エンターテインメント性と正確性を両立 手形がくっつく? 「どれだけすごい研究か、驚いた」 ノーベル賞で毎年、注目される科学の話題ですが正直、「難しくて、わかりにくい」と言われるのもしばしば……。ノーベル医学生理学賞を受賞する京都大特別教授の本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(76)の研究も例外ではありません。授賞式の12月10日(日本時間11日未明)が迫るなか、なんとか「もっとわかりやすく」伝えられないか、悩んでいたところ、今年ヒットしたアニメに光明を見いだしました。細胞を擬人化した「はたらく細胞」です。異色のサイエンス漫画の作者が「難しくて、わかりにくい」ノーベル賞にどう立ち向かったのか。嫉妬するくらいわかりやすいノーベル賞解説漫画が生まれました。(朝日新聞科学医療部記者・野中良祐) 原案は「受験対策の学習まんが」 「はたらく細胞」は講談社の月刊誌「少年シリウス」で2015年から連載されてい
「女の子だから大学に行かせなくてもいいと思ってるんだよね」。そんなひと言から調べてみた、男女の大学進学率。「大学全入時代」と言われながらも、地域差に加えて男女の差がいまだに大きいことが分かりました(8月17日掲載News Up「女の子だから? 大学進学も…」)。 「自分の子どもたちの時代には、『男だから』『女だから』という理由でやりたいことを否定されないようになってほしいと思うんです」。そう話すイラストレーターのうだひろえさんに、記事の内容をマンガにしてもらいました。 愛知県出身のうださん自身も、イラストや物語を作る人になりたいと東京の大学に進学を希望したときには「女のくせに」と強く反対され、「絶対に成功しない」とまで言われたそうです。 「あの時の悔しさを今も覚えているから、子どもたちの夢は性別を理由に否定したくないんです」 一方、7日、不正入試問題を受けて東京医科大学は、去年とことしの入
アニメ『はたらく細胞』が大人気ですね。 実はここ数年、『はたらく細胞』に限らず、子供たちが読んでも楽しめるような、科学を題材にしたマンガや本が豊作なのです。 この5年以内くらいに出版/連載開始されたものの中から、いくつかピックアップしてみました。基準は、 ・うちの子(現在小6)に評判がよく、 ・私が見てもおもしろいぞ、許せるぞ、と思ったもの です。 お子さんたちを科学沼に誘い込む一助となれば嬉しいです。*1。 マンガたち 『決してマネしないでください。』(蛇蔵) 決してマネしないでください。(1) (モーニング KC) 作者:蛇蔵講談社Amazon モーニング連載時から、うちの子がおそらく一番好きだったマンガ。 とある大学の研究室に、一癖も二癖もある研究者や非研究者がわらわら集まっては、目先の話題をネタに実験したり、恋をしたり、過去の科学者たちについて語り合ったりしています。 「工科医大」
8月になっても「HUGっと!プリキュア」の勢いが止まりません。 キュアマシェリ、キュアアムールの加入後も、「ふたりはプリキュア」の登場、敵クライアス社の新キャラ追加、輝木ほまれの淡い恋愛事情から薬師寺さあやの母娘間のコンプレックス、異種間の恋愛まで盛りだくさんの内容で、子どもたちを、そして僕たちを飽きさせません。 第26話ではさあやと母との関係が描かれました 売り上げ数字的にも東映アニメーションの版権売り上げ、バンダイナムコの中間決算の数字も絶好調。おもちゃ業界誌によるとプリハート、はぐたんのおもちゃが子どもたちに大人気のようです。また夏休みに池袋サンシャインシティで行われている「HUGっと!プリキュア みんなでおうえん フレフレワールド!」も連日子どもたちで満員のようです。 例年にも増してプリキュアが盛り上がっている夏となっています。そんな8月の「HUGっと!プリキュア」を振り返っていき
東京都内に住む島崎さんには、7歳と5歳の娘がいる。大阪北部地震の発生後、他の保護者が「通学路を点検したいが、何に気をつけたらいいかわからない」と悩んでいることを知った。 インターネットで検索したが、専門的な資料が多かった。そのため、子どもでもわかるイラストをと、20日に作成。自身のツイッターで公開すると26日時点で約3万回リツイートされ、学校やPTAの関係者から児童・生徒や保護者に配りたいという問い合わせが相次いでいるという。 島崎さんは「親子で通学路の点検をすることに加えて、子ども自身が『揺れたらどうなるか』を想像できることが大切。危ない壁を迂回(うかい)したり、通る場合も壁の前で遊ばず素早く通るなど、リスクを減らすことができる」と話す。 島崎さんは他に、災害時の瓦の落ち方などを説明した「瓦屋根編」、自動販売機が倒れる可能性などを説明した「その他編」も、今回の地震後に公開。いずれも島崎さ
