ただこの買収劇、オーディオファンからはどうも評判が良くない。「狙いがわからない」という人も多いだろう。Beatsは、確かにヘッドホンのトップブランドだ。特に欧米で、十代・二十代の若い層の支持が厚い。今やアメリカの十代が買うヘッドホンのシェアでは5割近くを売り上げている。「b」の文字はある種のデザインアイコンになっている。 だが、同社のヘッドホンは、技術的には見るべきところが少ない。音質面でも特筆すべきところはなく、ヘッドホン技術を求めてBeatsを購入する意味はない。デザインについては、それこそアップルにはジョナサン・アイブを中心にした、立派なデザインチームもいる。「b」ロゴとブランドは存続する、とアップルはコメントしている一方で、デザインはアップルのチームが行なうことになるようだ。とすると、どうにもアップルの狙いが見えづらくなる。 答えは発表文の中にある。発表文の中でアップルは、Beat
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アップルのCEOはあくまでもティム・クック氏だが、故スティーブ・ジョブ氏と同様に、同社の顔になっているのはサー・ジョナサン・アイブだ。アイブ氏は、アップルが生産する全ての既存の製品に関わり、真のデザインと機能を追求している。同氏は、アップルの中心的な存在となり、アイブ氏抜きのアップルを想像するのは難しい。…ここまでは、アップル製品のファンなら、誰でも知っている。そこで今回は、あまり知られていないジョニー・アイブ氏の真実を5点ほど紹介していく。 1. アップルを辞めかけたことがある 1985年、アップルの取締役は、ジョブズ氏の「気難しさ」を理由に、同氏を追放した。しかし、1997年には、ジョブズ氏は、アップルに復帰し、台頭するウィンドウズに対抗する同社の指揮を執ることになった。 アイブ氏が、アップルを去ろうとしたのは、その1997年であった。しかし、当時の上司、ジョン・ルビンスタイン氏から、
スマートフォンの販売競争で苦戦が続くNTTドコモは、先月から導入したアップルのiPhoneに加え、この冬から、国内メーカーの3機種を主力商品と位置づけて、大幅な値引きを行うと発表し、今後、巻き返しを図れるかが注目されます。 NTTドコモは10日、年末商戦向けに発売するスマートフォンの最新機種を発表し、「シャープ」と「富士通」それに「ソニー」の3つの機種を主力の商品と位置づけて、大幅な値引きを行うことを明らかにしました。 NTTドコモと10年以上契約している人が従来の携帯電話からスマートフォンに買い替えた場合と、新規に契約した場合は、3つの機種を1万円から1万5000円程度で販売するということです。 NTTドコモは、平成18年に携帯電話の番号を変えずに契約する会社を変更できる「番号ポータビリティー」が導入されて以降、他社へ顧客が流出する状況に歯止めがかからず、先月にはiPhoneの導入に踏み
iPhone5Sが発売になりました。au、ドコモ、ソフトバンクの料金設定について、いろんな駆け引きがあるようですね。 それはさておき、フラッシュメモリの観点からiPhone5Sの価格を見てみましょう。 どの会社でも、新規購入・機種変更を問わず、iPhone5Sの16GBモデルに比べて、 ・32GByteモデルは1万320円高い ・64GByteモデルは2万640円高い 中身の違いは単純にフラッシュメモリだけですから、 ・16GByteのフラッシュメモリを1万320円 ・32GByteのフラッシュメモリを2万640円 で売っているわけです。 一方、中身は同じフラッシュメモリの16GByteのSDカードは価格.comの最安値は、925円。 つまり、高々、千円のフラッシュメモリを一万円くらいでアップルは売っているわけですね。 なんと、価格が10倍です。 しかも、フラッシュメモリを製造しているのは
先日10日のアップルの発表会でiPhone 5sと5cが発表され、さらにNTTドコモでの取り扱いも決定し、アップルストアには既に行列が出来はじめるなど、20日の新型iPhoneの発売日を前にして盛り上がりが増しています。中国の工場で生産された何百万台ものiPhoneは世界各所に輸送されますが、その輸送システムの秘密の一部をBloomberg.comが公開しています The IPhone's Secret Flights From China to Your Local Apple Store - Bloomberg http://www.bloomberg.com/news/2013-09-11/the-iphone-s-secret-flights-from-china-to-your-local-apple-store.html アップルCEOのティム・クックが先日新しいiPhoneを
