【対談】Psycho le Cému × メリー、「歌で黙らせたい。ドーンと持っていきたい。バラードやりましょ」 結成20周年を迎えたPsycho le Cémuが『20th ANNIVERSARY PROJECT「TWENTY STORY」』と題した“全20章”におよぶアニバーサリー企画を展開中だ。音源リリースやライブなど、スケジュールはあまりにも過密で精力的。20周年への感謝と賭ける意気込みが伝わってくるようでもある。<Live Battle「ライバルズ」>と題した対バン企画は、そのうちの第6章〜第8章を成すものであり、8月から11月に掛けて全7公演の規模で行われる。 ◆Psycho le Cému × メリー 画像 主催ツーマンの開催は自身初。これまでコンセプチュアルなワンマンを主戦場としていたPsycho le Cémuだが、同シリーズでは絆や因縁の深いアーティストとバトルを繰り広
【対談】Psycho le Cému × cali≠gari、「僕らが知ってるヴィジュアル系ではなかった」 結成20周年を迎えたPsycho le Cémuが『20th ANNIVERSARY PROJECT「TWENTY STORY」』と題した“全20章”におよぶアニバーサリー企画を展開中だ。音源リリースやライブなど、スケジュールはあまりにも過密で精力的。20周年への感謝と賭ける意気込みが伝わってくるようでもある。<Live Battle「ライバルズ」>と題した対バン企画は、そのうちの第6章〜第8章を成すものであり、8月から11月に掛けて全7公演の規模で行われる。 ◆Psycho le Cému × cali≠gari 画像 主催ツーマンの開催は自身初。これまでコンセプチュアルなワンマンを主戦場としていたPsycho le Cémuだが、同シリーズでは絆や因縁の深いアーティストとバトルを
deadmanが2019年9月9日、東京・LIQUIDROOM ebisuにて活動休止から13年ぶりのワンマンライヴ<oneman live 2019 -before the dawn->を開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。 ◆deadman 画像 「エンドロールって言うと、解散や終わりのイメージが強いかもしれないけど、映画には続編がつきものだから」──これは13年前、aieがとある雑誌のインタビューで語ってくれた言葉である。活動休止前のラストツアー<endroll>に向けた心境を尋ねたときに、彼は未来についてそんな風に、約束のようで約束ではない言葉でインタヴューを結んだ。そのときは映画好きの彼らしいウィットに富んだ返しだな程度にしか思っていなかったし、もともとビジネスライクなバンドでもなかったから、内心“そうは言っても事実上の解散…”なんてことも心のどこかでは思ってい
清春がカバーアルバム「Covers」を9月4日にリリースした。 清春にとって初のカバー集となる今作には、彼が幼少期に触れていた小坂恭子「想い出まくら」、松山千春「恋」、中島みゆき「アザミ嬢のララバイ」といった昭和の歌謡曲から、DREAMS COME TRUE「やさしいキスをして」、いきものがかり「SAKURA」といった平成に発表されたJ-POPまで計11曲のカバーが収められる。この特集ではカバーの収録曲を切り口に清春の音楽遍歴をたどり、カバーをすることで浮き彫りになった彼の音楽に対するこだわり、カバーをすることの意味などを語ってもらった。 取材・文 / 小野島大 カバーの基準は覚えやすい曲 ──前のインタビューを読み返したら、カバー集を出すというアイデアは「エレジー」(2017年12月発売のアルバム)の頃からあったんですね(参照:清春「エレジー」インタビュー)。 言ってました? そうなんで
清春が初のカバーアルバム『Covers』を9月4日にリリースする。これに伴い、『Covers』収録11曲より8曲分のミュージックビデオを収めたDVD『Covers Music Clips』が9月18日にリリースされることも発表となっている。 ◆清春 画像 1970年代から2000年代にかけての名曲群に新たな命を吹き込んだ本作には、清春が長年培ってきた美学が散りばめられており、シンガーとしての力量や稀有なセンスを存分に堪能できる仕上がりだ。『Covers』完成直後の8月上旬のある日、デビュー25周年イヤーも孤高の道を行く清春の胸の内をじっくりと探ってみた。 ◆ ◆ ◆ ■空気感重視です ■音数も増やさない方向になった ──これだけ個性的な楽曲の数々をカバーアルバムとしてまとめていくのは大変だったのではとお察します。今、こうして『Covers』が完成した感触はいかがでしょう? 清春:そ
