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ブックマーク / essa.hatenablog.com (24)

  • リスクテイカーという貴重な資源 - アンカテ

    ゴーンさんのこれまでについてはよく知らないし、これからどうなるのかもわからないが、そういう私にも確実に言えることがひとつあって、それは彼がリスクの取り方をよく知っているということである。 私たちは、彼が出国に成功した時点からネタバレで見ているので見落としがちだが、実行前には、これはどうなるか誰にも予想できないことであったはずだ。特にゴーンさんの視点から見ると、彼は他人が自分の思惑通りに動かないという体験を、最近しているわけである。 ここ数年は勇退のチャンスも何度かあったが、それに乗らなかったのは、まさか自分の蓄財が不正として告発されるとは夢にも思っていなかったからだろう。それがグレーなのかクロなのかはわからないが、日政府やフランス政府も含め、ほとんどのステークホルダーにとって、自分を日産ルノー連合のトップに据えておくことが得だと考えていたのだと私は思う。 日産の経営は単なる自動車会社の経

    リスクテイカーという貴重な資源 - アンカテ
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    synonymous 2020/01/10
    “こういうプロジェクトに乗れて、なおかつ成功するというのは、やはりゴーンさんは優秀なリーダーなのだと思う。”
  • 歴史の中では20世紀が逸脱の時代として記憶されるかもしれない - アンカテ

    もし地球に未来があるとしたら、今世紀後半か22世紀くらいには技術によって地球が一つになって、国民国家が名実共に消滅するだろう。そうしたら、将来の歴史教科書では、16世紀から21世紀か22世紀くらいまでが「技術によって地球が一つになっていく過渡期」として一つの章が割り当てられるだろう。 しかし、この時代区分の中で20世紀だけは、異質な「逸脱の時代」として特記される。場合によっては、別の1章を割り当てられて「人間の性に反した圧政が敷かれていた暗黒の時代」みたいな扱いを受けるのではないだろうか。 つまり、30世紀くらいから人類の歴史を振り返った時に、「人類の歴史で一番変な時代はいつですか?」という質問に対して、誰もが「20世紀!」と口を揃えて言うような時代。おかしな事件や状況が頻発していて、学生が歴史を勉強する障害となり「この時代がある為に学生が歴史嫌いになる」と言われるか、あるいは逆に「20

    歴史の中では20世紀が逸脱の時代として記憶されるかもしれない - アンカテ
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    synonymous 2008/08/23
    19世紀もたいがいなもんだったと思うよ!
  • テレビっ子をテレビ局が逃がしてしまうのは何故か - アンカテ

    私はよくマスコミ批判をする割には根っからのテレビっ子であって、見たい番組がなくても、とりあえずテレビをつけてしまうことが多い。 テレビが日々駄目になっていることはよくわかっているので、そういう生活習慣をいつか改めなきゃならない日が来るだろうなと頭では思っているのだが、なんとなくテレビがないと落ち着かないのである。 ずっとそう思っていたのだが、タバコとテレビはやめられないまま、ここまで来てしまった。 しかし、最近、いよいよ年貢の収め時だなと感じるようになった。何となくつけているテレビがどうにも不快に感じることが多くなった。もちろん、不快な番組はいくらでもあったけど、チャンネルをいくら変えても、不快でない番組が見つからなくて、仕方なく、当に仕方なくいやいやテレビを消すことが増えてきた。 それで、これが案外つらいんですね。生活習慣を改めるというのは、思ったより大変である。何でこんな思いをしてま

    テレビっ子をテレビ局が逃がしてしまうのは何故か - アンカテ
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    synonymous 2008/03/24
    id:wacok その時間(8:00-8:30)はNHK教育で「にほんごであそぼ」「ピタゴラスイッチ」「いないいないばぁっ」の三連コンボなのでストレスがない。しかも朝から歌が歌えて楽しい。育児世帯の俺、勝ち組。
  • 「経営の未来」に従業員の未来を見る - アンカテ

