【釧路町】釧路管内標茶、厚岸両町で2019年以降、相次いで牛を襲ってきた雄のヒグマ「オソ18」が駆除されたとみられることが21日、関係者への取材で分かった。クマは同管内釧路町で7月30日にハンターによって駆除された。関係機関が駆除された個体のDNA型鑑定をしており、最終確定を進めている。...
先月、北海道小樽市の小学校の敷地でスクールバスの運転手が故意に急ブレーキを繰り返し、乗っていた児童数人が首などに軽いけがをしたことが分かりました。運転手は市教育委員会の聞き取りに「車内で騒いだ児童を静かにさせるためだった」と話しているということで、警察は傷害などの疑いで調べることにしています。 小樽市教育委員会によりますと先月26日、市立潮見台小学校の敷地で、スクールバスの男性運転手が故意に急ブレーキをかける行為を2回繰り返したということです。 当時、バスには1年生から5年生までの児童25人が下校するために乗っていて、このうち数人が頭を前のシートにぶつけるなどし、額や首を痛める軽いけがをしたということです。 市教育委員会の聞き取りに対し、男性運転手は「車内で騒いだ児童を静かにさせるため、口頭で注意したあと急ブレーキを踏んだ」と話しているということです。 市教育委員会は翌27日から、この運転
取材目的で公共施設に足を踏み入れた新聞記者が、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕された――。2021年6月に北海道・旭川で起きた「事件」だ。 容疑者となった記者の勤務先・北海道新聞では、この事件をめぐって編集幹部と現場との間に大きな溝が生まれることになる。 原因は、取材先の対応や警察の捜査を批判せず、現場に全責任を負わせるかのような幹部の姿勢。のちに公開された読者説明記事はおよそ歯切れの悪い釈明となり、全社員に参加が呼びかけられた社内説明会は幹部の開き直りの場となった。 若手記者のみならず採用内定者にまで社への不信が広がる中、ここ3カ月ほどは新たな動きが伝えられず、一部で求めがあった第三者調査委員会の設置なども実現しないままだ。 時間とともに語られなくなったその事件はしかし、今も終わっていない。(ライター・小笠原淳) ●道新の労働者7割が「実名は不適切」 一報が伝わったのは、2021年6月22日
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18日朝早く、札幌市東区の市街地にクマが出没し、警察によりますと、4人が襲われて重軽傷を負いました。 クマは午前11時すぎに同じ東区内で猟友会によって駆除されました。 18日午前3時半ごろ、札幌市東区北31条東19丁目の路上で「クマが南の方向に走っていた」と近くの住民から警察に通報がありました。 付近ではクマを目撃したという通報が午前10時までに30件以上相次いだということです。 警察によりますと、午前6時前、最初に目撃された場所から南へおよそ1キロほど離れた札幌市東区北19条東16丁目付近で70代の男性と80代の女性が次々に襲われて軽いけがをしました。 ほかにも、40代の男性2人がそれぞれ別の場所で襲われ、このうち1人はろっ骨を折るなどの大けがだということで、けがをした人は合わせて4人となりました。 警察などが追跡を続ける中、クマは半径2キロ余りの範囲を8時間近くにわたって歩き回りました
自宅敷地内に娘の遺体を埋めたとして、死体遺棄罪などに問われた北海道旭川市の無職の男(38)と妻(36)の両被告の公判が4日、旭川地裁(三沢節史裁判長)であった。娘が生きていると見せかけ、特別定額給付金10万円をだまし取ったとして、追起訴された詐欺罪の審理が行われ、2人は起訴事実を認めた。 検察側は証拠調べで、当時、両被告は困窮しており、給付金のほかに、死亡した娘の児童手当を旭川市から受け取っていたとした2人の供述調書を読み上げた。 また、2人が給付金を受け取った当日、約33万円を支払って子猫2匹を購入したとして、男が「猫で家の雰囲気を明るくしたいと思った」などと供述したことを明らかにした。 起訴状によると、2人は6月、死亡した娘が生存していると装い、旭川市から特別定額給付金10万円をだまし取ったとされる。
札幌市の「マイナポイントお手伝い窓口」で、別人のマイナポイントを付与する手続きをしたミスがあったことが分かりました。 札幌市によりますと2022年12月5日、札幌市厚別区役所の「マイナポイントお手伝い窓口」で札幌市から委託を受けた人材派遣会社の支援員が、訪れた70代男性がパソコン上でログアウトせず退席した後、その登録画面上でそのまま60代女性の手続きを手伝いました。 男性のマイナポイント(1万5000円分)が女性に付与…
北海道岩見沢市で、29日、高齢夫婦の家に男が押し入る強盗事件がありました。男は、食事と金を要求し現金を奪いましたが、逃げる際に「マスク10枚」を置いていったということです。 (高齢夫婦) 「ノコギリ振り回して入ってきた。『ご飯くれご飯くれ』って。ご飯あげたらそこで食べて。お腹すいて入ってきたんじゃないかなと」 岩見沢市栗沢町に住む高齢の夫婦。口を開いたのは、29日被害に遭った強盗事件についてです。29日午前11時ごろ、住宅の裏口から侵入したのは「のこぎり」を持った男。男は夫婦に食べ物を要求しました。88歳の妻がごはんとおかずを差し出すと、男は、ごはんをおかわりしたということです。さらに… (高齢夫婦) 「帰るってなったら『お金くれ』って言うから、2000円あげたらそれ持って逃げた。お金あげたからかもしれないけどマスク10枚ほど置いていった」 逃げる際にマスクを10枚置いていったという男。男
