台風18号の影響による大雨被害により東武鉄道が一部区間で運転を見合わせているのを受け、鬼怒川温泉旅館組合(栃木県日光市)は13日、宿泊客向けに臨時シャトルバスの運行を始めた。 東武鉄道では大雨で盛り土や橋げたが流出するなどしたため、日光線の新鹿沼-下今市間、宇都宮線の安塚-西川田間、鬼怒川線の下今市-新藤原間でそれぞれ運転を見合わせている。 このため、同組合に加盟する23施設の宿泊客を対象に、15日まではJR宇都宮駅東口から1日2往復、16~18日にはJR今市駅から同4往復、東武鬼怒川温泉駅前までの臨時シャトルバスを運行する。 日光市観光協会によると、鬼怒川温泉などにある市内の温泉旅館では一部で露天風呂棟が崩落するなどの被害が出たが、大半の宿泊施設が営業している。担当者は「少しでも宿泊客の利便性を確保したい」としている。 また、一部区間で運休していたJR日光線は、13日に全線で運行を再開し