学研プラスは、懐かしの学習まんがの数々を電子版で復刻するシリーズ「もう一度見たい! あのころの学研」を6月18日より開始します。 第1弾は、ひみつシリーズから『できるできないのひみつ』と1976~1977年の『5年の科学』に連載されていた学習まんがをまとめた『内山安二コレクション1』。価格は各864円(税込)Kindle版で販売します。 この少年のマークでした 『できるできないのひみつ』にはまんが本文のほかに、この話の元となった『5年の科学』連載のまんが『玄海とイドムンコスキー』も収録。何かというと“できっこないす”と言うキャラのデキッコナイスも健在です。 この「ひみつシリーズ」は小学生の関心あるテーマや疑問を、まんがと図解イラストで分かりやすく解説した学習児童書。1972年に刊行が始まり、学習まんがということから父兄にも受け入れられ、読者である子供たちからも熱い支持を集めました。「ひみつ
こんにちは、Instagramで2歳の双子の育児日記を投稿しているウラクです。 前回は、双子の育児がグッと楽になった「ぬいぐるみ用スピーカー」について書かせていただきました。 https://soredoko.jp/entry/2018/02/28/110000 今回は、親子そろってどハマりしている、NHK Eテレで放送中の番組「びじゅチューン!」について書きたいと思います。 美術作品や世界遺産に反応する2歳の双子 目を輝かせて美術作品の名前を連呼する2才児。 ちょっと変な光景かもしれません。 街中のポスターに書かれているモナリザ、テレビに映った葛飾北斎、インド料理屋の看板に描かれたタージ・マハル、などなど……。 目に入るたびにすかさず反応します。 これ、「びじゅチューン!」の影響なんです。 「びじゅチューン!」って? 「びじゅチューン」とは、世界のさまざまな美術作品をテーマに、オリジナル
富山大学工学部知能情報工学科の玉木潔教授(42)から「漫画で卒業論文を描いた学生がいましてね。これが、とても素晴らしく、よく描けているんですよ」と聞き、卒論「量子テレポーテーション」の作者・上田太郎さん(23)に会いに行った。4月以降は故郷の愛知県へUターンし、自動車部品メーカーで勤務するそうだ。すでに実家への引っ越しを終えたという上田さんに卒業式の前日、取材をお願いした。なぜ漫画で描いたのか? どんな卒論なのか? そして、漫画家になるという夢を諦めてしまうのか? 玉木教授(左)と漫画による卒論について話す上田さん未来都市の風景から始まる上田さんの漫画卒論「量子テレポーテーション」の表紙 作品を見ると、1ページ目の未来都市を描いた筆致に、「オッ」と思わせられる。構図がユニークで、「漫画は趣味・特技のレベルではない。相当な実力である」と気づかされた。それもそのはず。上田さんは、集英社が主催す
NTT東日本が、公衆電話の使い方を漫画で伝えるポスターを作製しました。小学生の約85%が「使ったことがない、知らない」という調査結果(※)を受けての施策。携帯電話が普及しているとはいえ持たされていない子もいますし、緊急時に使えないと困りますからね。 ※NTT東日本が2017年12月に実施した、全国の小学生の子どもを持つ親400人を対象にしたインターネット調査 公衆電話を知らない子どもたちへ、基本的な使い方からテレホンカードの存在まで説明(クリックで拡大) 漫画ではテレホンカードまで含め公衆電話の使い方を解説。停電時でも使用でき、通信規制の対象外として優先的に扱われるなど、災害時における重要な通信手段としてもアピールしています。 同社によると、公衆電話の設置台数は最盛期である1985年度では93万4903台だったのに対し、2016年度では16万1375台まで減少しているとのこと。その一方で、
小中高生向けの通信教育の定番、進研ゼミ。国内・海外を合わせた会員数は約381万人に上ります(「こどもちゃれんじ」も含む)。 その進研ゼミの販促DM(ダイレクトメール)には、いつもマンガが付いていました。ぱっとしない生徒が進研ゼミに出会い、勉強も恋も部活もうまくいく……そんなお決まりにも見えた展開にちょっと笑いながらも、彼らが提唱する「明るい未来像」に心躍らせたものです。 郵便受けに届いていると、つい読んでしまった進研ゼミのマンガ ただ、そのマンガがどのように作られているのかは、これまでメディアではほぼ語られていません。そこで今回、その秘密を探るために、多摩センターにあるベネッセコーポレーション(以下ベネッセ)の東京本部に取材に行ってきました。 今回お話を伺ったベネッセの鈴木弘道さんは、「小4営業課」の課長で、小学4年生向け講座の営業リーダー。入社以来ずっとDMを手掛けており、これまで小・中
