タグ

ブックマーク / xtech.nikkei.com (70)

  • 第31回:繰り返されるシステム共同化の失敗

    情報システムを自分専用に作ろうとすると相当な金がかかる。それでは数社が集まって一つのシステムを作り、各社が同じシステムを利用したらどうか。4社集まれば開発費は1社で賄う時に比べ、4分の1になるはずだ。経営者にとって非常に嬉しい話である。ところが、そうならないことが案外多い。単独で開発したのと変わらない費用が必要になったり、最悪の場合、システムができあがらないことすらある。 そうした事例の一つとして、日経ビジネスEXPRESS(現・日経ビジネスオンライン)に、2003月6月23日に公開した『富士通の地銀システム開発に遅れ、新聞では分からない深層』を再掲する。たまたま富士通の例になってしまったが、他のコンピュータ・メーカーも大同小異の失敗をしている。最近でも、3年前の富士通と同様の理由で、同様の状態に陥っている失敗例がある。3年前の記事を再掲する所以である。 2003年6月19日付日経済新聞

    第31回:繰り返されるシステム共同化の失敗
    shkatou
    shkatou 2016/01/04
  • ヤマト運輸、荷物受け取り前に配達日時を変更可能に

    ヤマト運輸は2013年4月19日、宅急便の荷物を受け取る前に配達日時を変更できるサービスを開始すると発表した。対象は個人会員制サービス「クロネコメンバーズ」の会員。サービスは4月22日から開始する。「受け取る方が荷物を待ったり、不在通知票をやり取りしたりするストレスを軽減するのが目的」(ヤマト運輸広報)という。 配達日時の変更は同社のWebサイト「荷物お問い合わせシステム」上で操作する。通販サイトなどで物品を購入した場合、荷物の追跡に利用する「送り状番号」が通販業者から購入者に通知されることが多い。購入者(荷物の受取人)はこの番号を使って、荷物お問い合わせシステム上で受取日や時間帯を変更できる。 従来は(1)荷物の発送者(通販業者)側が配達時間を指定する、(2)受取人が不在連絡票や不在確認メールを受け取って再配達時間を指定する、(3)事前に配達日時を通知する「お届け予定eメール」を受け取っ

    ヤマト運輸、荷物受け取り前に配達日時を変更可能に
    shkatou
    shkatou 2013/04/19
    これはよさげ
  • [ITpro EXPO 2010]NTTデータ、Webアプリ開発のソースコード自動生成機能をデモ展示

    2010年10月20日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2010」でNTTデータは、開発支援ツール「TERASOLUNA IDE」の設計書/ソースコードの自動生成機能をデモ展示している。 自動生成できるのは、Javaを使ったWebアプリケーションの設計書とソースコード。まず、事前準備としてデータベースを設計し、英語のカラム名と日語の表示項目名を対応付けたマッピング情報ファイルを作成しておく。後は、ウィザードに従って必要な項目を選択していくだけで、Webアプリの設計書Javaのソースコードを自動的に生成するのだという。「5分もあればWebアプリが完成する」(説明員)。 生成する設計書は、画面遷移図(写真1)やオンライン処理設計書など。発注元の顧客企業にほぼそのまま提出できる正式なドキュメントとして生成する。またJavaのソースコード(写真2)だけでなく、「TERASO

    [ITpro EXPO 2010]NTTデータ、Webアプリ開発のソースコード自動生成機能をデモ展示
  • グーグルは“異形”のメーカー。ここが違う10個のポイント

    グーグルは世界有数のハードウエアメーカーであり、ソフトウエアメーカーである。1990年代末に他に先駆けて「情報爆発」に直面し、いち早くそれに対応したグーグルのコンピュータは、従来のコンピューティングと比較すると常識外れにすら見える進化を遂げた。グーグルコンピューティングの特異さを10個紹介しよう。 (1)自前主義 グーグルは売上高を見ると「広告会社」だが、その実態は7000人を超えるエンジニアを抱える世界有数のメーカーである。しかもそのコンピューティングのあり方は、従来型のそれと大きく異なる(図1)。グーグルが“異形”のメーカーなのは、同社がハードもソフトも自前主義を貫いているからだ。 使用するサーバーはすべて自社開発だ。一部報道では、グーグルは台数ベースで米デルや米ヒューレット・パッカード(HP)に次ぐ「世界第3位」のサーバーメーカーだという。 サーバーだけではない。2007年、大手ネッ

