昆虫と環境に関するagrisearchのブックマーク (400)

  • ミツバチの数が2017年以降のアメリカで急増している原因とは?

    災害や異常気象などの影響を受けて、アメリカでは2000年以降ミツバチの数が大幅に減少していることが報告されていましたが、アメリカ国家農業統計局(NASS)による国勢調査では、近年ミツバチの数が急速な成長を見せていることが明らかになっています。 Wait, does America suddenly have a record number of bees? - The Washington Post https://www.washingtonpost.com/business/2024/03/29/bees-boom-colony-collapse/ アメリカでは2000年以降、病気や寄生虫、農薬、災害、異常気象などの影響を受け、ミツバチのコロニー数が大幅に減少しており、2020年の冬には、ミツバチの年間損失率が非営利団体「Bee Informed Partnership」による2010

    ミツバチの数が2017年以降のアメリカで急増している原因とは?
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    agrisearch 2024/04/06
    「このような小規模養蜂家はテキサス州などの州で急速に増加…アメリカではミツバチの増加によってアーモンドの収穫量が急速に増加傾向…ミツバチはアメリカに住む4000種もの花粉を媒介する在来種にとって脅威」
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/里山の赤トンボが生息地ネットワークを形成するための地理的条件を解明 —保全に必要な生息地同士のつながりを再生するために—

    2024年3月5日 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 里山の赤トンボが生息地ネットワークを形成するための地理的条件を解明 —保全に必要な生息地同士のつながりを再生するために— ポイント 里山に生息する赤トンボの一種ミヤマアカネは近年全国的に激減しており、各生息地における集団の孤立が懸念されています。 保全に必要な生息地同士のつながり(生息地ネットワーク)が各地でどれだけ劣化・消失しているかを、ゲノムワイドなDNA解析により確かめました。 成虫が移住できる距離は約5km以内であり、生息地の周囲1km以内に草地が多いほど、移入してきた個体が定着しやすいことが示されました。 成果は、ミヤマアカネの保全に必要な生息地ネットワークを再生する際の指標となります。 概要 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所らの研究グループは、近年全国的に激減している里山の希少種ミヤマアカ

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    agrisearch 2024/03/27
    ミヤマアカネ
  • 221年ぶりに周期ゼミの2集団が同時に大量発生、江戸時代以来

    セミのなかには、毎年姿を現すものもあれば、一定の周期でしか姿を現さない「周期ゼミ」もいる。2024年の春は、米国の南東部から中西部で、周期ゼミの2つの大きな集団が同時発生する見込みだ。(PHOTOGRAPH BY REBECCA HALE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 2024年の4月下旬から6月にかけて、米国の南東部から中西部で、200年の時を超えて大自然の交響曲が奏でられる。周期ゼミの2つの集団が221年ぶりに同時に姿を現しはじめるのだ。「今年はとても重要な年になるでしょう。神秘的で驚くべき出来事です」と、「虫博士」として知られる米ミズーリ大学のタマラ・リオール氏は言う。(参考記事:「17年ゼミの大発生始まる、動物たちの反応は?」) 221年ぶりなのは、2つの集団の周期がそれぞれ13年と17年だから。前回同時に姿を現したのは1803年のこと。米国大統領はトーマス

    221年ぶりに周期ゼミの2集団が同時に大量発生、江戸時代以来
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    agrisearch 2024/03/19
    「ブルードXIII(13)」と「ブルードXIX(19)」
  • だから「給食のコオロギ」は食べてはならない…「環境に良い」と「昆虫食」を勧める人たちが裏でやっていること(鈴木 宣弘,森永 卓郎)

    「既存の農業・畜産が環境を破壊している。だから水田を潰し、培養肉や昆虫を普及させせよう」今年のダボス会議でもこういった主張がなされ、SNS上では批判が集まっている。経済アナリストの森永卓郎氏と、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏の対談書『国民は知らない「料危機」と「財務省」の不適切な関係』(講談社+α新書)から一部を抜粋・再編集してお届けする。 連載第1回前編 環境のために「昆虫」をべるべきなのか 料価格の高騰で、「コオロギ」や「培養肉」が注目を集めている。 2022年11月に徳島県のある高校でコオロギパウダーを使った給が提供され、話題になった。 コオロギをはじめとする昆虫料問題の解決策として近年注目を集めている。牛肉など肉の生産には、大量の穀物飼料が必要で、貧困国の料問題を悪化させるほか、地球環境に悪影響を及ぼすとされる。 また牛のゲップにふくまれるメタンガスが、地球温

