岡山県内の中学3年生の10・3%が平日に、インターネットを4時間以上使っている―。文部科学省が今春の全国学力テストに合わせ、公立校の生徒全員に行った調査でこんな結果が出た。該当する生徒は約1700人に及ぶ。携帯電話の通信やゲームに過度に熱中する子どもの「ネット依存」が、岡山でも深刻化していることを浮き彫りにした。 ネット利用時間の選択肢で最も長い「4時間以上」を選んだ生徒は、全国平均(9・5%)を上回る。3年間で倍増しており、高性能なスマートフォン(スマホ)の普及で依存を急速に強めている。この生徒たちは学校から帰宅後、大半の時間をネットに費やしていることになり、生活への影響が懸念される。 ネットの利用時間を「2時間以上」まで広げると、全体の31・3%を占める。 小学6年生への調査でも、2・8%(2008年度1・7%)が利用時間を「4時間以上」と回答。ネット利用の低年齢化が進んでいることをう
1998年の台風10号による洪水で、津山市から瀬戸内海まで吉井川を約90キロ流されながらも助かった奇跡の牛「元気君」が20日で生還から15年を迎える。高齢になった今も人気は衰えず、おかやまファーマーズマーケット・ノースヴィレッジ(岡山県勝央町岡)の牛舎には逆境を乗り越えた強運にあやかろうと多くの人が訪れ、さまざまな思いを託している。 当時生後6カ月の元気君(雄)は同市金屋の牧場にいたが、同年10月18日未明、台風に伴う豪雨で近くの吉井川が氾濫し濁流に流された。その後、瀬戸内市牛窓沖の黄島に漂着しているのが見つかり、同20日、五十数時間ぶりに救助された。 同11月、牧場からノースヴィレッジに寄贈されると歌や絵本の題材になるなど一気にマスコット的存在に。人間なら70歳半ばとなった現在も、牛舎横に運気が高まるという「元気君神社」や牛の形をした顔出し看板などが置かれ、休日には家族連れらが訪れる。
温泉施設やレストランなどからなる「愛の村パーク」(美作市後山)がニホンジカの肉を使った「鹿肉ジンジャーカレー」の販売を始めた。 農林被害をもたらすシカやイノシシをジビエ(狩猟肉)として活用するための同市の食肉処理施設が6月に本格稼働したのを受け、レストランのメニューに追加。シカのロース数切れをオリジナルのショウガのたれに漬けて焼き、温泉卵と一緒にカレーライスに載せた。自家製カレールーはショウガの味と調和するようやや甘めにしているという。 生野菜と季節の果物のセットで850円。平田肇料理長(59)は「カレーは子どもからお年寄りまで人気がある。柔らかく仕上げたシカ肉と一緒に味わってほしい」と話している。 同じく新発売した定食「なのな箱」(1300円、1日限定10食)にも、シカ肉をサイコロ状に切って焼いた「コロコロステーキ」を盛り込んでいる。 レストランの営業は午前11時〜午後5時。水曜定休だが
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