九州大学とOIST=沖縄科学技術大学院大学は、研究や教育などの分野で協力を進めようと、包括連携協定を結びました。 27日福岡市のホテルで行われた協定の締結式には、九州大学の石橋達朗総長とOISTのアルブレヒト・ワグナー臨時理事長兼学長らが出席しました。 OISTは国の沖縄振興策の一環で2011年に設立された理工学分野の研究・教育施設で、去年ノーベル生理学・医学賞を受賞したスバンテ・ペーボ博士が客員教授を務めていることでも知られています。 協定では、研究や教育の分野での連携を主な目的としていて、今後は互いに関心がある分野で共同研究を行うことや、学生や職員の人材交流などを計画しているということです。 締結式で九州大学の石橋総長は、「OISTには世界水準の研究環境があり、私たちはそれを見習う必要がある。一方九州大学にも幅広い研究分野に加え、日本の総合大学で唯一芸術工学分野がある。それぞれの強みを