【カイロ篠田航一】エジプトのイスラム教最高指導者シャウキー・アラム師は今月に入り、仮想通貨の代表格としてインターネット上でやり取りされる「ビットコイン」について、「投機性が高く、イスラム教で禁じる賭博に似ている」として取引を禁じるファトワ(宗教令)を出した。政府系紙アルアハラムなどが伝えた。 ビットコインは2009年ごろからネット上で流通し、日本でも取引が盛ん。価格は日々変動し、民間の販売所などで購入して市場で取引できる。ドルや円など通貨との交換レートが変動するため、利益を…
宗教法人の真如苑(東京都立川市)が、仙台市青葉区本町2丁目の三井アーバンホテル跡地の駐車場と、隣接する三井生命仙台第2ビルの土地(計2204平方メートル)を取得したことが7日、分かった。真如苑は寺院を建てる方針。市中心部の東二番丁通や勾当台公園に面する角地で、跡地利用が注目されていた。 土地とビルを所有していた三井生命保険によると、売買は9月24日に成立した。複数の不動産関係者によると、数カ月前に三井生命保険が実施した入札に真如苑や不動産会社など複数が応札。真如苑が最高額を提示し、売買成立に向けた交渉が続いていた。入札額は50億~70億円とみられる。 取得した土地に建てる寺院の規模や着工・完成時期などは未定。コインパーキングだった駐車場は現在閉鎖され、寺院の建設開始までは信者向けの駐車場として活用される。 真如苑は東日本大震災で仙台市泉区将監にあった仙台支部が被災。青葉区国分町のビル
葬式の際に僧侶に渡す布施。大手流通のイオンが金額の目安を提示したことについて、仏教界が困惑しているという記事(2日付)に対して、14日までに569件もの意見が社会部に寄せられた。「目安の明示は是か非か」。東京近郊では全国より一カ月早く7月中旬のいまが盆。主な意見を紹介しながら、寺との関係を考えてみる。(赤堀正卓) ■現実的な悩みも 寄せられた意見は約85%が、目安の提示に「是」だった。その多くは「自分が葬儀を出した時に困った経験がある」という体験談からきたものだった。 「『気持ちの問題』といっても目安がないと、どう考えていいか分からない」(無職女性)という趣旨の声は100件以上寄せられた。ほかに「僧侶から『お気持ちで』といわれて布施を渡したら、『これでは少ない』といわれて返された」(会社員男性=同様12件)▽「昔のように檀(だん)家(か)が寺との代々のかかわりの中で布施を決めることができる
宗教法人から民間会社に所有権が移った大阪・豊中市の霊園。墓石がない区画の契約者は解決金を請求されている 宗教法人の運営する墓地が競売にかけられるケースが大阪府内で相次いでいる。 すでに永代使用権を得ていた契約者が、競売で墓地を取得した所有者から再び「使用料」を請求される事態も発生。高齢化社会の中で、〈終(つい)の住み家〉が揺らいでいる。 大阪府豊中市の中心部にある約740区画の霊園。京都市の宗教法人が1995年に開設し、約500区画に墓石が立つ。未納骨の区画についても、契約者が1区画80~150万円の永代使用料を宗教法人に支払っている。 2002年、元代表役員への融資の担保として土地の大半と事務所に抵当権が設定されたが、同役員らが別の霊園事業に失敗。同年から07年に競売にかけられ、東大阪市の墓地管理会社が取得した。その後、同社は未納骨の区画の契約者に、「解決金」の名目で1区画あたり40万円
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