“文具王”の異名を持ち、文具メーカーでユニークな商品を生み出し続ける高畑正幸氏が、最新文具の奥深~い世界をナビゲートする。 ここしばらく、文房具界に意欲的な新規格と言うべき製品が続々登場している。10B鉛筆、ステープラーの11号針など、この連載でもいくつか紹介してきた。 今回紹介するものも、そんな一つになりうるのだろうか。OLFAが今年3月に発売した「M厚型」は、従来のS型(最も一般的な事務用小型カッター)とL型(作業用の大型カッター)の間にあり、両者のイイトコドリな万能製品として登場。
“文具王”の異名を持ち、文具メーカーでユニークな商品を生み出し続ける高畑正幸氏が、最新文具の奥深~い世界をナビゲートする。 今回はカッターナイフ。以前に「1つだけ持つなら」ということでOLFA「M厚刃」を紹介したが、今回は、同じOLFAの大きいタイプ「MZ-AL」(以下、MZ-AL)。 突然だが、刃物の切れ味は刃の鋭さだけで決まると思ってはいないだろうか? 確かに刃はとても重要な要素であるが、実はそれだけではないということをカッターナイフが証明している。カッターナイフというのは不思議なもので、装填するブレードは規格品であるにもかかわらず、ボディが違うだけで切れ味がまったく違うように感じられるし、使い勝手はもっと違ってくる。今回紹介するMZ-ALは、大型カッターナイフ。日常で使うことが少なめで、むしろ工具に近いイメージかもしれないが、頻繁に買い換えるものでもないし、力のかかる作業を受け持つだ
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