LUNA SEAがTVアニメシリーズ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』のオープニングテーマを担当したほか、そのエンディングテーマにmiwa、GLIM SPANKY、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、アイナ・ジ・エンド(BiSH)をフィーチャリングした楽曲が起用された。これら全オープニング/エンディング楽曲のプロデュースを務めたのが『機動戦士ガンダム40周年プロジェクト』の総合音楽監督であるSUGIZOだ。 ◆SUGIZO × アイナ・ジ・エンド(BiSH) 画像 第四弾にして最後のエンディングテーマとなった“SUGIZO feat. アイナ・ジ・エンド(BiSH)”による楽曲「光の涯」が本日8月13日(火)より配信リリースされる。「光の涯」の原曲はSUGIZOのソロアルバム『ONENESS M』収録曲「光の涯 feat. MORRIE」であり、作詞をMORRIE、作曲
2001年から2006年5月23日O-EASTでの活動休止ライブまでヴィジュアル系というシーンの中で活動していたdeadman。ボーカル眞呼(まこ)、ギターaieの2人が2019年9月9日に13年ぶりのライブを行なうことを発表したのは今年の3月。Twitterのトレンド入りに「まさかあのdeadman?」と驚いた人も多かったに違いない。 活動休止後、音楽活動のほとんどなかった眞呼と、その後、the studs、the god and death stars、gibkiy gibkiy gibkiyのメンバーとして活動し、ギタリストだけでなくボーカリストとしても表現の幅を広げ続けているaieの2人が、再びdeadmanとしての活動を行なう。9月のライブはゲストミュージシャンとしてベースにテツ(メリー)、ドラムスに晁直(lynch.)が発表されているが、この強力な面子で6月22日に名古屋BOT
アーティストの音楽履歴書 第4回 [バックナンバー] 鬼龍院翔のルーツをたどる 「チャゲアスは天才、あんたには無理!」と言われた6歳 2019年7月4日 17:00 1545 56 × 1545 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 405 1036 104 シェア 毎回1人のアーティストの“音楽遍歴”を紐解くことで、音楽を探求することの面白さや、アーティストの新たな魅力を浮き彫りにするこの企画。第4回はゴールデンボンバーの鬼龍院翔が答えてくれた。 取材・文 / 松永良平 初めて買った奥田民生の「イージュー☆ライダー」一番古い子供時代の音楽の記憶だと、とんねるずさんが歌番組で「がじゃいも」(1993年)を歌ってたことですね。CHAGE and ASKAさんは家族や親戚も好きで、家のCDコンポで聴いてた記憶があります。でも、6歳ぐら
私が嫉妬したアーティスト Vol.1 [バックナンバー] SUGIZO あらゆる音楽に精通する3人の天才 2019年7月3日 17:00 1653 50 × 1653 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 334 976 343 シェア 第一線で活躍するアーティストに、思わず嫉妬するほど衝撃を受けた人物やバンドについて話を聞く新連載をスタート。第1回にはLUNA SEAやX JAPANのギタリスト、バイオリニストとして活動する傍ら、テクノ、トランス、サイケ、ソウル、ジャズなど多彩なバックグラウンドを感じさせるソロワークを発表しているSUGIZOに登場してもらった。 取材・文 / 丸澤嘉明 音楽界のチャップリン僕が一番嫉妬するアーティストは間違いなくプリンスですね。中学3年のときに「Purple Rain」(1984年発売)でめちゃ
D。それはヴィジュアル系で特別な価値を持つアルファベットだ。古今東西、多くのバンドが登場し、シーンに強い影響を与えてきた。 DEZERT『血液がない! /Call of Rescue』(通常盤) メタルに限ってみても、それは顕著だ。 たとえばDEAD END。80年代のジャパメタシーンに属しながらも、独自の価値観を作りあげ、のちのヴィジュアル系の原点となった重要なバンドだ。90年代後期に現れたDIR EN GREYは、00年代前半のシーンにニューメタル化を引き起こした。その後もメタルコアやプログレッシブメタルなどを取り込み、いまなお後続に多大な影響を与えている。00年代後期に始動したDELUHIも忘れてはならない。3年間という短い活動期間ながら、キャッチーな曲の中でテクニカルな演奏を展開し、ヴィジュアル系メタルバンドを志す者たちの憧れとなった。 このように、時代の節目に“Dの称号”を持つバ