    だから「給食のコオロギ」は食べてはならない…「環境に良い」と「昆虫食」を勧める人たちが裏でやっていること(鈴木 宣弘,森永 卓郎)
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    agrisearch 2024/02/23
    「経済アナリストの森永卓郎氏と、東京大学大学院教授の鈴木宣弘氏」・・
  • 「昆虫ホテル」で越冬手助け 水辺の楽校が環境学習 | 平塚 | タウンニュース

    相模川沿いの河川敷に一風変わった建造物「昆虫ホテル」が誕生した。 これは湘南いきもの楽校(NPO法人暮らし・つながる森里川海/臼井勝之理事長)が、自然界で生きる昆虫の越冬を手助けするもの。環境学習の一環として昨年11月に子ども7人、大人11人で制作された。 昆虫ホテルは、木製パレットやブロックなどの廃材を利用した骨組みを杭で補強。屋根を取り付け、隙間に藁や竹を敷き詰めた。 昆虫ホテルではてんとう虫やカメムシなどの昆虫やカタツムリが越冬のために棲みつくことが期待できる。 3月には何が棲んでいるかを調査する予定で、臼井さんは「どんな生き物が棲むか楽しみです」と期待している。

    「昆虫ホテル」で越冬手助け 水辺の楽校が環境学習 | 平塚 | タウンニュース
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    agrisearch 2024/01/12
    湘南いきもの楽校(NPO法人暮らし・つながる森里川海/臼井勝之理事長)
  • 集団発生したセミの鳴き声を光ファイバーで観測することに成功したという報告

    日常生活で高速通信を可能にする光ファイバーケーブルは、文字通り光をケーブル内で反射させながら送受信して通信を可能にします。しかし、ちょっとした衝撃や振動が通信に影響を与えてしまうため、これを逆に利用して地震や火山の観測に利用する研究が進んでいます。そんな光ファイバーケーブルで、17年ぶりに数兆匹単位で大量発生したセミの活動を観測することができたという報告が挙がっています。 Long-term monitoring and analysis of Brood X cicada activity by distributed fiber optic sensing technology | Journal of Insect Science | Oxford Academic https://academic.oup.com/jinsectscience/article/23/6/3/7425

    集団発生したセミの鳴き声を光ファイバーで観測することに成功したという報告
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    agrisearch 2023/12/24
    分布型音響計測(DAS)「2021年は17年周期で大量発生する「ブルードX」と呼ばれるセミが数兆匹単位で発生した年」
  • 騒音下で多様なものを食べるバッタたち ~自動車騒音が道路から数百メートル以内のバッタ類の食性変化を引き起こすことを解明~|2023年度|国立環境研究所

    × 国立環境研究所について 国立環境研究所(国環研)は幅広い環境研究に学際的かつ総合的に取り組む我が国唯一の公的な研究所です。

    騒音下で多様なものを食べるバッタたち ~自動車騒音が道路から数百メートル以内のバッタ類の食性変化を引き起こすことを解明~|2023年度|国立環境研究所
  • 現代人の天敵「G」の天国が札幌に 気になる民家への定着は? | 毎日新聞

    市民の憩いの場として親しまれている円山公園=札幌市中央区で2023年9月6日午後5時40分、谷口拓未撮影 北海道にはゴキブリがいなくて羨ましい――。州以南の住民から、そんな言葉をかけられたことがある北海道民は少なくないだろう。だが寒さに弱いとされる現代人の天敵「G」は、実は道内にもいる。それどころか札幌市内には、州よりも高い密度で生息している場所さえあるのだ。専門家は「ゴキブリの天国かも」とさえ言う。ならば住宅にも……? 札幌市中央区の繁華街・ススキノから約3キロ。緑豊かで、市民の憩いの場となっている円山公園を9月上旬の日没後に訪れた。

