経済的に不安定な人は、他人の言うことに耳を傾けない独裁的な政治家を支持しがちになる――。英国の研究チームが、世界の14万人へのアンケートを分析した論文を、米科学アカデミー紀要に発表した。 チームは2016年の大統領選を前にした米国の750人を調査。トランプ氏はクリントン氏より「独裁的」とみる人が多く、貧困率や失業率が高い地域に住んでいる人ほど、トランプ氏に投票すると答えた。 米国以外でも同じかどうかを確かめるため、69カ国の13万8千人を調べた。失業率が高い地域の人ほど、「議会や選挙を気にしなくてもいい強い指導者」を好んだ。「人生を自分でどれだけコントロールできているか」を自己評価した点数が低い人ほど、強い指導者を求めていた。 チームはこの結果について、「世界の有権者が独裁的な指導者を選び続けるわけを説明するものだ」と考察している。(小宮山亮磨)
厚生労働省の研究班(主任研究者=竹田省・順天堂大教授)の「男女の生活と意識に関する調査」で、18歳ごろまでに両親や同居者から虐待を受けた経験のある人が、回答者の5%おり、女性だけでみると7.1%に上った。 意識調査は2002年から2年に1度行っているが、虐待経験を尋ねたのは初めて。今回は昨年9月、16〜49歳の男女3千人を対象にし、1540人から回答があった。 研究班の北村邦夫日本家族計画協会研究センター所長は「該当する年代の女性では単純計算で200万人近くが虐待を経験したことになる。予想外に多く驚いた」と話す。 経験した虐待は、「殴る、蹴る、熱湯をかける」といった身体的な虐待が男性80%、女性48%。子ども心を傷つけるようなことを繰り返し言うなど心理的な虐待は男性53%、女性69%。性的な虐待は女性の15%が経験したと答えた。 虐待経験者のうち、両親の離婚を経験した人は36%で、
中高年世代(五十歳以上八十四歳以下)で「親しくしている近所の人がいない」と答えた人は男性では44・6%に上り、女性(32・2%)を大きく上回ったことが、八王子市が十一日に発表した中高年世代の生活実態と生活意識に関する調査で分かった。 (加藤益丈) 反対に「一人」「二人」「三〜四人」「五人以上」とした人は、いずれも女性が男性を1〜5ポイント上回った。親しくしている別居の家族・親族や友人の平均人数に男女差はなく、男性の近所付き合いの薄さを際立たせる結果となった。 一方、高齢期の過ごし方を尋ねる問いでは「地域や社会のために尽くしたい」とした人は男性が70・8%で、女性(68・8%)をわずかながら上回った。男性の場合は地域貢献への意欲はあっても、近所付き合いは薄いという理想と現実のギャップが浮かび上がってきた。
文化庁では,国語施策の参考とするため,平成7年度から毎年「国語に関する世論調査」を実施している。 平成20年度は,日本語を大切にしているか,人とのコミュニケーションについて,読書について,情報機器と言葉についてなど,国語に関する一般の人々の意識を調査するとともに,カタカナ語の認知度・理解度・使用度や慣用句等の言い方・意味について調査した。 �T.調査目的・方法等 調査目的 : 日本人の国語に関する意識や理解の現状について調査し,国語施策の立案に資する。 調査対象 : 全国16歳以上の男女 調査時期 : 平成21年3月 調査方法 : 個別面接調査 回収結果 : 調査対象総数 3,480人 有効回収数(率) 1,954人(56.1%) �U.調査結果の概要 1.日本語を大切にしているか 〔全体・過去の調査との比較〕 毎日使っている日本語を大切にしているかどうかを尋
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