11日午後6時10分ごろ、北海道利尻島の利尻富士町鴛泊(おしどまり)港町の港付近で、道立高3年の女子生徒(17)が乗船中のフェリーから海に飛び降りた。生徒は海上で発見されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。生徒は家族から行方不明の届け出が出ており、保護した道警稚内署の警察官2人がフェリーに同乗して家族の元に送る途中だった。…
札幌市で16日夜に起きた爆発事故で、倒壊建物に入居していた不動産仲介店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」(同市北区)の佐藤大生(たいき)社長が18日に会見した。店長が室内で在庫の消臭スプレーを処分するため、120本を並べて立て続けに噴射し、約20分後に給湯器を使おうとして爆発が起きたと説明。「心よりおわび申し上げたい」と謝罪した。 店内には当時、店長と従業員の2人がいた。佐藤社長が2人から聞き取ったところ、スプレーを噴射したのは事故当日の2日後に店の改装を控え、在庫を処分するためだったという。 午後8時ごろから、店長が1人で店内のテーブル4カ所に120本を並べて中身を噴射させた。店内が煙ったため、2人はいったん外へ出た。15~20分後に戻り、店長が手を洗おうと給湯器をつけたところ、爆発が起きたという。店長は「匂いは残っていた」と話しているという。 佐藤社長によると、スプレーは、
札幌市の資源ごみの選別施設で23日に見つかった人の腕について、市の郊外に住む人から「腕とわからず自分がごみの集積所に捨てたものかもしれない」と申告があり、警察は確認を進めるなど詳しく調べています。 警察によりますと、24日午前中に、ニュースを見たという札幌市郊外に住む人から「路上に落ちていたのが腕とわからず、自分が新聞紙に包んでごみの集積所に捨てたものかもしれない」と申告があったということです。 申告内容を確認した結果、近くで似たような目撃証言をする人が複数いることがわかったほか、腕の傷は人為的に切断された痕でない可能性の高いこともわかったということです。 警察は、遺体の身元の確認を進めるなど引き続き詳しく調べています。
逮捕された北朝鮮籍の乗組員が乗った木造船は9日午前7時45分ごろ、海上保安庁の船に引かれて、北海道函館市の函館港中央埠頭(ふとう)に接岸。直後に道警の警察官や海保の職員らが一斉に乗り込んだ。 午前8時ごろ、船内から「逮捕、逮捕!」と叫ぶ声が上がった。乗組員は、複数の警察官らに両脇を抱えられたり、わめき声を上げて激しく抵抗したりしながら順次下船。最後の1人は担架で運ばれ、30分ほどかけて全員が船を下りた。 逮捕された3人は無人島・松前小島の物置から発電機を盗んだとされる。物置を所有する松前さくら漁協によると、物置と小屋から家電や漁具などが盗まれており、被害総額は約790万円に上るという。佐藤正美組合長は9日、「被害の大きさを考えれば、逮捕は当然かと思う。これで真相が解明されるはず。今後の捜査に期待したい」と話した。(阿部浩明、弓長理佳)
北朝鮮の木造船が漂着した北海道松前町沖の無人島から12月4日、家電製品のほか、灯台のソーラーパネルが、現場から無くなっていたことが分かりました。 警察などが島に入り、関連を調べています。 漂着した木造船の正面に張り付けられた白いプレート。 最上段と2段目には数字が並び、その一番下の段のハングルは…。 「朝鮮人民軍第854部隊」と記されています。 海上保安庁などの調べに対し、「北朝鮮から来た。漁をしていて、舵が壊れて、漂流していた」などと話していた乗組員ですが、謎が深まっています。 高谷響カメラマン:「船員が手を振っています。笑顔がみられます」 11月末、北松前町沖で見つかった、北朝鮮の男性10人が乗った木造船への立ち入り検査は、12月4日で5日目を迎え、警察などが引き続き、乗組員から事情を聞いています。 木造船は11月28日、松前町沖の無人島、松前小島に一時、漂着したことが確認されていて、
サケの不漁でイクラの価格の高騰が続く中、北海道岩内町のサケの人工ふ化施設で170匹余りのサケからおよそ87キロの卵が盗まれ、警察が窃盗事件として捜査しています。 警察が周辺を調べたところ、近くの草むらに170匹余りのサケが捨てられているのが見つかりました。サケは鋭い刃物のようなもので腹を割かれて卵がなくなっていて、漁協によりますと、盗まれた卵はおよそ87キロ、市場価格で69万円相当にあたるということです。 この施設は、川を遡上(そじょう)してきたサケから卵を取って人工的にふ化させるもので、屋外にある生けすの周辺にはフェンスや監視カメラなどは設置されておらず、誰でも入れる状態でした。 警察は、職員がいなくなった23日午後3時から24日朝までに何者かが施設に侵入して卵を盗んだと見て窃盗事件として捜査しています。 北海道のことしの秋サケ漁は漁獲量が大幅に減っていて、サケの卵が原料のイクラの取り引
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