NASA(米航空宇宙局)の人工衛星「DSCOVR」が撮影した、地球を横切る月の連続写真が公開されました。 月がすいーっと横切ります 写真は7月16日、DSCOVRと地球との間に月が移動してきたところを撮影したもので、地球上からは見られない月の裏側が写っています。地球上から見える月の特徴である「月の海」(濃い色の玄武岩で覆われ、海のように見える部分)が、月の裏側にはほとんどありません。餅つきをするウサギなんてどこにもいない、きれいな平面が広がっています。 月の裏側(Credits: NASA/NOAA) 人工衛星DSCOVR(credit NASA) NASAはこれまでも、月の裏側の詳細な写真をいくつか撮影してきました。DSCOVRは来月に定期観測に入り、NASAは毎日地球の写真を公開する予定。年2回ほど、月と地球が一緒に写る写真を撮影します。 (笹原新之介) advertisement 関
米航空宇宙局(NASA)は7月15日、探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星の最新画像を公開した。最接近の1時間半前に7万7000キロの距離からとらえており、富士山クラスの氷の山々がそびえ立っているのが分かるという。
冥王星への最接近を間近に控える米航空宇宙局(NASA)の探査機「ニューホライズンズ」に障害が発生したが、NASAは7月7日には通常の観測が可能な状態に復帰できるとの見通しを示した。 7月4日に通信ができなくなる障害が発生し、セーフモードに入ったことが判明。ハードウェア/ソフトウェアともに問題はなく、最接近を準備する過程で地球から送った一連のコマンドのタイミングに原因があったことが分かったという。「素早く問題を特定し、探査機が無事であることが確認できた」とNASAの担当者は安堵している。 ニューホライズンズは7月14日の最接近に向け、地球から光速でも4.5時間かかる約49億キロ離れた場所を飛行中。減速が難しいため、冥王星を周回する軌道には投入できず、冥王星を通過しながら最接近(フライバイ)し、表面の詳細な観測などを行う。 関連記事 冥王星のカラー写真、探査機「ニューホライズンズ」が撮影 探査
準惑星ケレスの表面に見える不思議な明るい点を、探査機「ドーン」がさらに鮮明にとらえた写真を米航空宇宙局(NASA)が5月11日に公開した。 ケレスのクレーター内に見える明るい点が鮮明に写っている。NASAが公開したアニメーションの1コマ NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA 写真は5月3~4日、ケレスから1万3600キロ離れたところから撮影した。クレーターの中にある2つの明るい点がはっきりと写っている。NASAのWebサイトではアニメーションとして楽しめる。 明るい点の正体はまだ不明だが、ドーンの主任研究員を務めるカリフォルニア大学ロサンゼルス校のクリストファー・ラッセル氏は「明るい点は反射率の高いものが太陽光を反射したもので、おそらく氷だろう」と述べている。
米航空宇宙局(NASA)は3月5日、43億年前の火星には広大な海が広がっていたという推定を発表した。研究結果は米科学誌「Science」に掲載される。 43億年前に存在していた水量は少なくとも2000万立方キロ。低地となっている火星の北半球に広がり、惑星の表面積のうち19%を占めていたという。地球表面の17%を覆う大西洋に匹敵する大きさで、場所によっては深さ1万6000メートルに達したという。水はその後87%が蒸発し、残りは両極の氷として存在している。 推定はヨーロッパ南天天文台のVLT(チリ)とケック天文台、NASAの赤外線観測施設(ハワイ)による観測結果から得た。火星表面の水(H2O)と重水(HDO)の比率や45億年前の火星由来の隕石を調べるなどし、太古に存在した水の量を推定した。 関連記事 準惑星ケレスに謎の白い点 探査機が撮影した準惑星ケレスの写真に正体不明の明るい点が写っている。
米航空宇宙局(NASA)は10月16日、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)がとらえた130億光年以上先の銀河の写真を公開した。知られている中で最も遠い銀河の1つで、宇宙誕生から5億年後の姿を伝えている。
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