ナショナルジオグラフに関するtaronのブックマーク (307)

  • コロナ禍で野良ネコたちに何が起きているのか

    イスタンブールで最も古い地区のひとつであるエミノニュに暮らす野良ネコ。このエリアでは、新型コロナウイルス関連の規制により、数ヶ月間ほとんど人がいない状態が続いた。 PHOTOGRAPH BY ELIF OZTURK, ANADOLU AGENCY/GETTY IMAGES トルコのイスタンブールは、野良ネコが多いことで有名だ。 魚屋やレストランの前でくつろいだり、歴史的な建物のまえでたたずんだりしている彼らは、ドキュメンタリー映画やインスタグラム、そして観光客が撮るスナップ写真の被写体となってきた。しかし、観光客が目にするのは、この街の野良の動物たちが直面する厳しい現実の一部にすぎない。(参考記事:「世界の街ネコを旅する 写真15点」) 「島に引っ越してきた当時、たくさんのネコやイヌが冬にべ物を求めてさまよっているのを見かけました」と、ジェム・アースラン氏は語る。 イスタンブール沖、クナ

    コロナ禍で野良ネコたちに何が起きているのか
    taron
    taron 2021/05/05
    コロナで人の動きが変わって、こういう人の身近で生きている動物も影響を受ける。人が減って交尾が増えたなんて変化もあるのか。
  • 北米の古代都市カホキアはなぜ衰退? 「過剰な伐採」説を否定

    カホキアの中央広場。現在、この一帯は史跡となり、世界遺産にも登録されている。最近の研究から、この古代都市の住民は、それまで考えられていたような環境破壊を引き起こしてはいなかったことが明らかになった。(PHOTOGRAPH BY IRA BLOCK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 世界遺産にも登録されている米国の古代都市カホキア。今から1000年ほど前、現在の米国イリノイ州にあるこの町は、メキシコより北の北米大陸で最大の人口を誇るまでに急成長した。そこで暮らす人々は、町の中だけで1万5000人、周辺部も入れるとその倍ほどだったと考えられている。しかし、わずか数百年後には人口が減りはじめ、1400年ごろには誰も住まない場所になってしまった。 ミシシッピ川の氾濫原にあったこの古代都市で多くのマウンド(墳丘)が見かってから、考古学者たちはその謎に挑み続けてきた。マウンドの中で

    北米の古代都市カホキアはなぜ衰退? 「過剰な伐採」説を否定
    taron
    taron 2021/05/03
    過剰伐採による洪水説は棄却されても、過剰伐採による環境悪化が起きなかったとも言えないような。/ある社会集団が消滅する過程は、単純な説明ではできないというのは同意。
  • 悲痛すぎるインドの現状、コロナ第二波の原因は「油断」

    インドでは4月22日、新型コロナの1日あたりの新規感染者数が31万人を超え、世界最悪を記録した。それまでは、米国が2021年1月8日に記録した1日あたり30万669人が最多だった。また、26日の新規感染者数は35万人を超え、1日あたりの死亡者数も過去最多の2812人に急増した。 「私たちは完全に油断し、1月にはパンデミックが終わったと思い込み、新型コロナの監視と制御は二の次になっていました」とインド公衆衛生財団(PHFI)のK・スリナス・レディ会長は語る。しかし「大都市だけでなく、小さな都市や村にも、昨年ウイルスにさらされず、感染する可能性の高い人がかなりいたのです」 メディアの報道によると、2020年9月から2021年2月中旬にかけて患者数が減少する中、モディ首相率いるインド政府は専門家による第2波到来の警告を無視した。1月の時点で新たな変異株が確認されていたにもかかわらずだ。 「パンデ

    悲痛すぎるインドの現状、コロナ第二波の原因は「油断」
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    taron 2021/04/28
    日本は、ワクチンも打たないうちから油断しまくって、ガンガン広がってるけどな…
  • 骨が「ミネラルの電池」に進化、4億年前の魚で証拠発見

