a today hijab at Peter Pond Mall for #Worl
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