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ブックマーク / goito-mineral.hatenadiary.org (9)

  • もうだめかもしらんね - 伊藤剛のトカトントニズム

    の基礎科学を蹂躙する事業仕分けの蛮行に怒ったり呆れたりの毎日です。皆さんいかがお過ごしですか。 仙谷由人行政刷新担当相は、この事業仕分けを「これまで一切見えなかった予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治文化大革命が始まった」と言っています。 この人、1966年に東大に入学していますから、「文革」の何たるを知らずに発言しているわけではありません。 おそろしいことです。 先の政権交代を「無血革命」と言ったひともおられましたが、その結果がこれです。 団塊の世代の方々が掲げた理想が、下の世代のわれわれに絶望をもたらしていると言っていいのかもしれません。 この政権のコンセプトをつきつめると、知的な達成に向けてがんばることや、人生の向上心みたいなものが排除され、ただ生きているだけの人が賞揚される社会が待っているような気がします。 先端研究はいらない、文化的な啓蒙もいらない、ただただま

    もうだめかもしらんね - 伊藤剛のトカトントニズム
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2009/11/19
    最後の余計な一節が無ければ,より説得力を増す.その分析が正しいかどうかは別の話.
  • 厚木駅前のビジネスホテルより - 伊藤剛のトカトントニズム

    新学期です。 まず授業は早稲田大学文化構想学部からはじまりました。 200人を超える大人数の学生さんを相手にするのははじめて。二階席まである教室もはじめてです。 ここまで人数が増えると勝手がちがう。質的に変わってくる感じがします。 ついで東京工芸大学マンガ学科。一年生です。 ガイダンスのときに顔は見てましたが、授業は初日。 それと先週自宅から送った資料を受け取り、研究室に運びます。 とりあえず段ボール15箱分。まだ入るようなので第二陣を送る算段をしますが、棚や机がまだ来てないので、箱を開けるのみ。 当面は共同研究室の机を借りて仕事をすることになります。 それにしても、くたびれましたよ。 体調のことなど勘案して、今日は無理して帰宅せず厚木駅前の安いビジネスホテルをとって泊まっています。 メシなどったあと、九時すぎには床に入り、いま目が覚めたところです。 昨日は小田急が人身事故で一時間以上

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  • おまえなあ……。 - 伊藤剛のトカトントニズム

    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1313182833?fr=rcmd_chie_detail YAHOO知恵袋: 明日、学校の授業でフランスの映画監督・ジャン=リュック・ゴダールの長編デビュー作映画、「勝手にしやがれ」のレポートを提出しなければなりません。 そこでこの映画に詳しい方にお願いしたいのですが、 この映画についてのレポートを考えていただきたいのです。 映画のストーリーの内容の解説や感想なら書けるのですが、この映画はどういう風に作られてるか、監督は何を訴えたかったのか、などこの映画の専門的なことをレポートしなければならないのです。 自分の周りの友人などにも相談しましたが、全くいい参考になりませんでした。ネットで調べてもといい情報が得られなくて、現在何も出来ない状態でいます。 真剣に悩んでいます。どうか

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  • 東京工芸大学芸術学部マンガ学科准教授に就任いたしました。 - 伊藤剛のトカトントニズム

    日付で東京工芸大学芸術学部マンガ学科准教授に就任いたしました。 これまで以上に責任の大きな立場となりますので、身を引き締めて当たりたいと思っています。 また、少なくとも今年度いっぱいは、ほかの学校(武蔵野美術大学、桑沢デザイン研究所、アミューズメントメディア総合学院)の講師は継続、新規に早稲田大学文化構想学部の非常勤講師も入るため、スケジュール的には少々タイトなものになりますが、なんとか頑張って行きたいと思います。そのため、一〜三月は体調の改善に向けできるだけ治療に専念しておりました。 東京工芸大では、三年生のゼミを担当します。 マンガ家実作指導ですので、「短編読みきり作品を描かせる」というものですが、マンガ作品を仕上げるだけでなく、制作する過程でどんな技法を参照したか、資料として何を調べたか、自分自身の考え方がどのように変わっていったかなどを記録し、それをまとめたレポートを添付するとい

    東京工芸大学芸術学部マンガ学科准教授に就任いたしました。 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • wikipediaからコピペしたレポート - 伊藤剛のトカトントニズム

    昨日、採点していたら一通だけこれがあった。語尾だけちょこっといじってあって、自分の感想や意見を装っていた。学校職員のひとと協議のうえ、未提出と同じ扱いとした。 ぼくのレポートは基的にはウェブ推奨、しかし出典はきちんと書け、である。wikipediaの信憑性に関してはいろいろ議論もあり、先生によっては参照すること自体まかりならんという態度のひともいるようだが、サブカルチャー分野のことでもあり、またwikipediaをはじめとするネット情報に関しては、検証も含めて、それを参照して自分なりの意見や論を組み立てることを学ぶ必要はあると思う。 しかし、はじめて目の当たりにしてみると、つい「これかー。これが噂のコピペレポートかー」と物珍しく思ってしまった。 学生人君、ここ見てるかどうかわからないけれど、ぼくが書いて欲しかったのは、情報をいろいろ調べたり人の意見を参照したりした上で、君自身がどう考え

    wikipediaからコピペしたレポート - 伊藤剛のトカトントニズム
  • BSマンガ夜話『よつばと!』の回にゲスト出演するはずでした。 - 伊藤剛のトカトントニズム - コメント欄