    約4億年前に生きていた顎のない甲冑魚(かっちゅうぎょ)。骨細胞を含む骨があり、筋肉に重要なミネラル分を供給することが可能だった証拠が新たに発見された。(ILLUSTRATION BY BRIAN ENGH) 古生代の魚の化石から、骨の進化における大きな転換点が明らかになった。3月31日付けで学術誌「Science Advances」に発表された論文によれば、ヒトの骨にあるのと同様な骨細胞がおよそ4億年前に発達し、いわばミネラル分の「電池」として機能していたという証拠が確認された。 ヒトなどの脊椎動物の場合、骨は主に体内の支えとなると同時に、絶えず損傷を修復して自らを維持しながら、血流に重要な栄養素を供給している。対して、ごく初期の骨は大きく異なっていた。魚の体を保護する殻の役割を果たしており、むしろコンクリートのようなものだった。骨がなぜこれほど進化を遂げたのかは大きな謎だが、初期の魚の表

    骨が「ミネラルの電池」に進化、4億年前の魚で証拠発見
    taron
    taron 2021/04/08
    初期の魚類を最新機器で撮影したら、骨細胞の空洞を撮影できて、かつ、ミネラル類のやり取りをやっていたとおぼしき侵食の跡も見つけた、と。
  • ベルギーに巨大プラ工場建設計画 環境団体は猛抗議、なぜ今?

    2016年、ノルウェーのラフネスに到着した、米国産のシェールガスを積んだタンカー。ヨーロッパの国々では、プラスチックの原料になる安価なシェールガスがプラスチック産業のブームを後押ししている。(PHOTOGRAPH BY ILJA C. HENDEL, LAIF/REDUX) ベルギーのアントワープに巨大な化学工場を建設する計画が話題になっている。 ベルギー政府は35億ドル(約3850億円)規模の工場建設計画を歓迎している一方で、環境保護団体はこの計画を快く思っていない。2020年10月には気候変動の活動家が建設予定地を占拠。同年11月にはベルギーの裁判所が、プロジェクトに対する異議申し立てを精査する間は樹木の伐採を停止するよう、工事の差し止め命令を出した。結論が出るまでに、長ければ1年ほどかかる可能性がある。 欧州連合(EU)は、プラスチックごみの削減と気候変動対策のために積極的な計画を打

    ベルギーに巨大プラ工場建設計画 環境団体は猛抗議、なぜ今?
    taron
    taron 2021/04/02
    アメリカのシェールオイル生産で原料がだぶついてる。さらに、コロナ禍によるプラスチック製の食器類の需要増大。/反対する側の理屈も分かるが…
  • アザラシの繁殖地で氷不足、ふわふわの赤ちゃん出没せず

    3月上旬、カナダ、ケベック州ブラン・サブロンの町の近く。タテゴトアザラシの赤ちゃんが雪に覆われた浜辺に横たわる。通常、セントローレンス湾の流氷上で出産、子育てをするタテゴトアザラシだが、今年は流氷量が過去最低となっており、子アザラシたちの生存が危ぶまれている。(PHOTOGRAPH BY MARIO CYR) 毎年12月になると、極北から南下してきたタテゴトアザラシたちがカナダのセントローレンス湾にやってくる。2月下旬から3月上旬にかけて、マドレーヌ諸島周辺の海氷の上で出産するためだ。このタテゴトアザラシの「保育園」には、白くふわふわの赤ちゃんアザラシを見ようと、毎年何百人もの人々が訪れる。 しかし2021年、数百頭の子アザラシが現れたのは、マドレーヌ諸島の海氷ではなく、北東に約550キロも離れたブラン・サブロン近くの海岸だった。 セントローレンス湾の海氷は現在、観測を始めた1969年以降

    アザラシの繁殖地で氷不足、ふわふわの赤ちゃん出没せず
    taron
    taron 2021/03/24
    アザラシマザーシップでも浮かべるしかないような…
  • 黄色いペンギンが見つかる、なぜ黄色? 珍しい理由は?

    南大西洋に浮かぶ、英領サウスジョージア島のキングペンギン。(PHOTOGRAPH BY KLEIN & HUBERT, NATURE PICTURE LIBRARY) 南極大陸にほど近い島で写真家の目に飛び込んできたのは、なんと鮮やかな黄色い羽で覆われた1羽のペンギンだった(外部のサイトが開きます)。 2019年、ベルギー人写真家のイブ・アダムス氏が船で南大西洋の英領サウスジョージア島を訪れたときのことだ。氏は、キングペンギンの群れとの出合いを期待していた。キングペンギンと言えば、頭部から首にかけての黒と黄色の羽と、オレンジ色の筋が入ったくちばしが特徴だ。 はたしてソールズベリー平原と呼ばれる海岸は、およそ12万羽ものキングペンギンの黒い体で埋め尽くされていた。 そのなかで、黄色いペンギンはひときわ目立っていた。アイボリーのくちばしにクリーム色の体、レモンのように黄色い頭部。船から機材を下