    グーグルは“異形”のメーカー。ここが違う10個のポイント
  • ブラウザだけじゃなくなった! Silverlight 3の新機能

    WINGSプロジェクトは,有限会社WINGSプロジェクト(代表取締役:山田祥寛)が運営するライティング・チーム。海外記事の翻訳から,主にサーバーサイド分野の書籍/雑誌/Web記事の執筆,講演,アプリケーション開発などを幅広く手がけています。2009年8月時点での登録メンバーは30名で,現在も一緒に執筆をできる有志を募集中。執筆に興味のある方は,どしどし応募ください。 2009年7月16日,東京六木でデザイナー,開発者向けイベント「ReMIX Tokyo 2009」が開催されました。同イベントで,ヤフーを初めとする国内企業でのSilverlightの採用事例のデモやSilverlight 3の日語環境リリースのアナウンスがされました。 Silverlightはマイクロソフトが開発したクロスプラットフォーム/クロスブラウザ対応のプラグイン。Silverlightを利用することで,動画やアニ

    ブラウザだけじゃなくなった! Silverlight 3の新機能
  • 「クラウド」とはいったい何か ITベンダーは本質を語れ

    雨は雲の中から降ってくる。しとしと程度の雨だったら「こういう刺激もいいね」と好意的に受け止めるが、土砂降りになれば泥まみれになる。今のクラウドコンピューティングは、まさにゲリラ豪雨のような勢いだ。大量の情報がITベンダーから一気に押し寄せてきている。 「新しいサービスというが、そのクラウドコンピューティングが何を提供するのかという肝心な説明がない。単なる新しいデータセンターの話に終始している。物理的なインフラと、インフラの使用用途を混同しているのではないか」。IT部門出身のシステムコンサルタントである東山尚氏は、こう話す。 同氏が気にするのは、クラウドコンピューティングがITベンダーの視点でばかり語られていることだ。将来、すべての企業情報システムがクラウドに飲み込まれてしまうという観測が流れるほど。「自社システムの将来はユーザー企業が決めることだ。クラウドコンピューティングというはやり言葉

    「クラウド」とはいったい何か ITベンダーは本質を語れ
  • 富士通が進むクラウド時代の道

    富士通はどこに向かおうとしているのか。独SAPのERP、米シスコのユニファイドコミュニケーション、米セールスフォース・ドットコムのSaaSなど欧米製品を扱うケースがどんどん増えている。グローバル展開するうえで、こうした協業は欠かせないと富士通は主張するが,その存在価値は薄れているように見える。サービスビジネス担当の広西光一副社長に、クラウドコンピューティングを例に富士通の進む道を聞いた。(聞き手はコンピュータ・ネットワーク局編集委員 田中克己) 富士通はどこに向かおうとしているのか。 富士通はSI、サービス、ソリューションで生きていくことを決めた。07年度、08年度の業績からその方向がはっきりしてきたことで、それらビジネスに必要なものだけをやることにした。 つまり、サーバーやストレージなどは要るが、これまでのコンピュータ事業に必要だった半導体やHDDを富士通のビジネスにならないということだ

    富士通が進むクラウド時代の道
  • 分からない点がやはり多いクラウド

    2008年9月に執筆した「調べれば調べるほど分からなくなる「クラウド」」という記者の眼が思いのほか,読者の支持を得ているようである。9カ月も前の記事にもかかわらず「エンタープライズ・クラウド」関連記事のアクセスランキングの上位に位置することも少なくない。はてなブックマークでの反響を見ても,同じような問題意識を持っている人もいるようである。 だからといって,疑問をほったらかしにしておくわけにはいかない。「いつまでも分からないと言っていてはダメでしょう。早く調べて解決してくださいよ!」。記者の一人にも,こう指摘された。日経コンピュータの中田敦記者である。 中田記者は,黎明期からクラウド・コンピューティングを取材しており,日経コンピュータやITproに多くの関連記事を執筆している。4月に出版した書籍「クラウド大全」の筆者の1人でもある。彼にしてみれば「クラウド」はもはやバズワードではなく(関連記