    現代人の天敵「G」の天国が札幌に 気になる民家への定着は? | 毎日新聞
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    agrisearch 2023/10/04
    「ヤマトゴキブリ」「元々北海道に生息していなかったが、過去に行われた円山公園への植樹の際に、北海道外から持ち込まれた樹木に紛れ、すみ着いたとみられるという」
  • パネル周囲が昆虫の家に、太陽光発電の「農業と生物多様性」にもたらすメリット | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    農業は、これまでも一貫して天然資源の良き管理者と認識されてきたが、昨今では、再生可能エネルギーを含め、持続可能性の新たな分野への進出を始めている。 クリーンで環境負荷の低いエネルギーの利用に、二酸化炭素排出や、その他の汚染の低減をはじめとする多くの利点があることは明らかだが、農業の場合、さらに追加的なメリットを得ることができる。 とりわけ、農業と太陽光発電を組み合わせる、しばしば「営農型太陽光発電(アグリヴォルタイクス)」と呼ばれる方式は、土地利用の生産性と効率性の最適化に寄与する。 業界団体のSolar Energy U.K.(ソーラーエナジーUK)が2023年夏に発表した研究では、英国の多くの太陽光発電所が、個体数を減らしつつある生物種のすみかとなっていることが判明した。こうした種のほとんどは、主に自然保護目的に管理された土地に生息するものだ。 ランカスター大学およびコンサルタント企業

    パネル周囲が昆虫の家に、太陽光発電の「農業と生物多様性」にもたらすメリット | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
  • 「バタフライ効果は本物かもしれない」と科学者が宣言、ミツバチの群れが天気を変えるという研究結果

    「チョウの羽ばたきがちょっとずつ世界に影響を与えて地球の裏側ではトルネードを引き起こす」という「バタフライ効果(バタフライエフェクト)」と呼ばれる考え方があります。これは予測が不可能な複雑な現象に関するカオス理論に関連した例え話に過ぎませんが、イギリスのブリストル大学の研究員らが発表した論文では「昆虫の持っている電荷は、実際に天候にまで影響を与える可能性がある」と示しており、「バタフライ効果は実際に起きる現象かもしれない」と指摘されています。 Observed electric charge of insect swarms and their contribution to atmospheric electricity: iScience https://www.cell.com/iscience/fulltext/S2589-0042(22)01513-9 The “butterfl

    「バタフライ効果は本物かもしれない」と科学者が宣言、ミツバチの群れが天気を変えるという研究結果
  • 悪質な「虫捕り」各地で横行…樹木に傷、照明機材で大量捕獲 条例で規制する自治体も - 弁護士ドットコムニュース

    悪質な「虫捕り」各地で横行…樹木に傷、照明機材で大量捕獲 条例で規制する自治体も - 弁護士ドットコムニュース
  • ウチの周りのセミが急激に静かになる時間が気になりすぎて録音して検証した結果、0時半くらいに極端に減少することが分かった

    masanaga @tasklong ウチの周りのセミが急激に静かになる時間が気になりすぎて録音して検証してしまった…。 その結果、0時半くらいに極端に減少することが分かった…。 pic.twitter.com/bXbrfPCMnL 2023-08-05 02:00:20

    ウチの周りのセミが急激に静かになる時間が気になりすぎて録音して検証した結果、0時半くらいに極端に減少することが分かった
  • 猛暑で死ぬミツバチが増加、ハチの巣溶ける 米アリゾナ州

    前例のない猛暑を受け、アリゾナ州各地でミツバチが死ぬケースが増加している/ Cricket Aldridg (CNN) 猛烈な暑さに見舞われている米アリゾナ州でミツバチが死ぬケースが増え、昆虫学者の間で懸念が強まっている。ミツバチは生態系に必要不可欠な種で、特に料生産に果たす役割が大きい。 同州フェニックスでは6月30日から7月30日にかけて31日連続で気温が43.3度を突破。全米の都市で観測史上最も暑い1カ月となった。 前例のない猛暑を受け、アリゾナ州各地のミツバチ専門家から警鐘を鳴らす声が上がっている。 アリゾナ大学の昆虫学者シャク・ナイル氏はCNNの取材に、「ミツバチは約45度までなら採餌行動を行うことができる。7月は45度を超える日が多かったため、ミツバチには大きな打撃だ」と指摘する。 フェニックスを拠点にする養蜂家クリケット・アルドリッジ氏は「ミツバチの巣が溶けている」「餌不足