    黄色いペンギンが見つかる、なぜ黄色? 珍しい理由は?
    taron
    taron 2021/02/27
    ほんとに白と黄色だ。白変種というらしい。部分的に色素を持っている個体。/こういう目立つ個体は、やはり生存競争に不利、と。
  • 地球の「退屈な10億年」の謎を解明、造山運動が停滞していた

    プレート運動で押し上げられることのない米国南東部のアパラチア山脈は、風化によって侵されて、少しずつ低くなっている。研究により、過去に地球上の高くそびえる山脈が約10億年にわたって成長を止めていたことが示された。(PHOTOGRAPH BY ROBB KENDRICK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) もしもあなたが10億年前の地球を探検できたとしたら、目を引くものがないことに驚いただろう。樹木や昆虫をはじめ、空を見上げても鳥もいない。生きものは、どろりとした原始の海のスープに浮かぶ単純な微生物だけだった。 このほど2月12日付けで学術誌「サイエンス」に発表された新しい研究により、当時の地球になかった可能性のあるものが、もう1つ加わった。高くそびえる山々だ。 今日の地球の表面を覆うプレートは常に移動し、そのスローモーションのダンスは表面の地形を作り出している。大陸どうし

    地球の「退屈な10億年」の謎を解明、造山運動が停滞していた
    taron
    taron 2021/02/16
    うーん、他のデータが出てこないとにわかには信用できかねるとしか。どういうメカニズムで造山運動が停滞したのかとか、パンゲアの時はどうなのとか。
  • 人にもできる! 音で周囲を知覚する「反響定位」のしくみ

    カナダのブリティッシュコロンビア州の近海で、海面のすぐ下を泳ぐセミイルカ。音が空気中の5倍の速さで伝わる海では、反響定位を用いるのは理にかなった戦略だ。(PHOTOGRAPH BY PAUL NICKLEN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 自分が出した音が物に当たって跳ね返ってくる反響を利用して、距離や物の大きさを知る動物がいる。いわば、自然が編み出したソナーシステムの「反響定位(エコーロケーション)」という知覚の方法だ。 コウモリの大半の種、ハクジラ全種、小型哺乳類など、1000種以上の動物が反響定位を用いる。多くが夜行性か、地中に掘った穴や海中にすむ動物で、光が乏しい環境で餌を見つけるために反響定位を利用している。音波を発する方法は、のどを振動させる、羽ばたきをするなど、いくつか存在する。 例えば、夜行性のアブラヨタカや、暗い洞窟の中で狩りをする一部のアナツバメは

    人にもできる! 音で周囲を知覚する「反響定位」のしくみ
    taron
    taron 2021/02/15
    へえ。脳の遊休部位を転用か。
  • 地震前の謎の発光現象、ついに解明か?

    2009年、大地震によって壊滅的な被害を受けたイタリアのラクイラ県オンナ村。地震の直前、多数の住人が明るい光を目撃したという。(Photograph by OLI SCARF, GETTY IMAGES) 地震発生に先だって謎の光が輝く「地震発光現象」は、比較的まれではあるが、世界各地での目撃例が伝えられている。「UFOではないか」とうわさになる場合もあるが、ついに原因が解明されたという。 研究チームの一員で、アメリカにあるサンノゼ州立大学とNASAエイムズ研究センターに所属する物理学者フリーデマン・フロイント(Friedemann Freund)氏は、「一口に地震発光現象といっても、決まった形状や色があるわけではない」と話す。 「地面からくるぶしの高さまで上昇する青味がかった炎のような光や、空中を数十秒から時には数分ほど漂う光の玉などの目撃例が多い。雷によく似ているが上空からではなく、地

    地震前の謎の発光現象、ついに解明か?
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    taron 2021/02/14
    夕べの東北の地震でも、あちこち光ってたけど、あれは高圧電線のショートっぽいような。
  • ユリ科の黄色い花、人間を避け地味な色に進化、研究

