ラグビーW杯 決勝戦 南アフリカ vs イングランド レビュー 9月20日に幕を開けたラグビーW杯2019日本大会は、43日を経て今夜、最終日を迎える。 予選4プー…
9月20日に幕を開けたラグビーW杯2019日本大会は、43日を経て今夜、最終日を迎える。 予選4プールから20チームで争われたトーナメントで最後に勝ち残り、ウェブ・エリス・カップへの挑戦権を得た2チームは、白衣のイングランドと緑のジャージの南アフリカ。 4年間を最高の形で締めくくるのはどちらのチームとなるだろう。 そして、決勝はどのような戦いになるのだろうか。 ------ 小細工なしの真っ向勝負で勝ち上がってきた南アは、この決勝も自分たちの強みを最大限に活かしてぶつかっていくいだろう。 ただ小細工はしないと言ったが、プランがないとは言っていない。 南アで注目すべきはスタメンとリザーブの顔ぶれ、とりわけリサーブの3人、HOマルコム・マークス、PRヴィンセント・コッホ、スティーブン・キッツォフだ。 この第一列は、本来だったら1本目のフロントローなのだが、ノックアウトラウンドに入ってからとうい
10月も最終週を迎え、ラグビーW杯も3試合を残すのみとなった。 準々決勝で日本が大会を去り、バラエティ番組などでは「大会お疲れ様」という雰囲気も流れているが、四年後の話をするにはまだ早い。 ウェブ・エリス・カップを巡って決勝を戦うチームは今夜決まるのだ。 日本代表がいない大会でも、まだみんながラグビーを楽しんでいてくれて嬉しい。 増田ももうすこしだけ試合をレビューしてみんなの力になりたいと思う。 ------ さて、ラグビーの母国イングランドが黒衣の王者ニュージランドを下した昨日の対戦を「事実上の決勝戦」と表現する声もあったが、そう言われては今日戦う2チームは立つ瀬がない。 今夜行われる対戦は、2度のW杯チャンピオンに輝いた南アフリカと、直近の欧州王者ウェールズだ。 ------ 日本と因縁浅からぬ南アフリカは、その圧倒的なフィジカルを利して日本を封殺しただけでなく、予選プールでもニュージ
10月の第4週、関東はまたも台風21号から変化した温帯低気圧が大雨をもたらし、千葉では河川の氾濫が起きた。 自然災害の多い日本だが、今年の秋はそれがもたらす結果が深刻だ。 ラグビーW杯でも、予選プールの2試合が台風のリスクで中止になったが、その判断は正しかったように思う。 日本が初のノックアウトラウンドに進出したことで話題になったラグビーW杯だが、その他にもこの台風による試合中止や、ティア1の伝統国でないアジア初開催など、2019年大会は歴史に残るW杯になるだろう。 その大会に、史上初の3連覇という新たな歴史が生まれるだろうか。 それとも、ラグビーの母国がそれを阻むだろうか。 ------ 今夜、日産スタジアムではラグビーW杯の準決勝が行われる。 対戦するのは黒衣の絶対王者ニュージーランドと、白のジャージに身を包んだイングランド。 ------ 前大会、自国開催でありながら予選プール敗退と
ラグビー日本代表は今大会をベスト8で終えるも、倒れた場所でボールを拾い、前へと運ぶ歩みはつづく。ラグビーの前進のように。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:ラグビー 2019年10月21日07:00 日本ラグビー、カンパイです! 幸せな気持ちでいっぱいです。こう言うと選手はあまりよく思わないかもしれないですが、本当に幸せな気持ちです。ラグビーワールドカップ、日本は準々決勝の南アフリカ戦に臨み、負けました。率直に言って完敗でした。「南アフリカは強いなぁ」と思いましたし、試合途中に「負けるのだろうなぁ」と思いました。いろいろな縁が重なった自国開催の舞台でも、これほどまでに届かないものなのかと思いました。 でも、試合が終わったときの心はどう考えても「負けた」という色ではなかったのです。うなだれて、悔しさを噛み殺す時間ではなく、目に入るすべての人に「ありがとう!」と伝えたくなる