    猛暑で死ぬミツバチが増加、ハチの巣溶ける 米アリゾナ州
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    agrisearch 2023/08/04
    「花粉の媒介が減り、食料生産に支障が出る可能性もある。メロンや柑橘(かんきつ)類、ズッキーニ、コーヒー、チョコレートのような食物はいずれもミツバチに依存している」
  • 育て絶滅危惧種のゲンゴロウ 鴨川シーワールド繁殖始め10余年:朝日新聞デジタル

    千葉県鴨川市の鴨川シーワールド(SW)で、環境省のレッドリストで絶滅危惧種に選定されている水生昆虫「シャープゲンゴロウモドキ」(関東型)の繁殖が行われ、これまで2千匹を育てて自然に戻すなどしてきた。この水生昆虫は里山の良好な水辺環境を代表する種で、かつては県内にも広く分布していた。SWは水生動物を飼育するノウハウを生かし、房総半島の生物多様性の維持に取り組む。 シャープゲンゴロウモドキは、体長3センチほどの大型のゲンゴロウで関東型と関西型がある。絶滅したと考えられていたが、1984年に千葉県内の数カ所で再発見された。現在の生息地は2カ所だけとなっている。関西型は関東型の再発見後に日海側数カ所で見つかった。 県は2008年、SWなどがメンバーの保全協議会を立ち上げ、SWは10年から繁殖を始めた。11年には種の保存法の国内希少野生動植物種に指定されて捕獲や譲渡などが禁止となり、県が回復計画を

    育て絶滅危惧種のゲンゴロウ 鴨川シーワールド繁殖始め10余年:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2023/08/01
    「シャープゲンゴロウモドキ」(関東型)「休耕田を整備して新たな生息地をつくった」
  • 地上と地下の生態系をつなぐ「コア生物種」―DNAメタバーコーディングで見えてきた食物網の季節動態―

    鈴木紗也華 生態学研究センター博士課程学生(研究当時)と東樹宏和 同准教授および馬場友希 農業・品産業技術総合研究機構上級研究員らの研究グループは、生物多様性を網羅的に解明する「DNAメタバーコーディング」技術を応用し、50種のクモと約1,000種の餌生物が織りなす物網の構造とその動態を解明しました。 他の生物を捕する生物の体内には、餌種のDNAが含まれています。プロジェクトでは、早春から晩秋の草原生態系を対象とした野外調査で2,000個体以上のクモを採集するとともに、その全個体について餌種DNAをターゲットにした分析を実施しました。その上で、物網の構造をネットワーク科学の観点から解析しました。 その結果、物網の構造が季節の移り変わりとともに劇的に変化している様子を捉えることに成功しました。検出された約1,000種の餌種の中には、植物の葉をべる昆虫や地下の有機物をべるトビム

    地上と地下の生態系をつなぐ「コア生物種」―DNAメタバーコーディングで見えてきた食物網の季節動態―
    agrisearch
    agrisearch 2023/07/31
    農研機構との共同研究
  • 昆虫など生物の持ち出し急増中 奄美大島で 生態系への影響懸念:朝日新聞デジタル

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    昆虫など生物の持ち出し急増中 奄美大島で 生態系への影響懸念:朝日新聞デジタル
  • (研究成果) 昆虫の力を借りて食品廃棄物の臭気を抑える技術を開発 | プレスリリース・広報

    プレスリリース (研究成果) 昆虫の力を借りて品廃棄物の臭気を抑える技術を開発 - 育てた昆虫はタンパク質資源として利用可能 - 農研機構 東京大学大学院農学生命科学研究科 筑波大学 ポイント 農研機構、東京大学、筑波大学の研究グループは、アメリカミズアブ1)幼虫の腸内細菌叢2)を含んだ飼育残渣3)を品廃棄物に加えることで、品廃棄物が発生する臭気を抑える技術を開発しました。技術は、ミズアブを使った品廃棄物の処理時に生じる悪臭の問題を解決し、ミズアブ処理による品残渣のリサイクルの拡大と昆虫タンパク質の生産拡大に貢献します。 概要 アメリカミズアブ(以下、ミズアブ)は品ロスや生ごみなどの品廃棄物を栄養源としても発育できる昆虫です。このミズアブを家畜や養殖魚の飼料のタンパク質源として利用する技術が世界的に広がりつつあります。一方、品廃棄物を処理する際に悪臭が発生することが、ミズ