    ユリ科バイモ属の一種、Fritillaria delavayi。球根は中国の伝統薬として珍重されている。多く採取される場所では、カムフラージュして身を守るようになった可能性がある。(PHOTOGRAPH BY YANG NIU) 中国南西部の高地で、ある植物が見つかりにくくなっている。 ユリ科バイモ属の一種、Fritillaria delavayiだ(クロユリもバイモの一種)。年に一度、チューリップのような黄色い花を咲かせ、葉や茎も明るい緑色をしている。 ところが、来なら目立つこの花や葉の色が、灰色や茶色に変化している場所があるという。これは、最大の敵から見つかりにくいよう進化した結果ではないかと、研究者は考えている。その敵とは、人間だ。(参考記事:「華麗なる擬態の世界」) 中国と英国の研究チームが2020年11月に学術誌「Current Biology」に掲載した論文によると、Frit

    ユリ科の黄色い花、人間を避け地味な色に進化、研究
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    taron 2021/02/13
    人間による採取圧が花の色を変えている。まあ、目立つ色の個体が根こそぎ採取されたら、数世代で一気に色が変わりそうだよなあ。ほとんど茶色の個体しか残らないわけで。
  • ハトを食べる東欧の巨大ナマズ、西欧で在来魚の脅威に

    東欧原産のヨーロッパオオナマズ。成長すると体長3メートルにもなる。 (PHOTOGRAPH BY STEPHANE GRANZOTTO / NPL / MINDEN PICTURES) フレデリック・サントゥール氏が、ヨーロッパ最大の淡水魚の貪欲な性を初めて目にしたのは、南フランスの町アルビにある中世の橋の上でのことだった。 眼下を流れるタルン川に浮かぶ小さな島を、ハトが歩き回っていた。ハトは、砂利に覆われた川岸近くを泳ぐ巨大なナマズの群れには気づいていないようだった。突然、1匹のナマズが水から飛び出し、陸に乗り上げてハトを捕まえた。ハトの羽が舞い散った。ナマズは口にハトをくわえ、のたうちながら川に戻って行った。 タルン川に浮かぶ小島の周りを泳ぐヨーロッパオオナマズ。油断しているハトを捕らえようとしている。 (PHOTOGRAPH BY REMI MASSON / NPL / MINDE

    ハトを食べる東欧の巨大ナマズ、西欧で在来魚の脅威に
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    taron 2021/01/25
    釣り厨の行動は洋の東西を問わない、と。/ちょうど、人工的改変された河川というニッチにはまって、在来回遊魚を壊滅に追い込みつつある。
  • 絶滅オオカミ「ダイアウルフ」、実はオオカミと遠縁だった

    赤毛のダイアウルフ(Canis dirus)とタイリクオオカミ(Canis lupus)の対決。アーティストのマウリシオ・アントン氏が研究者の意見を聞いて2020年に描いた。ダイアウルフはドール(アカオオカミ)やアビシニアジャッカル(エチオピアオオカミ)と遺伝的に近いと示唆する研究を受け、これまで考えられていたより毛を赤くした。(ILLUSTRATION BY MAURICIO ANTON) ダイアウルフ(Canis dirus)は、今からおよそ1万3000年前に絶滅したイヌ科の動物。体重は約70キロと、現在のタイリクオオカミ(Canis lupus)より大きく、南北アメリカ大陸の広い範囲に生息し、氷河期のウマや巨大ナマケモノなど絶滅した動物たちを捕していた。 しかし、謎は数多く残っている。ダイアウルフはどこから来たのか? 現代のオオカミとどれくらい似ていたのか? 何十万年も生き延びた末

    絶滅オオカミ「ダイアウルフ」、実はオオカミと遠縁だった
    taron
    taron 2021/01/17
    アフリカのジャッカルと近縁の種が、なんでアメリカにいるんだろう。漂着はちょっと無理だろう。/標本を保管しておくことの意義。
  • カモノハシを守れるか 数が減少、科学者たちは警鐘鳴らす

