最近読んだ本で、少し私の仕事に関係のありそうな話題をご紹介しましょう。 西江雅之「新『ことば』の課外授業」という本なんですが、さすがに著名な言語学者による書だけあって、難しい話題(のヒント)が平易に書かれています。個人的な趣味で楽しく読んではいるんですが、こういう本って、仕事に役立つ事が多いんですよね。 西江雅之 「新『ことば』の課外授業」 西江雅之さんはとりわけスワヒリ語に詳しい学者さん。学校の教科書にもその文章が採録されていたりしますので、比較的名の知れた言語学者なのではないかと思います。 思うに、日本語だけを勉強していても日本語のことはよくわかりません。他言語を介して初めて分かる事もある。私は日本語と英語以外の言語をあまり知りませんが(大学で学んだドイツ語はほとんど忘却の彼方へ(笑))、今まで、英語を通じて日本語に関する気付きを得るということは稀なことではありませんでした。 いまのと