    経営の未来 これ、すごく良いなのだけど、致命的にタイトルがヌルイ。このを読むべき人に届けようという意思が全く見られないタイトルだ。 私だったら、次のどちらかのタイトルをつける。 もはや「部長」「課長」には未来が無い! 従業員の未来 原題は "The future of management" なので、それを素直に直訳しただけなんだけど、「経営の未来」というタイトルでは「経営」というものが何となく嫌いな人と、「経営」なんてものに未来があるんだろうか、と思っている人が、わず嫌いをしてしまうじゃないか。 それより何より、自分は良き「従業員」になろうと思っている人がまず読むべきだと思う。 実をいうと、「エンプロイー(従業員)」という概念は近代になって生み出されたもので、時代を超越した社会慣行ではない。強い意思を持つ人間を従順な従業員に変えるために、二十世紀初頭にどれほど大規模な努力がなされ、

    「経営の未来」に従業員の未来を見る - アンカテ
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    synonymous 2008/03/10
    公務員的リアリティ感の持ち主には堪え難いだろう。
  • 戦争と製造業と官僚制のみがリアルというパラダイム - アンカテ(Uncategorizable Blog)

    読解力の決定的な差 - 素通りできなかった時のために その同じについて、そのが否定的に捉えているとしか思えないことを常日頃披露なさってる方が、つまりそのに恐らくやんわりとDISられてる(と私には思える)人が、好意的ともとれる書評をしている( 「非集中化した私」と「自分探Sier」の葛藤 - アンカテ(Uncategorizable Blog) )のである。 「自分探しが止まらない」は単なる社会批判のとだけとらえるより、単純に割り切れない入り組んだ表現として受けとめた方が面白いと思う。これについては、id:yamatedolphinさんが引用している深町秋生さんも、次のような感想を読むと同じような感想を持たれたように感じる。 とはいえこの韜晦男の言葉はどこまでが気でどこまでがネタなのかがわからないのだが この人はどことなく一力茶屋で遊びほうける大石内蔵助に似ている。 だけど、「批判

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    synonymous 2008/02/23
    ソフトウェアの世界。
  • サンケイ新聞が「メディア界のドン」の総裁選関与を報じる - アンカテ

    これは、安倍総理の突然の辞任の前の内閣改造の段階でのドキュメントですが、こんなことが書いてありました。 2日後の7月31日。東京・汐留の高層ビルの一室で、参院選で瀕死(ひんし)の痛手を受けた安倍政権を揺るがす密談が繰り広げられていた。  「メディア界のドン」といわれる人物が主催する秘密会合に顔をそろえたのは派閥領袖級の4人。元副総裁の山崎拓、元幹事長の加藤紘一、元幹事長の古賀誠の「新YKK」、そして元厚相、津島雄二だった。 「汐留」にいる「メディア界のドン」と言えばあの人しかありません。 そして、今回の福田擁立劇の内幕を報じる記事の中にも同じ表現が。 森が安倍の辞任表明を知ったのは外遊先のパリだった。慌てる森に一の国際電話がかかった。「メディア界のドン」といわれる男からだった。  「すでに山崎や古賀、前参院議員会長の青木幹雄は福田支持でまとまっている。あなたの残る仕事は派内の調整だけだ」

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    synonymous 2007/09/25
    落ち着きなさい。
  • 勝ち組はベーシックインカムをすでに容認している - アンカテ

    ベーシックインカムとは、「勝ち組が自分の取り分の多くを一般人にタダで分け隔てなく与える」ということだと思うが、GoogleやSkype等のIT勝ち組企業は、すでにそれを実施している。磯崎哲也さんは「道に落ちてる直径30cmのケーキに出くわしたアリさんモデル」とそれを呼んだ。(参考: このエントリへの私の言及) IT、特にネットの世界での生産性格差は途方もなくて、勝ち組が生み出す付加価値は、とても自分たちだけでい切れるものではない。勝ち組企業が、「付加価値は全て原則的にはその創造に直接的に寄与した者に帰属する」という古い価値観に添って、ネットをドライブしようとしたら、彼らの利益は何百兆円になるだろう。 IT勝ち組企業は、自分たちに帰属する付加価値創造のごく一部しか受けとっておらず、積極的にそれを変えようとはしていない。貧乏人が普通にネットから恩恵を受けているというこの現状は、「勝ち組はベー

