性犯罪刑法改正の議論の場で本多平直氏が行ったとされる不適切発言に関して、7月12日、立憲民主党ハラスメント防止対策委員会から調査報告書(以下、報告書)の提出がなされました。 報告書全文ダウンロード この報告書からただちに明らかなのは、検証すべき事実関係が執筆者の持論と切り分けられておらず、肝心の事実関係に関しても正確な記述を欠いていることです。これは論理的に飛躍のある箇所が含まれる点にとどまらず、多数の主語の欠落や文章の破綻にまで至っており、本件の調査報告のずさんさがうかがわれると言わざるを得ません。 報告書本文における個々の瑕疵については、先日発表された詳細な記事『立憲民主党は立憲主義と民主主義を放棄するのか、あるいは本多議員をめぐる報告書の致命的欠陥について 』があるためそちらに譲りますが、この記事では「筆者の主観的な評価と、対象者の言動が全く区別が付けられないまま著述が展開されていく
コラムニストの犬山紙子さんが各界で活躍する女性と、さまざまな問題について語り合う本連載。今回ご登場いただいたのは、公認心理師・臨床心理士の信田さよ子さん。長年DVや親子問題に取り組み、数々のメディアに登場。2021年5月、親子問題を取り上げた「クローズアップ現代」の「親を捨ててもいいですか? 虐待・束縛をこえて」にゲスト出演すると、Twitterでトレンド入りするなど、大きな反響を呼んだ。今回は児童虐待に取り組む犬山さんとDVについて語り合った。 信田 さよ子 NOBUTA Sayoko 公認心理師・臨床心理士。原宿カウンセリングセンター顧問、NPO法人RRP研究会代表理事。DV加害者プログラムやAC(アダルトチルドレン)・DⅤ被害者グループカウンセリングを行うなど、多方面で活動。著書に、『加害者は変われるか? DVと虐待をみつめながら』(ちくま文庫)ほか。最新著「家族と国家は共謀する、サ
デジタル化が進む近年では子どもたちへのIT教育に注力する国や自治体が増えており、生徒にノートPCやタブレット端末を与える取り組みが進んでいます。こうした取り組みは子どもたちのIT知識を育むことが目的かもしれませんが、2010年代に「公立の小中学生へ安価なノートPC(ネットブック)を支給する」という取り組みを行ったアルゼンチンでは、ノートPCを手にした子どもたちによって「ヒップホップ文化」が花開いたとのことです。 In Argentina, cheap government-issued netbooks sparked a musical renaissance - Rest of World https://restofworld.org/2021/argentina-netbooks-music/ アルゼンチン政府は2011年に「Conectar Igualdad」というプログラムを開
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以前から、ゆたぼんさんは、ツイッターでも話題になっていたが、あまり興味がないので、ずっとどういう子供なのか知らなかった。ただ、今回は朝からやたらとツイッターで見かけたので、上掲の記事と関連のツイートを読んでみたら、別に驚くほど型破りでも、ダメダメでもなかったので、「なんだこりゃ」という感想しか持てなかった。 私が子供の頃から、不登校の子供はいたし、私が親しかった友人も中学生の3年間、ほぼ学校に行かなかったのである。その件についてちょっと触れてみたい。 【目次】 中学校に一切通わなかった友人 真面目すぎて学校に向かない子供 動画「中学校へ行くかについて」 多様な人間を包容できる社会の方が良い 「友人」のその後 中学校に一切通わなかった友人 私が中学生の頃、友人が不登校だった。3年間ほぼ中学に行かなかった。最初の入学式の後、数日で行かなくなり、卒業式には参加せず、卒業証書だけもらいに学校へ行っ
福岡市の中学校の人権侵害の校則、いわゆる「ブラック校則」が話題になっている。 news.livedoor.com 「学校まかせ」では人権侵害がいつまでも解決しない ぼくは市内の中学校に娘を通わせる一人の親として強い関心を持ってきた。 ぼくがずっと感じている不満は、「校則は学校ごとの問題。学校ごとに決めればいい」という扱いをされることだ。結果的にいつまでたっても問題が解決しないのである。 学校という単位になると、一人の保護者が言えることは実に限られている。担任や校長に話したこともある。それで変わるかどうかはわからない。というか、悪意にとらえれば、「3年間、のらりくらりとかわしていれば、このモンペは子どもが卒業してしまうのでおさらばだ」と思われているのだろう。 PTAを通じた改革の可能性と難しさ PTAはどうか。福岡市でもPTAを通じて改革したケースはある。 news.yahoo.co.jp
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2021年1月31日の埼玉県戸田市の市議会議員選挙(定数26)において、2020年の都知事選でもそのパフォーマンスが話題なったスーパークレイジー君こと西本誠氏が25番目の912票の得票で初当選しました(政治家としてもスーパークレイジー君として活動するとのことなので、以下もスーパークレイジー君で)。 都知事選では「百合子か、俺か」のキャッチフレーズやそのパフォーマンスからイロモノ候補かと思っていたのですが、政見放送を見たら非常に真面目な主張をしていて驚いた記憶があります。 今回の当選を受けて、マスコミでも話題を集めていますが、今回のスーパークレイジー君の当選には「驚いた」「ウケる」といった要素だけではなく、日本の選挙や民主主義を考える上での重要な問題が含まれていると考えるので、以下、2つの面から考えてみたいと思います。 1. 日本の地方議会の選挙制度の問題 今回の戸田市議会議員選挙の結果は以
