秋田県由利本荘市は10月26日、新型コロナウイルスワクチン接種会場のトイレで、前日にワクチンを接種した市内の60代女性が亡くなっているのが見つかったと発表した。女性は1回目の接種で、基礎疾患はなかったという。ワクチンは米モデルナ製。 市によると、女性は接種会場の体育施設で25日午後2時6分に1回目を接種。15分の経過観察を終え、2回目を予約した後、トイレを利用中に死亡したとみられる。26日午前9時35分ごろ、施錠したトイレの個室内で壁に寄りかかって亡くなっている女性を、清掃業者が発見した。死因や接種との因果関係は不明としている。 市によると、委託している業者が25日夜、施設を施錠する前に見回りしたが、トイレのセンサー式の明かりがついておらず、無人と判断したという。今後、見回り時にトイレに人がいないか、確認を徹底するとしている。 ⇒3回目のワクチン接種「ブースター接種」の効果、副反応どれくら
「新型コロナワクチンで多くが亡くなっているのは本当ですか」。厚生労働省のウェブサイトにあるQ&A欄に掲載されている質問だ。回答は「ワクチン接種と因果関係があると判断された事例はありません」。今月3日までに接種後、1255人の死者が報告されているが、ワクチンが死因と判断された人はゼロ。大半の因果関係は分からないという。なぜなのか。(沢田千秋)
中国河南省で娘(12)が新型コロナウイルスワクチンを打った後に急死したとして、政府機関に情報公開などを求めていた女性が18日までに、「公共秩序騒乱」の疑いで地元当局に拘束された。香港紙、明報などが伝えた。 明報によると、女性の娘は8月上旬に接種した2日後、高熱や呼吸不全となり、同28日に死亡。女性は短文投稿サイト、微博(ウェイボ)で、地元当局に情報公開や対応を求めたが回答が得られず、当局の関係者とみられる男らに暴行されたと訴えていた。北京へ陳情しに行こうとしていたが今月16日に拘束された。 同紙によると、中国当局はこれまで接種に関連する死亡例を公表していない。 中国疾病予防コントロールセンターは5月に副反応の報告を発表したが、複数ある製品のどのワクチンでどういった副反応があったかなど詳細な情報は含まれなかった。(共同)
米カリフォルニア州ロサンゼルス西部のビバリーヒルズで、反マスク主義者らが「マスクは児童虐待にあたる」と大声で訴え、小学校へ登校する親と子供へ妨害行為をはたらいた。英「デイリー・メール」紙をはじめ複数メディアが報じている。 【動画】マスクをつけている親子に「これはレイプだ」と叫ぶ異様な集団 登校の妨害をしたのは、自由と市民参加を重んじる人々の集団を自称する「ビバリーヒルズ・フリーダム・ラリー」の発起人シバ・バガリとその団体のメンバーだ。 アメリカで行われた「全国徒歩・自転車通学日」に歩いて小学校へ向かう保護者がいるなか、デモ参加者は「アメリカの自由を守れ」「マスクなし、ワクチンなし」「強制的なワクチン接種は違法」と書かれた看板を持ち、街を練り歩いた。 米ニュース「CNN」が公開した動画には、子供の手を握り、小学校に登校する母親に対し「子供にマスクを着用させ、息ができない状態にしたらトラウマに
ファイザー製ワクチンの免疫は2回目の接種後2カ月ほどで低下するとの研究結果が出た/Jae C. Hong/AP/FILE (CNN) 米ファイザーが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、2回目の接種から2カ月ほどしてから免疫による防御効果が低下することが、実世界で行われた2件の研究で確認された。ただ、重症や入院、死亡を防ぐ効果は高いままだという。 2件の研究はイスラエルとカタールで行われたもので、6日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表された。ワクチン接種を完了した人であっても感染予防対策を維持する必要があるとの主張を裏付ける結果となっている。 1つ目の研究はイスラエルの医療従事者4800人を対象に行われ、2回のワクチン接種後に抗体レベルが急速に低下することが判明した。この傾向は特に男性や65歳以上の人、免疫不全状態の人の間で顕著だった。 論文による
(CNN) 米ワシントン州シアトルを含むキング郡の保健当局は、同郡に住む30代後半の女性が先月、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後、まれな副反応とされる血栓症を起こして死亡したことを明らかにした。 発表によると、女性は8月26日に接種を受け、血小板減少をともなう血栓症(TTS)で9月7日に死亡。米疾病対策センター(CDC)が診断を確認した。CDCはこれまでに、TTSによる死亡例を全米で3件確認している。 J&Jは、接種後に起きた有害事象の報告と同社の判定結果をすべて米食品医薬品局(FDA)や欧州医薬品庁(EMA)、世界保健機関(WHO)、同社のワクチンを承認した他国の保健当局に伝達していると強調。「早期発見と効果的な治療のため、前兆や症状についての認識を高める取り組みを強く支持する」と述べた。 CDCは声明で、この女性の症例がJ&J製ワクチ
