完璧にスケジューリングしたつもりなのに、なぜいつも時間が足りなくなるのか。それは時間リスクの見積もりが甘いからです。 仕事の計画を立てるとき、万が一に備えて手は打ってあると胸を張る人は少なくありません。しかし、その多くは危機(ハザード)管理であって、リスク管理でないことに気づいていない。 ハザードとは、災害や事故といった事態のことであり、危機管理ではハザード発生時のリカバリーに主眼が置かれます。一方、リスクはハザードと違い、日常の中で予定どおりに進まない可能性があるものすべてを指します。たとえば「仕事中に突然、顧客が来訪する」というイベントは、けっして災害や事故ではありませんが、日常的で不確実という点では立派なリスクです。時間のリスク管理とは、こうしたイベントを事前に把握してマネジメントすることをいいます。 普通に仕事をしていれば、さまざまな時間リスクに出合います。「いざ外で仕事をしようと
某セッションでちょっとしゃべったことをつらつらと。SIの現状と近い将来について思うところをまとめておきます。自分自身の立ち位置も確認していくという意味で。 結論的にいうと、SI自体は必要とされていますが、SI屋さんのビジネスモデルは成立しないという状況になるので、旧来の「SI屋さんの方法」ではうまくいきません。なので、別のやり方でSIをどうやっていくか?という議論が必要になりますね、という話です。 まずSI事業は人月稼働で商売をしています。スタート地点はそうではなかったのですが、一旦大きな人数を抱えると、食わせる必要があるため、より大きな仕事を取る羽目になります。要は稼働させる事、それ自体が目的になります。稼働を維持させる事で、収入を確保する事ができ、確保された収入で稼働のための人員を維持できる。そもそもそういう循環をベースに組織の目的が、「結果として」形成されてしまっています。 副作用と
オリンパスの元専務である宮田耕治さんが、もう一度会社をなんとかしようと呼びかけるサイトを立ち上げました。愛するオリンパスのために立ち上がったという宮田さんの熱いメッセージは非常に多くの人の心を打ち、一時的にアクセスが集中してサイトがダウンするほど。しかし、果たして本当にオリンパスは変わっていけるのでしょうか。今回の「オリンパス・ショック」の全貌をざらっとまとめてみました。 Olympus Grassroots 「Olympus Grassroots」はオリンパス株式会社の元専務取締役で、オリンパスメディカルシステムズ株式会社の元社長でもある宮田耕治さんが立ち上げたサイト。オリンパス従業員へ向けた、熱いメッセージが掲載されています。 2006年までオリンパスに勤務しましたOBの宮田耕治です。この数週間、オリンパスに関する耳を塞ぎたくなるようなニュースが新聞、テレビで報道され、客観的に見てオリ
Google買収劇! Googleが手中におさめたビッグビジネス162011.08.16 12:106,069 大きく大きく大きくなーれ。 Googleによるモトローラの買収が世間を騒がしております。買収額は125億ドル(約9600億円)この買収によってGoogleはこれからさらに大きなAndroid戦略をしかけていくのですね。 さて、125億ドルでの買収はGoogle買収史上最も大きなビジネスになるであろうと言われていますが、Googleは今まで実に多くのビジネスを手中におさめてきました。たくさんのテック業界関連会社を買収し多くの特許を手に入れ、それによって大きな成功を掴んできました。サーチエンジンの会社が手がける動画サイト、モバイルOS、ディスプレイ広告はどれも会社にとって非常に大きな役割を果たしています。そのどれもが元は他社から得た技術から始まったもの。モトローラ買収までの、過去10
断られることを恐れて行動できなかったり、断られることで落ち込み、気持ちが焦って空回りすること、ありますよね。そんな時、思い出して欲しいいくつかのコツをお伝えします。 断られることを恐れて行動できなかったり、断られることで落ち込み、気持ちが焦って空回りすること、ありますよね。断られた後の対応方法を知ることで、落ち着いて次の一手につなげられるはず。部下や後輩が行動できていない時、断られて凹んでいるときに有効な方法を紹介します。 営業電話は仮の姿 最近多いのが、次のような電話です。 発信者 本日は御社のサービスをPRする方法をご紹介したく、ご連絡差し上げました。 わたし はあ。 発信者 御社は企業様へのサービスが中心のようですが、プログラムのご案内や、セミナーのご案内をどのようにしていらっしゃいますか? わたし 無料セミナーを企画し、そのテーマに関心がある人に向けてPRしています。その際、すでに
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