iOS 7 の 64-bit 移行について Sisir Koppaka が興味深いことをいっている。 CannyVision: “The Most Forward Thinking Apple Yet” by Sisir Koppaka: 12 September 2013 * * * 単なる次の段階への移行ではない 昨日の発表でもっとも奇妙に思えたことのひとつは、iOS 7 が 64-bit 対応になったことだった。 WWDC ではアップルは何も触れなかったが、A7 チップ(したがって次期 iPhone)が 64-bit 対応になることを明らかにするのを避けるためだったのかもしれない。これはアップルがいずれ次の段階に移行する準備にすぎないと考えたひとが多かったようだが、これにはそれ以上の意味があると自分は考える。 One of the most peculiar anno
5~6月、シリコンバレーでは会議がやたら多い。その中でも、特に話題を集めたのは、何といってもグーグルの開発者会議「Google I/O」と、アップルの開発者会議「WWDC」の2つだ。 例によって、会議での発表内容は既に数多く報道されているのでそちらに譲るとして、私はその2つで感じられた当地の「勢い」の方向について考えてみようと思う。 一時のようにアップルが圧倒的に先行しているというわけでもなく、またここしばらくメディアが好んで書き立てるようなアップル落日・Android全盛というわけでもない。それぞれに強みと弱みを抱えて一生懸命頑張っている、なかなか良い感じの膠着状態と見える。そして、両者の戦線はどんどん拡大して、もはや「モバイルOSの陣取り」という話にとどまらなくなっている。 モバイル勝負の「武器弾薬」 今回両陣営に共通だったのは、ハードウェアの新製品の発表があまり目立たなかったことだ。
YRP野比で働いていれば電話関係の人間じゃなくても幾らでも出てくる話題の一つ。 電話局の電話局データ管理からP社、N社の人間が少しずつ消えているというのだ。 特に局管理というヤツについては今までP社、N社、F社、S社、T社(これがよくわからん)が関わっていたらしい。 で、F社、T社は早々に無関係になっていたので、残る大手のP社、N社、S社が管理を引き継いでいたらしいのだが、 D社はこの部署へ自社の技術者を寄越す予定無かったみたいなんだ。技官レベルがあれこれ口出しするだけ。 でもYRPにアップル社の人間は来ていない模様。つまりS社の独壇場になっている。 (So社は間借りの立場っぽいけれど、居るには居るみたい) 局の管理って言うのは保守や通信維持等のことで、ぶっちゃけた話をすると自社の製品を試験・調査・吟味する上で 重要な役割を持っているワケだ。 そもそもS社の独壇場になっていて情報盗み放題な
携帯電話の国内最大手、NTTドコモは、アメリカのIT企業、アップルのスマートフォン「iPhone」の販売に初めて乗り出す方針を固めました。 国内の携帯端末メーカーは一段と厳しい競争にさらされることになります。 関係者によりますと、NTTドコモは、アップルが今月以降に発売するとみられるiPhoneの最新モデルの販売に参入する方針を固めました。 ドコモは、iPhoneの販売を巡ってアップルと条件面での折り合いがつかず取り扱いを見送っていましたが、国内でiPhoneを販売するソフトバンクとKDDIに乗り換える顧客が増え、苦戦が続いていました。 このため、販売に力を入れる機種をソニーと韓国のサムスン電子のスマートフォンに絞り、大幅に値引きするなどの対抗策を打ち出しましたが顧客の流出は止まらず、iPhoneの販売に乗り出す方針を固めたものです。 一方、アップルとしてもおよそ6000万件の契約を持つN
昨日のエントリーでアップルがiWatchの商標をまずジャマイカに出願して優先日を確保しておいてから各国に出願する戦術を取っていると書きました。台湾、メキシコ、ロシア、トルコにも日本と同日に同じくジャマイカの出願に優先権を指定した出願を行なっているようです(参照記事(MacRumors))。 これがよくあることなのかちょっと調べてみました。 その結果を書く前に、なぜ、わざわざジャマイカに出願なんてことをするのかを説明しておきます。 まず、多くの国において商標は先願主義なので出願人としてはできるだけ早めに出願しておきたいという意図があります。特に世間の注目度が高いアップル製品などは噂が出た段階で商標ゴロ的な人が勝手出願(冒認出願)をする可能性が高いので早めの出願が不可欠です。 しかし、その一方で、商標登録出願をするとその内容が一般に公開されてしまうという問題があります。国により多少の差がありま
営業利益率4割を誇ってきた超優良企業、ファナックに異変が生じている。 同社の2013年4〜6月期は売上高が前年同期比22%減の1063億円、営業利益は同36%減の346億円と大きく落ち込んだ。元凶となったのは、「ロボドリル」と呼ばれる小型工作機械の失速だ。 【詳細画像または表】 ファナックはここ数年、アップルのアイフォーン用アルミ製筐体を加工するEMS(電子機器の受託生産サービス)、鴻海精密工業に対して、ロボドリルを大量に納入。鴻海向けの売上高は11年度に523億円(ファナック連結売上高の9%)、12年度には869億円(同17%)と順調に拡大してきた。このうちの大半がロボドリルだとみられる。 ■ 余剰能力が浮き彫りに だが年明け以降、状況は一変した。ロボドリルを含む「ロボマシン」部門の四半期売上高は、12年10〜12月期の510億円をピークにして急減。13年4〜6月期は前年同期比7
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