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ブックマーク / portunus.hatenadiary.org (2)

  • キップ・ハンラハン『Coup De Tête』 - 猟奇カニ人間地下道に出現

    キップ・ハンラハンは充実期のピアソラの一連のスタジオ録音をプロデュースしたひと、として有名だろうか。 キップ・ハンラハンは、アイルランド人の父と、サマルカンド出身のユダヤ人の母との間に生まれ、ニューヨークのブロンクスで育った。自身が創設したアメリカン・クラーヴェから出されているキップ・ハンラハン名義のアルバムは、リズムを意識して聴くリスナーならば、目眩に近い陶酔を齎してくれるだろう。錯綜するリズムは、知的に制御されているけれど、頭だけで作られたものではない。 『THIS NIGHT COMES OUT OF BOTH OF US』 多彩な顔ぶれが名を連ねるこのアルバムだが、コンガのジェリー・ゴンザレス、エレクトリックギターのアート・リンゼイ、エレクトリックベースのビル・ラズウェルはほぼ全ての曲で参加している。彼らこそがこのアルバムの重要なメンバーであると、キップ・ハンラハンは考えたのであろ

    キップ・ハンラハン『Coup De Tête』 - 猟奇カニ人間地下道に出現
    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/11/27
    キップ・ハンラハンについての話題。彼のアルバム「all roads are made of the flesh」は持ってる。ジャック・ブルースがかっこええんだ。
  • 木村資生『生物進化を考える』 - 猟奇カニ人間地下道に出現

    これはいいだなあ。 学説史と進化史がコンパクトに纏められていて、その上で、突然変異と自然淘汰からなる進化の仕組み、中立説に基づいた集団遺伝学、分子進化と続く。各章が独立しているというより、相互に関連し合っているので、突然難しい話になった、という印象がない。だから、わたしみたいな頭の悪い人間でも、朧げながらでもアウトラインが把握出来る。抜き書きしたい記述も沢山ある。 最終章の「進化遺伝学的世界観」では優生の問題を考えているが、これは否定的に……だよな? ん? う……ん? ……えーと。 優生学を肯定的に紹介されてます、木村センセ。 医療の進歩により、過去に有害だった遺伝子の大多数が淘汰に中立になると、集団中に固定されるようになる。これは人類にとって退化であるといえる上、そのような遺伝子が引き起こす害に対応するのは、「社会的に大きな浪費」である。有限のリソースを発展的、建設的な事業に使うために

    tikani_nemuru_M
    tikani_nemuru_M 2010/11/09
    優生学について。消極的優生学については、考えれば考えるほどわからんです。
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