下のエントリで三田図書館・情報学会の「面白かった発表」の5番目に挙げた種市淳子さんの発表を聞いていた時に考えた話。 種市さんの研究自体は短期大学の学生に、レポート作成を前提とした情報収集の課題を出して、どういう行動を取るかを記録しておいて分析する、と言う利用者行動に関するもの。 事前に検索に使うキーワードや用いる情報源を考えさえると行動にどう影響するかな、と言うことを観察していくもので、本筋は本筋で非常に面白い。 ただ、本筋とはちょっと離れて気になったのが、学生がどんなwebページを情報源として収集したか、と言う点。 被験者の学生にはレポートに使えそうなページはブックマークを付与するよう言われているのだけれど、そのブックマークされたwebページの中に、 Web Credibility Project(2002)の「webの信頼性のためのガイドライン」による評定で低い得点しかとれない(≒信頼