北海道・夕張の６小学校、１校に統合 新学期で変わる生活＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース財政再建計画が進められている北海道夕張市で、６校ある小学校が４月から１校に統合される。徒歩通学だった児童の多くがバス通学を余儀なくされるが、雪深い山の子供たちは「不安はあるけれど、友達が増える」と期待感も抱いている。（札幌支局 藤井克郎） 背丈ほどの高さまで積もった雪の小道を踏みしめて、子供たちが登校してくる。校門で出迎える門前史博校長（５８）に「おはようございます」とあいさつすると、元気いっぱいで校舎内へと入っていった。 夕張市立若菜中央小学校は現在、８９人の児童を抱える。１学年１クラスずつあるが、４月からは全校児童がバスで１５分ほどの清水沢地区にある新設のゆうばり小学校に移る。 現在は学校まで歩いて１０分という５年生の樋浦七奈（なな）さん（１１）は「ほかの学校の人と遊んだり交流したりするのが楽しみ。今はスキー部に所属しているけど、新しい学校でもスキー部に入りたい」、同じ５年生の伊藤沙耶