20組以上の自転車系YouTuberが集結!各地のチェックポイントを回って関西をエンジョイ(編集部)
湯浅誠 透視図法研究 @yuassamakoto 人物は2人とも身長160cmで部屋の天井の高さが250cmだとすると この絵はどう直すべきでしょうか? pic.twitter.com/ZVxcU1CAL7 2017-11-22 07:24:57
全学年向け雑誌「小学8年生」(小学館)が小学生を対象にしてとんでもない内容の漫画を掲載している。 娘のために雑誌を買ったお父さん。内容を見て驚いた。 ▼まずは表紙。左下に「まんがで読む人物伝。安倍晋三内閣総理大臣」とある。 ▼「こんな人たちに負けるわけにはいかないんです」発言に始まり、小池百合子(都民ファーストの会)が勝つ様子から描かれている。解説に作者の偏見が色濃く反映されているように思えるのだが…。 ▼安倍総理の幼少期。子供というのは誰しもがこういうものなのに、かなり悪意ある書き方がされている。 ▼ギャグ路線に偏りすぎだ。病気のことまでネタにしてひどい。 ▼最後はトランプ大統領に支持率で負けていると締めくくる。安倍総理の支持率は歴代の日本の総理大臣と比べるとかなり高いのに。 ▼最下部にはとんでもない言い訳が書かれていた。「子供たちを楽しませる漫画的脚色」とは一体…。 出典:https:
自分の子供には歴史好きになって欲しい。ぼくもそう願う親の一人だ。 ただ、学校の教科書だけで子供が歴史好きになるとは思えない。教科書は楽しむものではなく覚えるものだろう。毎週の大河ドラマを視聴するも時代は限られ、進みもよろしくない。もっと身近で歴史を楽しめるもの、、、そうだ漫画だ!漫画であれば楽しく歴史を学べるに違いない。 「日本の歴史」の漫画は、大手各社から出版されている。絵柄はもちろん、冊数も編集スタンスも異なる。安くはない買い物。場所もとるし、この選択は失敗したくない。 迷いに迷い、調べに調べた結果、選択肢は、小学館、集英社、角川の3社に絞られた。それぞれの特徴をまとめて紹介する。 それではいってみよう。 1.小学館「学習まんが 少年少女 日本の歴史」21巻 +別冊2巻 1981年10月に発行されたものが、1998年2月に「改定・増補版」として新しくまとめられた。30年以上にわたるベス
インターネット教育の支援を目的に提供されているマンガ小冊子『ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~』が、日本レジストリサービス(JPRS)のサイトで公開されています。2017年は「https」に関する解説を追加するなどリニューアルを実施。インターネットの世界に迷い込んだ主人公・ポン太の疑問に答える形で、インターネットの仕組みについて分かりやすく解説しています。 ▽ JPRSが「インターネットの仕組み」を学べるマンガ小冊子の応募受付期間を7月31日まで延長 / 株式会社日本レジストリサービス(JPRS) 『ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~』は、情報通信の普及・振興を図る「情報通信月間」(5月15日~6月15日)に合わせ、全国の中学校・高校・高等専門学校を対象にJPRSが毎年無償で配布している教材です。 マンガでは、Webサイトへたどり着く
小学生の道徳教科書には、「ドラえもん」「アンパンマン」「ちびまる子ちゃん」など、おなじみのキャラクターが2018年度から使われる。文部科学省が3月24日、教科書検定の結果を公表した。子どもたちにとって親しみやすい登場人物を題材に、子どもたち自身に生き方を考えさせようというねらいだ。 「のび太に学ぼう」と題した教材を載せたのは、日本文教出版。のび太を「スポーツも勉強も苦手で、たいてい何をやってもうまくいきません」などと紹介。その上で、「そんな『のび太』にも、すてきなところがあると思いませんか」と語りかける。 いつまでも落ちこまず、誰にでもやさしく、熱い心をもつ――。のび太の長所を描いた場面を並べ、のび太の生き方や、子どもたち自身の将来について問いかける。「のび太の多面的な姿を示すことで、子どもたちに生き方を考えてもらおうと企画した」(同社)という。「ドラえもん」はほかにも光文書院、広済堂あか
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