    分からない点がやはり多いクラウド
  • 実開発で分かったGoogle App Engine for Javaの“すごさ”

    ゴールデンウィークに特に予定のなかった筆者は,「ちまたで噂のGoogle App Engine for Java(GAE/J)とFlexでスケジュール共有ツールでも作ってみよう」と思い立ちました。およそ5日間かけて開発を進めたのち,2009年5月6日に「ご都合.com(画面1)」を公開しました。その後,はてなブックマークやニュースサイトなどでご紹介いただいたおかげで,公開後6日で約2000人の方にご利用いただいています。 そこで稿では,この「ご都合.com」の開発で実際に筆者が得た経験を通じて,GAE/JによるWebアプリケーション開発の実際とそのポテンシャルについて紹介します。 米Googleが2008年4月に発表したGoogle App Engine(画面2)は,「自分が開発したWebアプリケーションをGoogleのデータセンターで運用できるクラウドコンピューティング・サービス」です

    実開発で分かったGoogle App Engine for Javaの“すごさ”
  • ひとつ上のヒューマンマネジメント 10年後も通用する文章術(1) 「駄目でない」文章を書くための9カ条

    私は企業のIT企画部門の課長としてチームメンバーの文章をチェックしています。また,教育コンサルタントとしてビジネス文章を教えたり,国家試験科目の論文添削をしています。 異なる立場で非常に多くの文章を見てきたので,今では「どんな文章が駄目なのか」がよく分かるようになりました。ここから紹介するのは「よい文章を書く技術」です。 「よい文章」とは「駄目でない文章」 私は人に「よい文章を書くコツは何ですか?」とよく聞かれます。そのときにはいつも,「駄目な文章を書かないようにすることです」と答えています。 人が何をもって「よい文章だ」と感じるかどうかは,極めて主観的なものだと考えています。個人の受け止め方や感じ方に依存する部分が多いからです。 では,ビジネス文書でも「よい文章」を書かなくてはいけないのでしょうか。もちろん,それができるに越したことはありません。 しかし,どんな人でも「うまい」と言わせる

    ひとつ上のヒューマンマネジメント 10年後も通用する文章術(1) 「駄目でない」文章を書くための9カ条
  • SIerにとって“怖い”のはSaaSよりもPaaS

    SaaSよりPaaSの方がシステム・インテグレータ(SIer)に大打撃を与えるなあ・・・セールスフォース・ドットコムのマーク・ベニオフ会長兼CEOの話を聞きながら、そんなことを考えていた。クラウド・コンピューティングの最終的な勝者がどこになるかは別にして、このパラダイムシフトはSIerのビジネスモデルにトドメを刺す、そのことが妙にリアリティを持ち始めてきた。 PaaSはプラットフォーム・アズ・ア・サービス、つまりサービスとしてのアプリケーション開発・実行基盤のこと。SaaSのようにアプリケーションまで作り込んだサービスではなく、アプリケーションを作って動かす環境をサービスしましょうって話だ。セールスフォース・ドットコムは「Force.com」とか言っているが、PaaSは何もこの会社の専売特許ではない。日ITベンダーもおっかなびっくりだが似たようなサービスに乗り出そうとしている。 情報シ

    SIerにとって“怖い”のはSaaSよりもPaaS
  • TCPとUDP

    今回は,TCPとUDPを取り上げる。TCPとUDPは,どちらもネットワーク層(レイヤ3)のプロトコルであるIPの一つ上位に位置するトランスポート層(レイヤ4)のプロトコルである。TCPは,エンド-エンドで仮想的な通信路(コネクション)を張って通信する「コネクション型」のプロトコルで,信頼性の高い通信を実現するためにパケットの到着確認や失ったデータの再送などさまざまな制御のしくみを備えている。 一方,UDPは,そうした信頼性確保のしくみを捨て去り,速度や通信効率を徹底追求したコネクションレス型のプロトコルである。身近な利用例としては,SMTPやHTTPなどがTCPを使い,DNSやSNMPなどがUDPを使っている。 問1 TCP/IPネットワークにおいて,TCPを使用するアプリケーションはどれか。 ア DHCP     イ FTP ウ ICMP     エ NTP 問2 UDPのヘッダフィール