台湾東部・花蓮県にある私立慈済科技大学はこのほど、新型コロナウイルスの影響で母国に帰ることができない外国人留学生のために冬休みのアルバイトを紹介するイベントを実施した。私立慈済科技大学は仏教系慈善団体である慈済慈善事業基金会を経営母体とする。このイベントでは慈済慈善事業基金会の慈善志業発展処、資訊部、花蓮慈済医院(=病院)医務部、護理部、大愛幼児園(=幼稚園)などが用意する20個以上のアルバイトが紹介された。これに対して80人余りの学生が面接に訪れた。同大学でマーケティングや流通管理を学ぶインドネシア人留学生は「新型コロナウイルスの影響で帰国できないが、冬休み期間を利用して、AI(人工知能)関連の情報技術を使うアルバイトの機会を探したい。職場で使える専門の技術を学び、今後の就職活動につなげたい」と話している。なお、私立慈済科技大学の羅文瑞校長(=学長)によると、学内で募集するアルバイトも含
子どものゲーム利用時間を制限する香川県のインターネット・ゲーム依存症対策条例は憲法13条が保障する幸福追求権などを侵害し違憲で、精神的苦痛を受けたとして高松市の高校3年(18)と母親が県に計160万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、高松地裁(天野智子裁判長)で開かれた。県は請求棄却を求めた。 条例は、18歳未満のゲーム利用は1日60分(学校休業日は90分)まで、スマートフォンの使用は中学生以下は午後9時、それ以外は午後10時までにやめさせることを目安に、家庭でルールを作って子どもに順守させる努力義務を保護者に課している。罰則はない。議員提案で成立し4月に施行された。こうした内容の条例は全国初。 訴状によると、政府が「ゲーム依存症の発症を防ぐための時間制限に係る有効性および科学的根拠は承知していない」と見解を示していることなどから、条例の目的に科学的正当性は認められないと主張
どうもみなさんこんにちは、こんばんは、ロケットニュース24のP.K.サンジュンです。最近、急激に寒くなってきましたが、皆様どうお過ごしでしょうか? 毎朝、娘を自転車で保育園に送り届けている私としてはなかなか寒さが身に沁みます。とりあえず早く春になってくれないかなぁ。 さて、どうやらネット上ではDHC会長の「差別発言」が炎上しているようです。この世に生を受けて42年、バリバリの在日韓国人として生きてきた私としてはある意味で慣れっこのニュースなのですが、今回はちょっとスイッチが入ったので思うところをツラツラと綴っていきたいと思います。 ・絶賛炎上中 ご存じの方も多いと思いますので、今回の件の概要についてはサラッとだけ説明しておきましょう。批判が集まっているのはDHC公式サイトに掲載されている「ヤケクソくじについて」という2020年11月日付のテキストで、そこには以下のように記載されています。
× リニューアル致しました。 先生解決ネットサイトをリニューアル致しました。 リニューアルに際しユーザーの皆様に再登録して頂く必要がございます。 お手数ではございますが、何卒宜しくお願い致します。 今すぐ再登録する 電磁波が人体に影響を与え、学力の低下を招くことなどを懸念する市議会議員らは11月8日、無線LANにより生じる「電磁波過敏症」への対策などについて、意見交換会をオンラインで開催した。 GIGAスクール構想でICT環境を整備するに当たって、電磁波による問題点とそれへの対策を話し合った。 東京都新宿区議会のよだかれん議員は、学力と健康の2つの観点から、「大人でもICT機器を使用すると前頭前野の機能が低下するという様々な研究報告がある。小学1年生からの使用で脳の発達への影響は懸念されないのか」と指摘した。 よだ議員は、9月議会の質疑の一部で、令和元年の全国学力テストの結果に基づき、電子
この記事では2020年10月14日に開催した「NoMaps2020」トークセションの様子をお届けします。 NoMaps公式サイト ≫さくらのレンタルサーバ !まずは2週間無料でお試し イベントには「マスクマップ」をわずか3日で開発した逸話で”天才”として日本でも注目された、台湾デジタル大臣オードリー・タン氏、さくらインターネット株式会社 代表取締役社長 田中邦裕が登壇。 ファシリテーターはCode for Sapporo / Code for Japan 古川 泰人氏。 「市民生活とテクノロジーの調和」をテーマにトークセッションをおこないました。 オードリー・タン氏&さくらインターネット 田中邦裕 最近興味があること 古川 泰人氏(以下、古川):本日は、市民生活とテクノロジーの調和、ソーシャルイノベーションという観点でお話をうかがっていきたいと思います。オードリーさんは政府の仕事をしながら
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