    2008年9月18日(木)24:00〜24:50に生放送予定のBSマンガ夜話に出演するはずでしたが、レギュラー出演者である岡田氏の意見などにより、伊藤の出演がなくなったことをお伝えいたします。 NHK側からの事情説明と誠実な謝罪があったので、事情を公開するのは止めようかとも思いましたが、一部テレビ雑誌に伊藤の名が出ていたということもあり、事実関係を記すことにしました。 8月22日 制作会社から伊藤のもとにゲスト出演の依頼があり、なんといっても『よつばと!』でもあるので、快諾の返事をしていました。夏目さんやいしかわさんがどのような解釈をされているのかも楽しみでした。 ところが、9月3日になり、NHKと制作会社・共同テレビジョンの担当者から、伊藤の出演は取りやめになった旨、説明と「謝罪」がありました。「岡田斗司夫氏より、『伊藤さんはちょっと違うんじゃないか』と言われた」ということでした。 理由

    BSマンガ夜話『よつばと!』の回にゲスト出演するはずでした。 - 伊藤剛のトカトントニズム - コメント欄
    wackunnpapa
    wackunnpapa 2008/09/18
    うーむ.
  • 小学館問題、読売新聞「本よみうり堂」に出ました。 - 伊藤剛のトカトントニズム

    http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080625bk01.htm 先日、コメント取材を受けた件です。 係争中の案件ということで、記事自体はとても慎重なトーンになっています。 ぼくのコメントも、記者氏と検討のうえ、いくぶん曖昧なものになっています。 新聞社が配慮をする理由(小学館側が読売新聞を訴えるという展開を避ける/報道の中立性を保持する)は理解しましたので、それに従いましたが、元のコメントとの異同は以下の通りです。 記事をよく読めば、ニュアンスは伝わると思います。ただトーンを慎重にするだけではなく、どうにか意図を伝えるべく記者氏も考えてくれています。 記事「マンガ家が出版社に対して異議を申し立て、反響を呼んだ」 → 元「多くの人々に支持された」 記事「出版社側もさまざまな社会の変化に対応することが求められている」 → 元「出版社側も社会の変化に対応す

    小学館問題、読売新聞「本よみうり堂」に出ました。 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • 中野晴行『謎のマンガ家・酒井七馬伝』 - 伊藤剛のトカトントニズム

    謎のマンガ家・酒井七馬伝―「新宝島」伝説の光と影 作者: 中野晴行出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/02メディア: 単行購入: 2人 クリック: 56回この商品を含むブログ (51件) を見る 快著『マンガ産業論』の著者として知られる中野晴行さん http://www2.diary.ne.jp/user/67936/ の新著です。 さきほど、アマゾンから届きました。これから読みます。 まえがき的な「発端―または酒井七馬の墓に参ること」だけパラっと読んだところなんですが、いきなり引き込まれますね。 「酒井七馬」をご存知ない方のために説明をしておくと、1947年(昭和22年)刊行の『新寶島』の、手塚治虫との共著者です。 『新寶島』とは、いわゆる「戦後ストーリーマンガ」の「起源」とされてきた作品です。 はじめてマンガに「映画的手法」を取り入れた作品と信じられてきたものです。そのこ

    中野晴行『謎のマンガ家・酒井七馬伝』 - 伊藤剛のトカトントニズム
  • 竹内一郎『手塚治虫=ストーリーマンガの起源』、疑惑の論文それ自体への言及 - 伊藤剛のトカトントニズム

    大人のミヤモメモ id:hrhtm1970:20061124:1164301675 うちのブログをお読みの方は、かなりの割合ですでにリンク先の宮君のブログをお読みだと思いますが、うちの更新はチェックしていても宮君のほうはしていない方もおられると思うので、触れておきます。 などともってまわった物言いをしているのも、問題ののもととなった、この「博士論文」それ自体を一部とはいえはじめて読み、言葉を失ったからです。宮君から話はきいていたけれど、ここまでひどいとは……。いや、しかし、ホント、すげえな。とにかく、読んでみてください。宮君もよくここまで丁寧に扱ったものです。それほど、ひとを呆れさせ、まともに取り合う気をなくさせる代物です。 とはいえ、宮君の文中にもぼくの名前が出ているので、萎え萎えになる気持ちをどうにかしてひとつだけ言及しておこうと思います。竹内一郎氏が、現在の日のマン

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