3年前の台風で被害に遭った須磨海づり公園。桟橋の金属製網は脱落し、さびが目立つなど老朽化が進んでいた=神戸市須磨区一ノ谷町沖(小型無人機で撮影) 3年前の台風で被害に遭った須磨海づり公園。桟橋の金属製網は脱落し、さびが目立つなど老朽化が進んでいた=神戸市須磨区一ノ谷町沖(小型無人機で撮影)
岩手県岩泉町岩泉にある日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」が、台風10号の豪雨の影響で水没したことが1日、分かった。入り口から水が滝のようにあふれ出し、近くの本田川に流れ込んでいる。営業再開の見通しは立っていない。 龍泉洞事務所によると、8月30日の大雨で増水した本田川の水が洞窟内に流れ込んだ。裏手の山の地下水も流入したとみられる。同日は終日閉鎖していたため、けが人はなかった。 30日午前には既に入り口から水があふれていた。本田川沿いにある駐車場のコンクリートの一部が剥がれたという。 同事務所の菊池美生主事は「洞窟内部に設置されている照明など電気系統が水没し、遊歩道や橋が流されている可能性が高い。岩が削り取られている恐れもあり、被害規模は想像もできない」と話した。 龍泉洞は国指定の天然記念物で、美しい地底湖で知られる。過去にも大雨で入り口から水があふれることはあったが、今回はこれまでにな
箱根の旅館、別荘など70軒がいまだ温泉ストップ…復旧のメド立たず 2016年5月5日6時0分 スポーツ報知 箱根山周辺の1年 火山性地震が激増し箱根山(神奈川・箱根町)の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)に引き上げられてから、6日で1年となる。箱根町仙石原地区にある旅館、マンション、別荘など約70軒が、大涌谷を源泉とする温泉の湯の供給が止まったまま依然として復旧していないことが4日、関係者への取材で分かった。 その約70軒を含む約400の宿泊施設に温泉を供給する「箱根温泉供給株式会社」によると、噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられた昨年6月30日から、大涌谷にある供給施設への立ち入りが禁止され、メンテナンスや清掃ができなくなり、土石流などで配管などが破損した施設からの供給がストップした。 箱根町は今年4月15日に、退避経路の確保などを明記した安全計画書の提出や、防毒マスク、ヘルメッ
台風18号の影響による大雨被害により東武鉄道が一部区間で運転を見合わせているのを受け、鬼怒川温泉旅館組合(栃木県日光市)は13日、宿泊客向けに臨時シャトルバスの運行を始めた。 東武鉄道では大雨で盛り土や橋げたが流出するなどしたため、日光線の新鹿沼-下今市間、宇都宮線の安塚-西川田間、鬼怒川線の下今市-新藤原間でそれぞれ運転を見合わせている。 このため、同組合に加盟する23施設の宿泊客を対象に、15日まではJR宇都宮駅東口から1日2往復、16~18日にはJR今市駅から同4往復、東武鬼怒川温泉駅前までの臨時シャトルバスを運行する。 日光市観光協会によると、鬼怒川温泉などにある市内の温泉旅館では一部で露天風呂棟が崩落するなどの被害が出たが、大半の宿泊施設が営業している。担当者は「少しでも宿泊客の利便性を確保したい」としている。 また、一部区間で運休していたJR日光線は、13日に全線で運行を再開し
宮城、山形両県にまたがる蔵王山(蔵王連峰)の火山活動活発化に伴い昨年秋から宿泊客が激減したとして、山形市の蔵王温泉にある中堅ホテル「スターライトホテル 樹氷の家」が、5月の廃業を決めたことが16日分かった。地元観光業者によると、火山活動による影響で蔵王温泉の宿泊施設が閉鎖されるのは初めてという。 樹氷の家は温泉街から離れたスキー場中腹にあり、1957年に開業した。5階建て全79室に、最大で350人が宿泊できる。「ゲレンデの中にあるホテル」が売りで、収容人数や立地の良さから修学旅行やスキー教室といった教育旅行の団体が主な客層だった。 樹氷の家によると、「お釜」の水面が白濁するなど火山活動の情報が広まった昨年10月以降、宿泊客が激減した。降雪後も傾向は変わらず、毎年予約が入っていた常連団体の利用見合わせ、キャンセルが相次ぎ、今季の売り上げは昨季の半分を割り込んだという。 東日本大震災の影
木曽郡南木曽町で9日発生した土石流災害によるJR中央西線一部区間の運行見合わせが、諏訪地方の観光にも影響を与えている。中央道など幹線道路が利用できるため、関係者からは「限定的」との受け止めが目立つ半面、観光のトップシーズンである夏を迎え、復旧に時間がかかった場合にどんな影響が出るか見通せない―との声もある。 諏訪湖温泉旅館組合によると、鉄道を利用して上諏訪温泉に訪れる観光客は年間で2割弱。ただ、主は東京方面からで、中京方面はそれほど多くないという。2012年12月に発生し、諏訪地域への観光客数の減少につながった中央道笹子トンネル(山梨県)の天井板崩落事故を受けた交通規制に比べ、観光への影響度は「全然違う」と話す。 浜の湯(諏訪市)によると、11、12日は個人と団体で50人程度が宿泊をキャンセルした。ただ、台風の影響で遠出を控えた人が多く、中央西線の事故を受けてとりやめたのは10人ほどと
観光の街ぼうぜん、旅館や飲食店に打撃 南陽など豪雨被害深刻 2014年07月12日 08:37 土砂崩れに見舞われた観光ブドウ園。果樹は押し流され、地面は大きくえぐられた=11日午前11時23分、南陽市赤湯 陽光をはじくビニールハウスの景観に、赤黒い土砂崩れの痕跡が走る。温泉街は泥水にまみれ、路地を重機が往来する。台風8号と梅雨前線による激しい雨の影響で、濁流や土砂崩れの被害に見舞われた南陽市赤湯地区。雨が収まった11日、街中では住民の復旧作業が進んだが、浸水した飲食店は休業を余儀なくされ、一部旅館も営業を見合わせている。大雨が観光の街に刻んだ爪痕をたどった。 今回の大雨で、同地区は赤湯中周辺など昨年被害を受けた吉野川右岸に加え、左岸の市街地も広く浸水。約1200戸が床上、床下浸水の被害に遭ったとみられる。 市危機管理課によると、赤湯中周辺の吉野川は川床が浅く、堤防も低い部分があり、昨
アニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のヒロイン「花」の家のモデルとなった古民家(上市町浅生)で今年に入り、車で訪れた映画ファンが積雪のため立ち往生するトラブルが相次いでいる。映画公開を機に人気観光スポットとなった古民家だが、たどり着くまでは細い急勾配が続き運転が難しく、所有者は「事故が起きれば冬場の公開を中止する可能性もある」として徒歩やタクシーでの訪問を呼びかけている。(山口真史) 映画は、「花」と長女「雪」長男「雨」が都会から、この古民家がモデルとなった家に移り住み、山深い大自然の中で成長する物語。 今月初旬、古民家近くの県道で映画ファンの車が雪の積もった急勾配の道を登れなくなり立ち往生するトラブルがあった。映画ファン有志で作る「花の家サポーターズ」メンバーが車を押すなどして難を逃れたが、所有者の山崎正美さん(72)は「メンバーがいなければ、周辺住民に迷惑をかけていた」と語る。立ち往生
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