    TCPとUDP
  • 第47回 クラウドコンピューティングをどう定義するか

    クラウド・サービスはITのユーザーやベンダーにとって,新たな情報システム提供や利用の選択肢である。しかし,クラウド・コンピューティングの定義は明確ではない。企業は何がクラウド的であるのか,自身の選択にどう影響するのか,そしてクラウドは役に立つモデルであるかどうかを理解する必要がある。 Gartner,Inc. ダリル・C・プラマー マネージングVP兼ガートナー フェロー 亦賀 忠明 VP兼最上級アナリスト (Gartner Symposium/ITxpo 2008 チェア) サービス提供手段の流行語として、クラウドコンピューティングはいまだ完全に理解されているとは言い難い。企業やベンダーがサービス提供手段としてクラウドモデルを適用できるかどうかは、彼らがクラウドサービスをいかに容易に適用し、ユーザーが利用できるかがカギを握る。2013年までは90%のIT部門にとって、クラウドの品質やサービ

    第47回 クラウドコンピューティングをどう定義するか
  • セキュリティ強化でWebアプリが動かない

    IE7のセキュリティ強化によってIE6で使っていたWebアプリケーションが使えなくなるトラブルを招く可能性がある。ユーザーが遭遇する現象は2通りある。一つは警告画面が出て次の画面に進めなくなってしまうというもの。もう一つが,ActiveXコントロールが動かないという現象だ。 こうした現象は,社内の業務用Webシステムを利用する際に起こりやすい。社内システムは公開サーバーよりも緩いセキュリティ設定で運用されていることが多いからだ。 SSLの警告で業務が止まる 警告画面が出てWebアプリケーションが止まるのは,SSL関連のセキュリティ・チェックが厳密化されたためである。サーバー証明書をルーズに扱っていたり,古いサーバー・マシンを使っていると,こうした問題が起こる(図1)。 図1●フィッシング警告画面 古い証明書を使っている場合や自社の証明書発行局(CA)で証明書を発行している場合に警告が出るた

    セキュリティ強化でWebアプリが動かない
  • 第3回 ブラウザ統合,Webサービス,データグリッド,Silverlight 2のユニークな3機能を試す【更新版】

    この記事は2008年6月25日に公開しましたが,2008年9月9日に更新しました。この記事のコードはSilverlight Beta 2をもとにしています。そのため,2008年秋にリリース予定の正式版では,そのままのコードでは動作しない可能性があります。 記事中のサンプル・コードをこちらからダウンロードできます。 今回は,Silverlight 2のHTML(Hypertext Markup Language) DOM(Document Object Model)やJavaScriptとの統合,Webサービスの利用,Silverlight 2の特徴であるデータグリッド・コントロールの使用を解説します*1。 SilverlightとWebブラウザの統合 SilverlightはWebブラウザのプラグインですから,SilverlightアプリケーションからWebブラウザを制御したり,逆にWeb

    第3回 ブラウザ統合,Webサービス,データグリッド,Silverlight 2のユニークな3機能を試す【更新版】
  • [応用編]第1回 PMと技術リーダーの役割分担--技術リーダーと協調してWeb開発プロジェクトを成功に導く

    今回から,プロジェクトの現場ですぐに役立つ,プロジェクトマネジメントの実践ノウハウを解説する応用編に入る。今回は,Webシステム開発で生じることが多い,PM技術リーダーとの役割分担に起因する問題に焦点を当てる。 布川 薫/日IBM ゲスト執筆者:板倉 真由美/日IBM 前回まで理論編をお届けしてきたが,今回から応用編に入る。毎回,システム開発プロジェクトで活躍しているプロジェクト・マネジャーや現場の関係者をゲスト執筆者に招き,理論の学習だけでは得ることの難しいノウハウや勘どころを紹介していく。 応用編の初回では,BtoC(企業対個人)やBtoB(企業間)のEC(電子商取引)サイトなどのWebシステム開発プロジェクトにおけるプロジェクト・マネジャーと技術リーダー(リーダー・クラスのITエンジニア)の役割分担に起因する問題を解説する。今回のゲスト執筆者である板倉真由美氏は現在,Web関連