    研究者による調査の後、オーストラリア、ビクトリア州のマクマホンズ川に戻されたカモノハシの子ども。捕獲したカモノハシが30分以上水の外にいることがないように、研究者は急いで作業を進める。(PHOTOGRAGH BY DOUG GIMESY) 18世紀末、大英博物館で自然史コレクションの学芸員をしていたジョージ・ショーは、オーストラリアから送られてきた動物の皮を見て首をかしげた。それはまるで、水かきがついたカモの足とくちばしを、毛で覆われた哺乳類の胴体にくっつけたような不思議な代物だったからだ。学者でもあるショーは、最初、誰かが冗談で複数の動物の部位を縫い合わせたのかと思ったが、後に物の動物であると認めた。(参考記事:「カモノハシが太古から変わらない理由 」) それから200年以上たった今も、カモノハシは科学者たちを驚かせ続けている。メスは哺乳類なのに卵を産み、オスは後ろ足の蹴爪に毒を持つ。

    カモノハシを守れるか 数が減少、科学者たちは警鐘鳴らす
    taron
    taron 2021/01/09
    都市化と河川改修は、オーストラリアでも生物を追い詰めている、と。取水のしすぎとかもありそうだなあ。
  • 失われた古代イベリア文化を物語る2400年前の貴婦人像

    翼の装飾を施された玉座に座る色鮮やかなバサの貴婦人。スペイン、バサにあるイベリア人の墓地遺跡で発見。紀元前4世紀初頭に作られた。(ASF/ALBUM) スペイン南部の小さな都市バサの北に、セロ・デル・サントゥアリオ遺跡という、古代ローマ以前の墓地遺跡がある。1971年7月のある朝、発掘作業員がここで何か固い物を掘り当てた。色の付いた岩のように見えたが、土を取り除くと女性の顔が現れた。太陽の光を浴びたのは、およそ2400年ぶりだった。 この高さ1.2メートルの石灰石の彫像は現在、「バサの貴婦人」として知られている。翼のようなものをもつ玉座に、ドレスと宝石で着飾った女性が座っている像だ。かつては鮮やかに彩色されており、今でもその顔料の名残が、バラ色の頬やマントの縁の市松模様などに見られる。右側の物入れの中から火葬された人骨が見つかったことで、バサの貴婦人は紀元前380年頃の骨壺だったと判明した

    失われた古代イベリア文化を物語る2400年前の貴婦人像
    taron
    taron 2020/12/03
    ポエニ戦争以前のスペイン社会を知る手がかり。全然イメージがないけど、けっこう豊かな文化が花開いていたのだな。
  • 気温38℃でも森は育った、温暖化で「熱帯林が危機」は誇張?

    アマゾンの熱帯雨林。将来、こうした森林の気温が上昇したとしても、必ずしも樹木が枯死するわけではないことが、新たな研究により明らかになった。(PHOTOGRAPH BY MALTE JAEGER, LAIF/REDUX) 世界で最も高温の熱帯雨林は、南米アマゾンではなく、米国アリゾナ州ツーソン郊外の砂漠にある。閉鎖空間の人工生態系「バイオスフィア2」の中だ。 1990年代初頭に施設内に植えられた、熱帯の樹木に関する研究の成果が最近になって報告され、驚くべき事実が明らかになった。ここの樹木は熱帯林が今世紀中に到達すると見積もられているどの推定よりも高い温度に耐えているという。 最近、森林科学者に希望を与える研究成果が多く発表されている。今回の研究もその1つだ。地球がもっと高温になり、大気中の二酸化炭素濃度が高くなっても繁栄できるような予想外のメカニズムが植物には備わっているのかもしれない。 熱

    気温38℃でも森は育った、温暖化で「熱帯林が危機」は誇張?
    taron
    taron 2020/11/26
    植物の多様性には大ダメージなんだけどな。
  • ストーンヘンジに地下トンネル計画、英政府が承認、賛否両論

    英国政府は、世界遺産ストーンヘンジの近くを通る交通渋滞がひどい道路を、トンネルを掘って地下に移設すると発表した。 (PHOTOGRAPH BY STEVE PARSONS, PA IMAGES/GETTY) 英国政府がストーンヘンジの世界遺産登録エリアの地下に、4車線のトンネルを建設する計画を承認したことで、論争が巻き起こっている。 現在ストーンヘンジのそばを走るハイウエーA303は、道幅が狭くて交通渋滞がひどいことで悪名高い。そこで総工費22億ドル(約2300億円)の改善計画が進んでいるが、問題となっているのはこの計画の一部である長さ3.2キロのトンネルだ。 このトンネルは、考古学者や環境保護活動家、そしてストーンヘンジを崇める人々から強い反対があったにもかかわらず、承認された。賛成派は、トンネルにより来の景観を取り戻し、年間160万人を超える観光客がより良い体験ができるようになると主