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    agrisearch 2023/04/28
    農研機構生物機能利用研究部門、東京大学、筑波大学、アメリカミズアブ「主に魚粉に代わるタンパク質源として養殖魚の餌に利用することが可能」
  • 環境問題に意識高いヨーロッパは「昆虫食」を受け入れたか?

    SDGsへの対応が叫ばれる一方で、コオロギをはじめとする昆虫炎上する日。一方、欧州での取り組みは......> 栄養価が高い用昆虫は、家畜類の飼育に比べて環境負荷がとても少ないことから、注目を浴びている。昆虫は成長が速いことから短期間での大量出荷が見込め、将来の糧危機への良策だとも考えられている。 ヨーロッパでは、昆虫はすでに10年ほど前から一部の大手スーパーや自然品店が販売したり、学やレストランでメニューに加えたりして、そのたびに話題になっていた。その後、より多くのスーパーが主に昆虫スナック(磨り潰すさず、丸ごと)や昆虫ハンバーグを販売するようになり、昆虫はそれほど驚くことではなくなった。 だが今、昆虫に関する報道がヨーロッパで再燃している。EUが、トノサマバッタやヨーロッパイエコオロギなどの販売認可に続き、今年1月からガイマイゴミムシダマシのパウダーなども認可した

    環境問題に意識高いヨーロッパは「昆虫食」を受け入れたか?
  • 書評 「招かれた天敵」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    招かれた天敵――生物多様性が生んだ夢と罠 作者:千葉聡みすず書房Amazon 書は進化生物学者千葉聡による天敵を利用した生物的防除の歴史を扱う大作.千葉は「歌うカタツムリ」でカタツムリを題材に淘汰と浮動の進化観をめぐる壮大な進化学説史を語ってくれたが,書では生物的防除の成功と失敗の歴史を滔々と語り,そのストーリーテラーの才能をまたも披露してくれている. 序章にあたる「はじめに」では,「自然」という著しく複雑で多様な系に対して科学の手法であるモデル化で対応することの限界とリスクが指摘され,より良い解決を望むなら歴史を知ることが有益ではないかと示唆されている.書は有害生物防除についての歴史を知るために書かれているのだ. 第1章 救世主と悪魔 冒頭はレイチェル・カーソンの「沈黙の春」から始まる. 1939年に殺虫効果が発見されたDDTは人体への危険がほとんどないと認識され,マラリア撲滅の切

    書評 「招かれた天敵」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    agrisearch 2023/04/07
    おもしろそう。Kinde版がある。
  • 生態系の季節的なつながりが生き方の多様性を維持する | 神戸大学ニュースサイト

    自然の生態系には明瞭な境界はなく、森林や草原、河川の間を移動する生物・生物遺骸・栄養塩類 (系外資源流) が、それらを利用する生物の成長や繁殖に影響を及ぼすことが知られています。しかしながら、こうした生態系のつながりが、生物の生活史やその多様性維持にどれほど貢献するかはほとんどわかっていませんでした。 京都大学生態学研究センター 佐藤拓哉 准教授 (研究当時、神戸大学大学院理学研究科) と神戸大学大学院理学研究科 田中達也・上田るい (大学院生) は、夏に森林から河川に供給される陸生昆虫 (系外資源流) が、河川に暮らすサケ科魚類のアマゴの成長を高めることで、海に降ってサツキマスになろうとする個体の頻度を高めることを明らかにしました。 研究は、森や川といった生態系間のつながりが、生物の生き方の多様性 (=川と海を回遊する移住行動の多様性) を維持することを解明したものであり、今後の生態系

    生態系の季節的なつながりが生き方の多様性を維持する | 神戸大学ニュースサイト