<日本では年間で約17万人が異状死体として発見されるが、その多くが死亡した原因をきちんと調べてもらえない現実> 新型コロナ感染症によって自宅などで死亡する人が増えている。 警察が9月に発表したところによれば、2020年3月から2021年8月までに、新型コロナにより自宅などで死亡した人の数は817人になるという。しかもこの数字は、前月である7月から8倍に急増しており、その半数は、比較的若い50代までが占めていた。 新型コロナ禍であまり語られないのが、病院以外で死亡した感染者たちが発見後にどうなるのかという処遇の問題である。その実態を見て行く前に、まず日本の死にまつわる実態を見ていきたい。 そもそも、日本では年間に何人が死んでいるのか。日本では年間に137万人ほど(2021年)が死亡する。その中で、病院で死亡したり、通院していたなど明らかな治療中に自宅などで亡くなったといった場合には、病院の担
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにワクチン接種を受けた一部の女性が生理に関連する副反応を訴える事例が増え、米国が関連研究に入った。生理不順や生理痛などの症状だけでなく、閉経したが生理が再開したという副反応まで報告されている。 ニューヨークタイムズ(NYT)が13日(現地時間)に報道した内容によると、米国で年初から新型コロナワクチン接種が始まって以降、一部の女性がソーシャルメディアを通じて、ワクチン接種後の生理関連の副反応を訴えている。女性の生理に関連する主な副反応事例は生理不順、生理痛の増加、生理量の変化など。一部の女性は閉経から数年経っていたが生理が再開したと、NYTは伝えた。 米国立衛生研究所(NIH)は新型コロナワクチンと生理関連の副反応の研究に今後1年間に167万ドル(約2億円)を支援すると明らかにした。NIHは「一部の女性は新型コロナワクチンを接種した後に生理不順や無月経な
世界でもっとも早くワクチン接種を実施したイスラエルからの、「感染を防ぐ効果が6カ月で約60%、7カ月後には40%にまで低下した」という報告が世界を不安に陥れている。また同国では、入院患者の60%がワクチン接種済みであるというレポートもある。 その結果、同国ではすでに3回目の接種をスタートした。 しかし、「同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、動物実験では5回目から死亡する例が増加。7~8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果もある」とも東京理科大学名誉教授、村上康文氏は話す。 生活習慣以外には「ワクチン」しか予防手段がない現在、複数の変異株に対して有効と考えられる「murak抗体(ムラック抗体)」が開発され、近く製品化される可能性があることがわかった。 この「ムラック抗体」は、前出の東京理科大学名誉教授、村上康文氏(東京大学薬学系研究科 薬学専攻修了・薬学博士、オーダーメー
7日、パリで行われたワクチン接種証明書に反対するデモで複数の言語で「自由」と書かれたボードを掲げる男性=AP 【パリ=谷悠己】新型コロナウイルスワクチンの接種証明書「衛生パス」の提示義務を拡大したフランス政府への抗議デモが7日、4週連続で行われ、全土で23万7000人(仏内務省調べ)が集まった。前週より約3万人多く、9日からの本格導入を前に抗議の意思を示した。
[ロンドン 12日 ロイター] - 英国のジョンソン首相は、今後数カ月の冬季に向けた新型コロナウイルス対策を14日に発表する予定で、ワクチン接種が完了した人への接種証明書(ワクチンパスポート)の導入中止を明らかにする。ジャビド保健相が明らかにした。 ジャビド氏は複数放送局とのインタビューで、新型コロナ対策のための新たなロックダウン(都市封鎖)は見込んでおらず、政府はコロナウイルスのワクチン接種と検査に重きを置いていることから、ワクチンパスポートは導入しないとの見通しを示した。 9月12日、英国のジョンソン首相は、今後数カ月の冬季に向けた新型コロナウイルス対策を14日に発表する予定で、ワクチン接種が完了した人への接種証明書(ワクチンパスポート)の導入中止を明らかにする。写真はロンドンでワクチン接種を受ける人。8月1日撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)
9月3日に開かれた「新型コロナウイルス感染症対策分科会(第7回)」では、京都大学の古瀬祐気特定准教授が、「新型コロナウイルスワクチン接種後の社会における感染拡大」と題した今後の感染予測を発表した。平均で接種対象年齢の75%程度が接種すると考えて、デルタ株の感染力を基本再生産数が5と想定し、ワクチンの効果を感染予防が70%、入院・重症化予防が90%という想定だ。 その結果、感染は主にワクチン非接種者の間で続くため、私たちがコロナ以前の生活に戻って、まったく感染対策をしなかったとしたら1回の流行である150日間で累積死者数が10万人を超えるという。 これは、2020年4月15日に当時、厚生労働省の新型コロナクラスター班に属していた現・京都大学教授の西浦博氏が記者会見で、「人と人との接触を8割減らさないと、日本で約42万人が新型コロナで死亡する」という予測を発表したものと本質的には変わらない。ワ
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