野球の関西独立リーグ・神戸9クルーズの女性選手、吉田えり投手(17)が12日、尼崎市記念公園野球場での明石レッドソルジャー戦に登板、暴投で決勝点を与え1回1失点でプロ初黒星を喫した。試合は2−3で神戸9クルーズが敗れた。 今季3試合目の出場となった吉田は2−2と同点の九回に登板。コントロールがいまいち定まらず2死球などで二死一、三塁のピンチを作ると、暴投で1失点を喫し、決勝点を献上した。 吉田は初の1イニングの登板となったが、ほろ苦い結果となった。しかし、九回の3つ目のアウトを空振り三振で奪い、3試合連続で三振奪取となった。投球内容は打者5人に無安打2死球1奪三振だった。 吉田は試合後「悔しい。きょうの試合で四つぐらい課題が見つかったので、克服できるように頑張りたい」と話した。