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ブックマーク / med-legend.com (6)

  • 医学都市伝説 | 非国民症候群

    もう30年近く前の事になるだろうか、当時私はある関西片田舎地方の自治体病院で働いていた。そのころ、ある共通項でくくることが出来そうな一群の人々を見ていて、地方学会あたりで発表しようかどうかと考えていた症例群があったのを思い出した。 数例あった筈なのだが、いま思い出せるのは2例程度だ。草稿は書いたがなんとなく発表がためらわれ、どこかに行ってしまった。時代的な制約もあり、おそらくこのようなまとめ方が出来る人々を見ることはもうないだろう。そのまとめ方にもかなりの異論があって不思議ではないが、当時そのような理解の仕方をしていたことは確かに意味があったと思うのだ。 そもそも、上に掲げた「非国民症候群」というのを読んだだけで、平和と民主主義の時代に、なんというふざけた保守反動イデオロギーを持ってくるのだと、非難されても仕方がない。しかし、言いたいことは、間違った方向に進んでいた時代に、そこからの「逃げ

    synonymous
    synonymous 2010/03/06
    大英帝国において、ノブレスオブリージュちゅうて、真っ先に兵役に就く伝統があるというのは、こういう怨嗟のまなざし対策にはうってつけであったろうね。
  • 医学都市伝説: ルシファー効果

    スタンフォード監獄実験という心理学実験について、聞いたことがある方は数多いであろう。1971年夏、スタンフォード大学心理学教室のフィリップ・ジンバルドによって計画され、予想以上の問題点を露呈して予定日程なかばで中止された実験である。Wikipediaにその詳細がアップされているので、興味ある方は参照して頂きたい。 この実験が意図していたのは、人間の残虐性というものが個別的な性質によるものなのか、社会的な役割によって導かれるものなのかを確かめることであった。実験は、ボランティアから、性格や行動上の偏倚が少ないと判断された被験者21名を、ランダムに囚人10人と看守11人に振り分け、2週間の予定でその行動を観察した。 彼らは大学の地下室にしつらえられた「監獄」に送られ、囚人役、看守役それぞれに対し、いかにもそれらしいコスチュームや行動原則が割り振られたのだが、実験開始直後から、当初の設定を超えて

    synonymous
    synonymous 2007/05/12
    『正しいことを主張するという行為それ自体に、私は支配への欲望というダークサイドがつきまとっているのを常に実感してしまう』面白いことを行うことを一義にする訳。
  • 医学都市伝説: カーゴ・カルト運動50周年記念日

    去る2月15日、南太平洋のバヌアツ共和国を構成するタンナ島(かのエロマンガ島の南に位置する島といえば判りやすいか)で、「ジョン・フラム運動50周年記念」の祭典がとりおこなわれた。Link> ジョン・フラム運動は主にメラネシアで展開された一種の対抗文化的宗教運動、カーゴ・カルト信仰の末裔である。カーゴカルトは積荷信仰とも訳される。 第二次大戦中、太平洋諸島に展開した米軍が戦略物質を大量に島々に投入したのをみた島民たちが、自分たちの先祖の精霊が、米軍の姿を借りて、来は自分たちのものである富を運んできてくれたのだと理解したことに始まる。 多くは黒人米兵となって現れた彼らの祖霊は、彼らの固有文化を守って待ち続ければ、米軍が彼らの富をまた運んでくると約束してくれる。島民たちは、飛行場のような広場を作り、星条旗風の旗を立て、彼らなりに把握した飛行機のモックアップを作って、米軍=彼らの祖霊をいつまでも

    synonymous
    synonymous 2007/02/20
    ヤコペッティの件の映画も一度見てみたいものでは有るのだった。
  • 医学都市伝説: こうなったのもあなたのせいだ

    2006年06月15日  こうなったのもあなたのせいだ [とか映画とかTVとか舞台とか] YouTubeネタなのでスルーしようかと思ったが、あまりのインパクトについアップ。元映像は90年代にフジTVで放映されていたらしい"ZUIIKIN' ENGLISH"(「随意筋英語」ということか)という番組らしい。 英語のフレーズをコントで解説して、最後にそのフレーズにあわせて小娘たちがエアロビクス風のダンスを踊るという趣向(オッサンも踊っているが)。どうも、地デジで再放送されたのを現在日在住中の毛唐がYouTubeにアップしたようだ。 なお、映像へのリンクはこちら。すぐに削除されそうな気もするので、早めに手元に確保された方がいいかもしれない。実際、痴話喧嘩に使うような英語なんか、そんなに勉強する機会もないわけで。(Via) YouTubeには今現在、51のコメントが寄せられていて、その全てがこの

    synonymous
    synonymous 2006/06/21
    随意筋英語
  • 医学都市伝説: なお深い医療の闇・今度は「安楽生」発覚

    2006年04月01日  なお深い医療の闇・今度は「安楽生」発覚 [今日は何の日] 富山県の市民病院で発覚した「呼吸器取り外し」事件の余波もさめやらぬ中、首都圏の総合病院医師が受け持ち患者に対して「安楽生」を公然と行っていたことが判明し、関係機関は詳細の把握に追われている。 情報によれば、この医師は「生活習慣病」の受け持ち患者に対して、一般に指導されるような意味の乏しい様々な生活規制を全く行わず、「自分が一番楽に感じるままに生活しろ」と強要していた疑いがある。悪質な例では、コレステロール値上限値を5%越えていたため、厳重な生活規制下にあった86歳の女性に対して、「トロでもイクラでもべたいものをべればいい」と示唆し、そのためこの患者は6年後に死亡した。 この医師の周辺では80台、90台の患者を中心にして死亡例があいついており、「気楽に生きるのが一番」という、医師の立場を利用した患者への

  • 医学都市伝説: なんだかなぁ「脳内汚染」

    2006年01月19日  なんだかなぁ「脳内汚染」 [とか映画とかTVとか舞台とか] スラッシュ・ドット・ジャパンに、「脳内汚染」なる新刊書にかんするスレッドが出来ていて、これを書いている今現在、250近いコメントがついて大にぎわいである。「脳内汚染」は精神科医の岡田尊司という方が書かれたもので、現代のアノミー的社会現象の多くが、PCゲームやネットの蔓延によるものだという、はなはだ判りやすい煽りを展開しているものらしい。 「らしい」と書くのは、私はこのを読んでいないからなのだが、先週末、毎日新聞の書評で、鹿島茂氏がこのを絶賛しておられるのを読んで、かなりガックリきたものだ。鹿島氏ともあろう方が、こんな「ゲーム脳の恐怖」の二番煎じみたいなクズを(*)褒めそやすとは、なんたることであろうか。これには絶対何か修辞学的理由があるに違いないと思ったほどだ。(*)読んでもいないを批判するのは

    synonymous
    synonymous 2006/02/09
    「専門家なら誰でも知っている「臨床家として使えない奴が司法精神医学に(以下自粛モゴモゴモゴ)」なんてことが一般にばれてしまうではないか。」
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