    勝ち組はベーシックインカムをすでに容認している - アンカテ
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    synonymous 2007/08/08
    御説ごもっともではあるが、実際に食えるおまんまを作る過程のことをどのように考えておられるのか、ちょっと聞いてみたい気もする。
  • 再提言:世代別二院制 - アンカテ

    しかし、今の高齢者各位に、なんと言えば私よりも若い人たちの抱える絶望感が伝わるか、私自身まだ言葉を持ち合わせていない。書の書き方では、よほど人間の出来た人でないとダメだということはわかる。しかしどういい直せば彼らの飲み込める言葉になるのかが、わからない。 私はかなり奥さんに尻に敷かれている方ですが、それでもごくまれにを叱りつけることがあって、そのうち一つは彼女が鏡を見ながら「若い人はいいわねえ」と言った時。 「今の若い人の気持ちを自分たちが若い頃の経験で推し量ってはいけない」 とマジで怒りました。 お肌の問題に悩んでいる女性にこんなことを言うのは明らかにコンテキストがずれている応答なので、その時は無茶苦茶な夫婦喧嘩になりましたが、折に触れ、そういうことを一年くらい言い続けていたら、ある時突然、これと言ったきっかけもなく「今の若者には『未来』が無いんだ」ということをストンと理解しました。

    再提言:世代別二院制 - アンカテ
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    synonymous 2007/08/01
    ↓珍しく、id:Rir6 に賛同したい。
  • 勝ったのは無党派・リベラルか労組・マスコミか - アンカテ

    参議院選挙は民主大勝に終わったわけだけど、勝ったのは無党派・リベラルなのか労組・マスコミなのか。 たぶん、どちらも「勝ったのは自分たちだ」と思って浮かれているだろう。 負けた方の自民党は、地方の保守層が強いはずの一人区をいくつも落としていることから、土建政治がいよいよ機能しなくなっていて、それが第一の敗因だとみんな思っている。公明党の組織票もそれほどあてにならないこともはっきりしている。負けたことによっていろいろ揉め事のタネはあるにしても、敗因については大きな分裂は無いだろう。 勝因について意見が一致しない勝者というのは、意外に不安定なもので、これから民主党の党運営はかえって難しくなると思う。 年金問題を徹底追求する長議員は労組に嫌われているし、マスコミが全力でスルーするTBSの不祥事をきちんと追求した唯一の議員が枝野議員だ。証拠は無いが、原口議員に不可解な圧力がかかった兆候もある。 た

    勝ったのは無党派・リベラルか労組・マスコミか - アンカテ
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    synonymous 2007/07/30
    『民主若手にとっては、小沢さんという人は目の上のたんこぶだと思うけど、やはりもうしばらくは小沢さんの手駒でいた方が彼らの力は発揮できると思う。』
  • 「投票することで主観的認知を変える」というライフハック - アンカテ

    主観的立場に立って「わたしが一票を投じるか投じないかによって、わたしにとっての世の中が、感知しえる程度に変化するのか?」 世の中にとって一票の重みなんて無いに等しいけど、自分にとって自分の一票の重みは大きいですよ。 サイコロでもアイウエオ順でもとにかく投票してから選挙速報を見ると、どうしても自分が投票した候補の得票が気になってくる。 短期的には、その晩の選挙速報がより楽しめるというライフハックになります。 長期的には、「世の中が感知しえる程度に変化する」のではなくて投票→速報に一喜一憂を積み重ねることによって「世の中への感知が変化する」ことが重要。 世の中へのチャンネルがたくさんあった方が人生は豊かになる。たとえば、自分で選択した音楽を一切聞かない人は人生を損していると私は思うけど、それと同じ意味で投票をしない人は人生を損していると思う。音楽も投票も、コミットする対象を選択することが重要で