「先に我々のメンバーを見たことで、相手が作戦を変更してきても、それは私がどうこうできることではない。関係ありません」試合3日前に登録メンバーを発表した南アフリカのエラスムスHCは言った。 ------ ラグビーワールドカップは予選プール1ヶ月の激闘の後、ノックアウトラウンドが始まり、準々決勝の2試合が行われた初日は、イングランドとニュージランドがそれぞれ圧倒的な強さでオーストラリアとアイルランドを封じ込めて準決勝進出を決め、今日行われたトーナメントの反対の山、ウェールズ×フランスは激闘の末にウェールズが勝負をひっくり返し、わずか1点差で試合を制した。 ------ そして夜、準決勝の最後の椅子を巡って日本×南アフリカの対戦が行われる。 日本と南アフリカといえば、4年前のW杯を思い起こさずにはいられれない。 世界中に全く注目されない中、日本は大会の良い試運転になると目論んでいた南アフリカを撃
1週間のご無沙汰、レビュー増田(ありがたく名乗ることにした)です。 ------ これがポストされる19日は、イングランド×オーストラリア、ニュージーランド×アイルランドという非常に興味深い対戦が行われ、レビューのしがいがあることは間違い無いのだが、実は増田はこの1週間、所用で日本におらず、帰国日がまさに19日の夜になる。 なので、これらの対戦をレビューしてポストする頃には、日本×南アという大一番に皆が集中していることになるだろう。 ------ そこで、今回は番外編として、前回の日本×スコットランド戦でも触れたように、増田がマレー半島を北上しながらボーッと考えた南アや日本が取りうる選択肢や展望について触れ、プレビューとしたい。 プレビューで分析すると良いのが、「双方や一方の戦略戦術が機能せず、パッと見で凡戦や圧勝劇なったとしても、そこに遂行にまつわるドラマを感じることができる」という所だ
知るほどに明日の試合が「高まる」はずなので少しでも伝えたい、日本と南アフリカと平尾誠二とたくさんの人の「縁」の物語。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:ラグビー 2019年10月19日12:00 因縁の相手との決戦が迫ってきました。 20日に行われるラグビーワールドカップ準々決勝、日本VS南アフリカ戦。数奇だな、と思います。世界にはたくさんの因縁や縁があるので、こじつけようと思えば何でもこじつけることはできますが、それにしても、と思います。日本ラグビーがその命運をかけて臨んだ今大会への長い道のり。その果てで、この10月20日という日に、南アフリカと激突するというのは、15年…いや20年…25年にも及ぶ長い道のりの総決算のように思えてくるのです。 🇯🇵 @JRFUMedia 🇿🇦 @Springboks 準決勝に駒を進めるのは…#RWC2019 #JPNvRSA
2019年10月13日、それはラグビーのパスのように、人から人へ、倒れながら、傷つきながらつないだ歴史がついにベスト8に到達した日。 Tweet Share on Tumblr カテゴリ:ラグビー 2019年10月14日07:00 2019年10月13日、新たな歴史が生まれた! 歴史はつながっています。一本の道のように過去から未来へと。今、この瞬間、何かが報われているのなら、それは過去からつながるすべてへの祝福であり、すべての人に等しく訪れる労いなのかもしれないと思います。そう思いたい。そうであったらいいのに。 けれど、決してそうではありません。歴史が一本の道のようになっているのは、瞬間、瞬間であり得たかもしれない無限の分岐のすべてを断ち切って、一本だけを選び取るからです。その切り落とされた分岐の先には別の形の祝福や栄光があったかもしれませんが、切り落とされた瞬間、それはなかったことになり
「私たちは胸を張っていきたい。間違いなく大きな体験で、感極まってしまうほどだ。私たちのパフォーマンスが祖国のパワーになれば」 プールA、0勝4敗で大会を去る事になったロシア代表、ワシリー・アルテミエフキャプテンは、試合後、晴れ晴れと語った。 「素晴らしいチームと試合をする機会が失われたことは辛い。こんな決定はおかしい。日本に台風が来るのは珍しくないのだから、他のやり方を用意していないのはおかしい」 台風19号の影響で試合中止、ニュージーランドと勝ち点2を分け合い、W杯史上最高の勝ち点を獲得しながらプール敗退となったイタリア代表、セルジオ・パリセキャプテンは言った。 -------- ラグビーW杯は大会23日目、プール戦の帰趨が次々と決まっている。 勝負事である以上、必ず敗者が出るのがスポーツだが、勝ち負けや勝ち点の勘定が全てであるなら、こんなセリフは出ないと思う。 当事者にとって、この大会
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