0.1gの誤算『アストライアの入滅』(通常盤A) 6月21日に放送された『有吉ジャポン』(TBS系)では、「ヴィジュアル系バンドを支えるバンギャたち」と題して、最新のヴィジュアル系バンドのファンサービスと、お金をつぎ込む“バンギャ”たちのリアルな姿が放送された。番組で取り上げられたのは、今年28周年を迎えるPENICILLINと、若手バンド・0.1gの誤算。特に0.1gの誤算は「バンギャ一人あたりがバンドにつぎ込む金額が大きい」と紹介され、具体的なファンサービスの内容が赤裸々に公開された。 たとえば、ライブの物販で1,500円のCDを2枚買うと、好きなメンバーと2ショットチェキが撮れるというもの。このサービスは、地下アイドルやメンズアイドルの現場で行なわれているイメージが強いが、最近はヴィジュアル系シーンでもかなり多くのバンドが導入している。また、0.1gの誤算には物販1,500円分で1ポ
“我が国固有のロック”とは……? とは、いささか壮大過ぎて、とてもこの紙幅で書きおおせられるようなテーマではないとも思うけれど、いくつかの傾向、特徴を探し出すぐらいのことなら、そう難しくもあるまい。 たとえば“ビジュアル系”である。端緒はおそらくはイギリスで興った「ニュー・ロマンティック」のムーブメント(グラムロックの系譜ではないと思う)あたりかとも考えられるが、ただそうしたルーツと“ビジュアル系”との間に於いて、作品的な共通性など、今となればさほど見つからぬ。敢えて申すのなら、音楽表現というよりはシアトリカルなライブステージのつくりや、中性的なアピアランスの演出の部分での影響である。そこから“視覚的”すなわち“ビジュアル系”の呼び名も一般に定着したのではないか? いずれにせよ、もはや“ビジュアル系”は、日本に定着した独自のロックのスタイルである、といい切って、差し支えないだろう。 シーン
昨年6月にソロ活動を再開したHYDEさん。アルバム「ANTI」(※名詞につく接頭語で反抗、反対、対抗、排斥などの意)が5月3日にデジタル配信され、その後は、全米を回るツアーを敢行。アルバムCDは6月19日にリリースされる。そんな幾つになっても輝きを放ち続けるHYDEさんに、カッコいい大人になるための極意を伺いました。 VAMPSというユニットのときも、全米のいろんな音楽フェスに出たりして、ツアーであちこち回ったんだけど、アメリカだと、純粋に今の僕を評価してもらえる感じがあって、それが面白いんです。 僕の場合、日本では何をやっても、“L’Arc〜en〜Cielのhydeが何かやってる”って思われてしまう。既成概念ガチガチなんです。理解してくれてるファンもいるけど、『HYDEのソロ? 興味ない!』みたいな感じで、ハナから否定されることだってある。 日本にいる人たちは、どうしても、これまでの僕の
今思えば運命としか言いようがない ──LUNA SEAは、INORAN(G)さんとJ(B)さんがやっていたLUNACYに、真矢(Dr)さんとSUGIZO(G, Violin)さんが入ったところから運命の歯車が動き出したわけですが、真矢さん、SUGIZOさんが入ってきたときのことは覚えていますか? INORAN(G) LUNACYも真矢とSUGIZOがやっていたバンド(PINOCCHIO)も地元の神奈川でライブをやっていたので、真矢のこともSUGIZOのことも知っていたんです。なので、加入したときにはじめまして的なものではなかったんですよね。 ──LUNACYへの引き抜きはどちらから声をかけたんですか? INORAN それは覚えてないなあ。 ──Jさんも覚えてないですか? J(B) そうね。 ──どういう経緯で2人はLUNACYへの加入が決まったんですか? J 互いのバンドで活動しているうち
3月に開催された生誕ライブ、そして4月19日に5年ぶりのオリジナルアルバム『光る曠野』がリリースされたMORRIEへ、本作の成り立ち、さらに彼の哲学・死生観など、幅広く話を訊いた。 昨年7月にCreature Creatureは「休眠」し、12年の歴史にひとつの区切りをつけたMORRIE。近年は弾き語り形式のライブ「SOLITUDE」シリーズも精力的に行い、表現の深みへ突き進んでいる。 そして、先月には『HARD CORE REVERIE』以来、4年半ぶりとなるオリジナル・アルバム『光る曠野』をリリースした。本作はよりソリッドになったサウンド、そして氏の哲学が刻まれた作品になっている。 3月に開催された毎年恒例の生誕ライブの話から、『光る曠野』の成りたちについて訊いたロングインタビュー。 「記憶」って本当に面白いよね。一体、「何処」にあるんでしょう ――東京・キネマ倶楽部で開催された毎年3
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く