    「投票することで主観的認知を変える」というライフハック - アンカテ
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    synonymous 2007/07/30
    馬券を買わない人生もありです。
  • この国で政権が取れない左翼政党って何? - アンカテ

    痛いニュース(ノ∀`):“若者、車離れ” 日国内で車売れない…トヨタ気でアイデア募集 この記事の2ちゃんねるの反応はルサンチマンの嵐。 21 名前:名無しさん@七周年[] 投稿日:2007/05/18(金) 17:34:54 id:BNWBXFJg0 期間工に新車買えるぐらい給料出せば? 24 名前:名無しさん@七周年[sage] 投稿日:2007/05/18(金) 17:35:21 id:COaPmyFj0 労働者から搾取しておいて車が売れない ジョーク? 26 名前:名無しさん@七周年[] 投稿日:2007/05/18(金) 17:35:43 ID:z+RM1m/90 1.5兆を超える純利益を もっと、従業員や下請けや社会に還元すればいいと思うよ。 58 名前:名無しさん@七周年[sage] 投稿日:2007/05/18(金) 17:39:19 id:mLtVjHjY0 経団連の

    この国で政権が取れない左翼政党って何? - アンカテ
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    synonymous 2007/05/22
    とにかく労組。これが問題。
  • アンカテ(Uncategorizable Blog) - TBS「朝ズバ」捏造は「あるある」よりはるかに悪質!

    不二家の信頼回復対策会議(議長・郷原信郎桐蔭横浜大学法科大学院教授)は30日、TBSが情報番組で放送した内容について「全く事実無根でねつ造の疑いすらある」とする調査結果をまとめ、TBSの対応次第では「損害賠償請求などの法的措置を検討すべきだ」と不二家に提言した。 TBSは1月22日放送の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」で、不二家平塚工場(神奈川県平塚市)の元女性従業員の証言として、小売店から回収した賞味期限切れのチョコレートを溶かして、牛乳を加えて製造し直し再出荷していたと放送した。その際に、不二家のコメントとして「確認が取れていない」と放送した。 これに対し、同会議はチョコレートの回収はコストに見合わず事実無根だと強調。さらに「確認がとれていない」とコメントしたとされる社員は不二家の中に見つからず、「やり取りが当にあったとは認めがたい」としている。郷原議長は同日の会見で「訂正放送とみ

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  • 働かなくても食っていける社会がもうすぐやってくるよ―アンカテ(Uncategorizable Blog)

    昨日のエントリを書くために自分の過去ログを検索していて再読したが、道に落ちてる直径30cmのケーキに出くわしたアリさんモデルという表現は、実に、今、WEBで起こっていることの質を表現していると思う。 Skypeやグーグルが何でもかんでもタダで提供するのは、第一には自分たちだけではとてもいくれないからだ。 そして、これはそんなに特殊なことでも不思議なことでもない。 書でいわれる「リアル社会」を、私はかねがね「脳化社会」と呼んできた。ネットの社会は、私から見れば、「リアル社会」がより純化したものである。 「リアル」な社会とは、養老氏の言い方で言えば「脳化社会」、つまり、シンボルの操作で回っている世界である。だから、現代の労働は大半がシンボルの操作である。 そして、純粋なシンボルの操作であるプログラミングという作業においては、生産性の個人差が非常に大きく、今までの社会は生産性の低い方の人間

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    synonymous 2007/01/31
    ? 共産主義。
  • グーグルが従業員を子供扱いするために発生する雇用、あるいは、There's more than one way to live your life. - アンカテ

    404 Blog Not Found:有能な経営者を期待したら負けである 私は「経営者が無能であることに怒れ」と言ったけど、「有能な経営者を期待しろ」とは言ってない。特にそれを事前に判定せよとは言ってない。 経営者が有能か無能かを判断できるほど賢くなるのは後でいい。 有能な経営者を彼が会社が起こす前に見分けることは永遠に不可能だけど、既にダメな会社を経営している無能な経営者を見分けることは簡単だ。 もし月給50万円の先進国人と月給5万円の発展途上国人がいたら、前者をクビにして後者を採用するのが今どきの経営者の義務なのである。 この義務を果たさずに、先進国人を月給5万円で使うことを夢見ている経営者は無能である。そちらへ無理にでも進もうとしている経営者を見抜くことは、そんなに難しいことではない。 しかし、前者をクビにして後者を採用する為には、イノベーションとシステム化が必要であって、その為には