    [応用編]第1回 PMと技術リーダーの役割分担--技術リーダーと協調してWeb開発プロジェクトを成功に導く
  • まるごと大特集OS完全理解! Part1 今さら聞けないOSの疑問:ITpro

    OSは何のためにあるの? 私たちは,パソコンを使うときは必ず,WindowsMac OS X,LinuxなどのOS(Operating System)を起動しているはずです。今やOSなしにパソコンを使うことは考えられません。では,OSは何のためにあるのでしょうか? 簡単に言えば「ユーザーやプログラマに,コンピュータ(ハードウエア)の機能をわかりやすい形で提供するため」ということになるでしょう。コンピュータのハードウエアを直接操作するのでは大変なので,ユーザーもプログラマもOSが提供する機能やサービスを通してコンピュータを利用しているのです。 現代のOSはいろいろな機能を提供します。その中でも主要なものを図1に挙げました。(1)プロセス/スレッド管理と(2)メモリー管理は,複数のアプリケーションを同時に動かす(マルチタスクまたはマルチタスキングと言います)ための仕組みを提供します。一般的に

    まるごと大特集OS完全理解! Part1 今さら聞けないOSの疑問:ITpro
  • エンジニアのためのWebデザイン教室:ITpro

    Webプログラムを手がける企業であっても,必ずしもWebデザイナが存在しているとは限りません。プログラマが自分でデザインを適用しなくちゃならないことも少なくありません。 技術者の人と会話をすると「僕にはデザインのセンスがなくてね」という自嘲的な発言をよく耳にします。しかし,Webデザインにセンスは必ずしも不可欠ではありません。ちょっとしたポイントを学習することで,誰にでもしっかりデザインされたページが作れます。HTMLCSSによる実装を通して,デザインの基礎を学んでいきましょう。 第1回 Webデザインに必要なのはちょっとした知識と訓練 第2回 Webデザインの基礎はHTMLの構造にあり 第3回 文書を装飾するのはCSSの役目 第4回 Webデザインの基を学ぶための環境について 第5回 HTML文書を装飾するCSSの基礎(その1) 第6回 HTML文書を装飾するCSSの基礎(その2)

    エンジニアのためのWebデザイン教室:ITpro
  • まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第19回 HTTPとCGI:ITpro

    Webアプリケーションが流行しています。Webブラウザ上で何でも実行させる昨今の風潮はいかがなものかと思いますが,これも時流なのかもしれません。Webプログラミングに習熟する前段階として,今回は基礎となるHTTPとCGIについて学びます。 WWW(World Wide Web)はもともと欧州合同素粒子原子核研究機構(CERN)で開発された,相互リンクした技術文書を参照する手段でした。文書間のリンクが世界中をクモの巣(Web)のようにつなぐありさまをもってWWWと名づけられました。 WWWが最初に登場した時点では,基技術は次の3つしかありませんでした。 (1)HTML(HyperText Markup Language),相互にリンクされた構造を持つ文章を記述するマークアップ言語。 (2)URL(Uniform Resource Locator),各地のサーバーに分散した,文書を指定する記

    まつもと直伝 プログラミングのオキテ 第19回 HTTPとCGI:ITpro
  • 「Joel on Software」の筆者が語る“人を幸せにする”ソフト開発のポイント:ITpro

    2008年2月13日,ソフトウエア開発者向けイベント「Developers Summit 2008」(主催:翔泳社)が始まり,米Fog Creek SoftwareのCEOであるJoel Spolsky氏(写真1)がセッションに登壇した。Spolsky氏は,ソフトウエア開発についての諸問題を皮肉とユーモアたっぷりに論じた書籍およびブログ,「Joel on Software」で有名。セッションも著書と同じく皮肉とユーモアに満ちたものになった。 セッションのテーマは「素晴らしいソフトウェアを作るということ」。機能的に優れた製品を作っても,市場で優位に立てないというよくある現象を分析し,万人に愛されるソフトウエアを作る方法を探るという流れでセッションは進んだ。 セッションの冒頭でSpolsky氏は,いきなりサッカー選手David Beckhamとその同僚Landon Donovan(どちらもLo

    「Joel on Software」の筆者が語る“人を幸せにする”ソフト開発のポイント:ITpro