    ストーンヘンジに地下トンネル計画、英政府が承認、賛否両論
    taron
    taron 2020/11/20
    ストーンヘンジがどれほどの広さを持つか分からないだけに、慎重になるべきだと思うがなあ。/別のルートに迂回すればいいんじゃね。
  • “最も汚染された街”デリーの大気汚染が秋に最悪に、インド

    ある朝、スモッグに覆われたインドの首都ニューデリーのプラガティ・マイダン駅付近。地下鉄デリー・メトロの柱に植物が植えられているのは、野焼きで秋冬に悪化する大気汚染を緩和するためでもある。(PHOTOGRAPH BY SAUMYA KHANDELWAL) 今年もまた、インドのデリー首都圏にあの季節がやって来た。灰色がかったオレンジ色のスモッグが立ち込める中、ドアや窓を固く閉めて空気清浄機を動かさなければならない。 インドの首都ニューデリーは世界で最も大気汚染が深刻な都市の一つだ。自動車、石炭火力発電所、料理用コンロなどが主な原因だが、悪化の度合いは時期によって変わり、最も悪化するのは秋だ。インド北西部のパンジャブ州とハリヤナ州で、コメ農家が次に植える小麦のために9月下旬頃から田畑を焼く煙が流れてくるからだ。

    “最も汚染された街”デリーの大気汚染が秋に最悪に、インド
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    taron 2020/11/20
    大気汚染とコロナの二重苦/米の収穫と小麦の作付け時期が近接し、野焼きをしないと追いつかない。で、この時期、野焼きが行われ大気汚染が悪化する。
  • 絶滅危惧の深海サメ、コロナが危機に拍車か

    ガラパゴス諸島沖を泳ぐアカシュモクザメ。ヒレや肝油の需要が高い。国際自然保護連合は近絶滅種(critically endangered)に指定している。(PHOTOGRAPH BY MICHELE WESTMORELAND, NATURE PICTURE LIBRARY) 絶滅が危惧されているアカシュモクザメ(Sphyrna lewini)は、深さ300メートル以上の深海でも獲物を探す。サメには浮袋がないが、どうやって深海のすさまじい水圧のなかで浮力を保つのだろうか。 その秘密はスクアレンとも呼ばれる肝臓の油にある。水より比重が軽く、多くのサメの生存に欠かせない浮力を提供するこの物質は、実は人間にとっても重要な役割を果たす。免疫反応を強めてワクチンの効果を高める「アジュバント」(抗原性補強剤)として使われているからだ。(参考記事:「新型インフルワクチンでサメがピンチ」) 世界の製薬企業は、

    絶滅危惧の深海サメ、コロナが危機に拍車か
    taron
    taron 2020/11/20
    深海生物は再生産能力が低いから、持続可能性という点では問題がある。/肝油が免疫活性効果を期待されて大量に利用されている。コロナのワクチンでも、利用するものがあって、乱獲の可能性がある、と。
  • 14年間隠されていた「決闘する恐竜」化石、ついに表舞台へ

    2006年に、民間の化石ハンターが発見したティラノサウルスとトリケラトプスの化石。最近になって米国ノースカロライナ州の博物館に買い取られたことにより、研究が進むと期待されている。(PHOTOGRAPH BY MATT ZEHER) 10年以上、古生物学者たちが行方を気にしていた化石がある。有名な2つの恐竜ティラノサウルスとトリケラトプスが一緒に保存されている貴重な化石だ。しかも、2頭はしっかりと組み合い、まるで戦っているかのように見える。 化石には、「決闘する恐竜」というニックネームがつけられた。どちらの個体もそれぞれ優れたサンプルであるうえに、2頭の恐竜がひとつの化石に収まっているというのは極めて珍しい。死後にたまたま同じ川の砂州に流れ着いて重なり合ってしまったのか、それとも、当に格闘したまま一緒に息絶えたのか。その答えを知りたくても、これまで科学者がその化石を研究する機会はなかった。

    14年間隠されていた「決闘する恐竜」化石、ついに表舞台へ
    taron
    taron 2020/11/20
    「スー」の所有権に関しても、法廷闘争になっていたな。/基本的には文化財として、商業取引禁止にすべきだと思う。つーか、日本では、こういうのどういう処理になるのだろう。