    グーグルが従業員を子供扱いするために発生する雇用、あるいは、There's more than one way to live your life. - アンカテ
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    synonymous 2007/01/30
    id:KGVにバカ呼ばわりされるこの方は、端倪すべからざる「バカ力」の持ち主のようです。
  • YouTubeと小泉郵政改革の共通点は「合意形成プロセスの再起動」 - アンカテ

    時間が無いので要点だけ書く。 形骸化して機能してない古い合意形成プロセスの存在が前提 古い合意形成プロセス上では違法スレスレのやり方で民意を集約する 集約した民意=力を背景に強引に新しい合意形成プロセスを立ち上げる 新しい合意形成プロセス上で旧体制側の合意を得る 新しい合意形成プロセスが起動したら力でなく手続き的な正当性を得る方法に切り替える つまり両方とも質は無血クーデターであるととらえるべきではないだろうか。 ポイントは、以下の通り 古い合意形成プロセスに対しては形式的にはグレーで実質は否定するスタンス 力を背景に手続き的な正当性を無視するのは途中まで 旧体制側を封じこめるわけではなく最終的にはプロセスに参加させる 最終的には民主的で明文化された合意形成プロセスに着地する 小泉郵政改革では、「新しい合意形成プロセス」がどこにあるのかもうひとつわかりにくいけど、安倍自民党と小沢民主党の

    YouTubeと小泉郵政改革の共通点は「合意形成プロセスの再起動」 - アンカテ
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    synonymous 2006/09/30
    小泉をカエサルに、安倍をオクタヴィアヌスに、それぞれなぞらえた雪斎先生が言い当てようとした事態を、別の言い方で表した例。
  • そのシルエットは馬かシマウマか? - アンカテ

    Chikaさんの子供の頃のエピソードが面白かった。 小学校に入学する際の視力診断は、「シルエットになった動物の名前を言う」というものだった。馬とかリスとか、そういったものがいろいろなサイズで黒く描いてある。が、しかし。「馬」のシルエットなのか、「シマウマ」のシルエットかわからない・・・・・聞くのも恥ずかしい・・・・と思った私は「わかりません」。「赤アリ」か「黒アリ」かわらかない、、、、「わかりません」。というわけで、全て「わかりません。」検査結果は「仮性近視。殆ど見えていません。」 そのシルエットは馬かシマウマか悩むセンスって素晴しいなあと思う。他の子にはそこに馬しか見えない時に、Chikaさんには馬とシマウマが見えているわけで、それは大きなアドバンテージである。たぶん今でも、他の人が見過す所に何かの可能性を見て、それが自分や回りを助けているケースがたくさんあるんじゃないかな。 えー、Ab

    そのシルエットは馬かシマウマか? - アンカテ
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    synonymous 2006/09/06
    創造性が愚かさに見えることは、往々にしてある。
  • 「はじめてのやのあきこ」にある二種類の円熟味 - アンカテ

    はじめてのやのあきこ このアルバムのゲストである小田和正と井上陽水と忌野清志郎とホストの矢野顕子は、いずれも長いキャリアを持つ天才肌の人だが、みんなデビューした時にはもう既に出来上がっていた人たちだ。 だから、新しいアルバムが届いても当の意味での驚きがない。質的には同じ一定の才能が、常にそこにある。最上級だがいつもいつも同じ才能を見ることになる。 もちろん、いい作品悪い作品はそれぞれあるし、全体として後になるほど良い作品が増えていると思う。しかし、それはどちらかと言ったらこの世的な事情によるものと思われる。つまり、彼らの人生の歩みに見えて来る物語は、わがままな天才がだんだんとわがままのまま音を作れるようになっていく過程である。コンスタントに売上が立つことで音楽産業が彼らの商品価値を認識していき、彼らがそれに比例した権力を獲得して、好きなスタジオで好きなミュージシャンを呼んで好きなだけ時

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    synonymous 2006/08/28
    発売前、ANAの機上では、このアルバムの内容をほとんど聞けたので、ヨーロッパへの行き帰りの間はほとんどこればかり聞いていた。「ひとつだけ」は、聞くたびに泣けた。
  • RailsとYouTubeは「自転車創業」だ - アンカテ

    Ruby on Rails(以下Rails)は、Linux、Apache、Firefox等に続く、最も成功したオープンソースソフトウエアになりそうである。そして、それは同時に、これまでのオープンソースに無い、全く新しい質を持つ新しい現象の芽生えでもある。オープンソースという現象が、WikipediaやDiggの成功を通して、プログラマのコミュニティの外にインパクトを与えているように、Railsの中に芽生えつつある新しい「質」も集団知や新しい社会システムのデザインについて、ひとつの大きな参照点を構築するだろう。 その新しい「質」とはひとことで言って「スピード感」である。 成功したオープンソースソフトウエアは、全て、モジュールあるいはプラグインシステムを持っている。つまり、多様なニーズとシーズを持つ多数のプログラマがエコシステムを築くことが可能になっていて、それが特定の有力なニッチに最適化する

    RailsとYouTubeは「自転車創業」だ - アンカテ
  • 負けず嫌いの慈善 - アンカテ

    ワールドカップを見て思うことは、やはり一流の選手は皆負けず嫌いだと言うこと。そして、超一流の選手はだいたい負けず嫌いの程度の超一流。 そしておそらく、負けず嫌いの程度においては、超一流のサッカー選手にも負けない超超負けず嫌いのビル・ゲイツが慈善事業を始めることには、もっと注目すべきである。 これを「WEB2.0競争でGoogleやYouTubeに負けることが見えてきてボロが出る前に逃亡したのだ」と見るのは違うと私は思う。もちろん、状況は不利だと思うし、株価に影響するからそれをそのまま言えなくても、ゲイツも同じように考えているとは思う。ただ、ゲイツには潤沢なキャッシュがあるのだから、それを使えば、いかに時代からはずれようともマイクロソフトを支えることはできる。長年蓄積した有形無形の資産をそういうふうに吐き出してしまう会社も多いから、ゲイツがそれをしたって、非難されることはないかもしれない。

    負けず嫌いの慈善 - アンカテ
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    synonymous 2006/07/12
    この方の常として、わけわかめなエントリ。「更なる人道支援を望むか?情け容赦のない 糞の様な慈善を望むか?「慈善!!慈善!!慈善!!」よろしい、ならば人道支援だ。」
  • 日本サポーターはごっつぁんゴールを祝福できるか? - アンカテ

    2006ワールドカップ予選の、日-クロアチア戦。あの柳沢のシュートは惜しかった。「惜しかった」という言葉ではすませられないくらい惜しかった。 しかし、あのごっつぁんゴールを入れたら、柳沢は祝福されるのか?と私は思ってしまった。 日サッカーは宿痾のように決定力不足に悩まされてきて、今年は多少解消されたように思ったが、単純な決定力は獲得しつつあるとしても、「ここぞという時の決定力」が無いことを印象づけた場面だった。 フォワードの一番の適性は「ここぞという所」で「ごっつぁんゴール」を何の躊躇もなく入れられる人であることだと思う。 それができたら、彼はヒーローになる。彼の地力や努力や才能と関係なく、単なる幸運によってヒーローとなる。技術的には、「一番いい時にちゃっかりそこにいる」というのは、フォワードの重要な技術だと思うが(実際、柳沢にはそういう才能があって、あの場面がそれを象徴しているような

    日本サポーターはごっつぁんゴールを祝福できるか? - アンカテ
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    synonymous 2006/06/20
    あなたこそが考えすぎです。