タグ

ブックマーク / science.srad.jp (7)

  • 「分割型睡眠」こそ人間に適した睡眠パターンという説 | スラド サイエンス

    人が夜中に目を覚ますことなく8時間眠り続けるのは不自然であり、元来人間にとっては睡眠の途中で起き出して、また眠りにつくという二峰性の分割型睡眠が適しているとのこと。これは科学的にも歴史的にも証明されているのだという(家/.、BBC News記事)。 1990年代に精神科医のThomas Wehr氏が、被験者グループを毎日14時間、暗闇状態の部屋に入れるという実験を1ヶ月間続けたところ、被験者らの睡眠パターンは4週間目で分割型睡眠に変化していったとのこと。被験者らは4時間寝たところで目を覚まし、起きた状態が1、2時間続いた後でまた再び4時間寝るという特異な睡眠パターンに落ち着いていったのだそうだ。 また歴史家のRoger Ekirch氏の著書「At Day's Close: Night in Times Past」は分割型睡眠にまつわる文献を500以上も紹介しているのだが、これによれば昔の

  • 「脳のダウンタイム」を意識して取るべし | スラド サイエンス

    すき間時間に携帯端末でゲームで遊んだり動画を見たりするのがすっかり当たり前になっているが、常に脳を刺激し続けるのは脳の学習プロセスを妨げるとの研究があるそうだ (NYTimes.com の記事、家 /. 記事より) 。 電車の待ち時間や通勤時間に音楽を聞いたり動画を見たりする人も多いだろう。また、例えばジムで走りながら備え付けの TV などを見たりする人もいるかと思う。このような「すき間時間」に娯楽を楽しむことでリフレッシュした気分になっているだろうが、実際には脳を疲労させているそうだ。 新しいことを体験した場合、休憩時にその経験が脳に定着することがラットを使った実験でも分かっているという。また、自然の中を散歩するのと街中を散歩するのでは、前者の方がそのあとの学習効果が高いことが分かっているとのことで、これも街中の情報量の多さによる脳の疲労が関係していると考えられている。「脳のダウンタイ

    blueribbon
    blueribbon 2010/08/29
    「「脳のダウンタイム」を意識的に取ることは学習効果や記憶力を向上させたり、また新しいアイデアを生み出すのなどにも効果的である。(携帯端末ゲームや動画は脳を疲労させるので×)」
  • ルービックキューブは 20 手で完成できる | スラド サイエンス

    ルービックキューブをどんな状態からでも最小手数で完成できる人がいたとして、最悪の場合何手必要か。この数は「神の手数」と呼ばれ、多くのパズル愛好家や研究者等の興味の対象であった。これまで、神の手数は 20 手以上 23 手以下であることが知られていたが、このたび Morley Davidson、 John Dethridge、 Herbert Kociemba、 Tomas Rokicki は神の手数が 20 手であることを計算により明らかにしたと発表した。計算には、 Google により提供された余剰 CPU 時間、のべ 35 年分 (4 コア 2.8 GHz の Nehalem 換算) が使われた。

    blueribbon
    blueribbon 2010/08/11
    「神の手数が 20 手であることを計算により明らかにした」
  • 粘着テープを剥がすとテラヘルツ波が発生する | スラド サイエンス

    粘着テープを勢いよく剥がすと光を発したり X 線が放出されることが分かっているが (/.J 過去記事) 、新たな実験でより低周波のテラヘルツ波も発生していることが明らかになったそうだ (家 /. 記事、doi:10.1364/OL.34.002195) 。 この研究を行ったのは豪ニューサウスウェールズ州 Wollongong 大学の Joseph Horvat 博士および Roger Lewis 博士。粘着力の弱い電気工事用テープと、より粘着力の強いScotch Magic 810を使って実験を行ったところ、どちらからもテラヘルツ波が計測されたとのこと。波長は 0.1 ~ 10 テラヘルツ、出力は 1 マイクロワット程しかなく実用的な用途に使える強さではないが、Horvat 博士は改良すれば出力を大幅に向上させられると考えているそうだ。

    blueribbon
    blueribbon 2009/08/12
    「粘着テープを勢いよく剥がすと光を発したり X 線が放出されることが分かっているが、新たな実験でより低周波のテラヘルツ波も発生していることが明らかになった」
  • 見た目は幼児のままの16歳、老化の仕組みの鍵にぎる | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2009年07月03日 14時00分 見た目は幼児、頭脳も幼児、でも年齢は16歳 部門より 家/.、New Scientistより。 米在住のBrooke Greenbergさんは今年1月に16歳になったが、見た目にも知能的にも幼児のままだそうだ。一見「時が止まっている」かのように見える彼女だが、そうではないという。University of South Florida College of Medicineの Richard Walker博士によると、Brookeさんは一個体として調和した成長をしているのではなく、身体のパーツが非同期でそれぞれ独自に成長しているとのこと。脳は幼児期とほぼ同程度とみられ、発声はできるが言葉は話せないという。骨は年齢からすると非常に小さいが、細胞や構造などをみると10歳児程度に成長しているとのこと。しかし歯は8歳児程であり、未

    blueribbon
    blueribbon 2009/07/07
    「彼女の場合恐らく成長を調節するレギュレータの役割を担う部分が欠如していると考えられており、その仕組みの解明はすなわち成長や老化の仕組みの解明に繋がる可能性が高いと考えられている。」
  • 素数の分布は「ベンフォードの法則」に従っている | スラド サイエンス

    素数の出現パターンは「ベンフォードの法則」に従っていることが分かったそうだ(家記事)。 「ベンフォードの法則」とは、ある数値群をみたとき、最高桁が「1」である数値は(15や189や1088など)は全体の約30%、「2」であるものは約18%、「3」であるもの約12%・・・「9」であるものは約5%という割合になっているという法則である。この法則は物理学者フランク・ベンフォードが1938年に発見した分布法則であり、市場分析や不正検出アルゴリズムなどにも応用されているものである。 スペイン数学者がBartolo LuqueとLucas Lacasaは素数にもこの法則が当てはまることをこの度解明したそうだ(論文要旨)。 ベンフォードの法則って何?という方もいらっしゃるかと思うが、日語であれば「はまぐりの数学」、英語であればWikipediaの項目「Benford's law」あたりに詳しい説明

    blueribbon
    blueribbon 2009/05/18
    「「スペインの数学者がBartolo LuqueとLucas Lacasaは素数にもベンフォードの法則が当てはまることをこの度解明した」
  • アマゾンのPiraha族には正確に数を表す言葉が存在しない | スラド サイエンス

    アマゾンのPiraha族には、正確に数を表す言葉が存在しないことがマサチューセッツ工科大学のGibson教授率いる調査にて明らかになりました(MIT news、家記事)。 2004年に発表された調査では、この部族には「1」「2」「沢山」を表す言葉があると思われていましたが、「1」と思われていた言葉は実際には1から4の数を表し、「2」と思われていた言葉は5か6を表していることが分かり、正確な数字を表す言葉が全く無いということが判明しました。数を数え上げるのではなく、カウントダウンさせたところ、このように当初考えられていた意味と異なることが分ったそうです。また、物の数を合致させる作業を行わせた場合、数を正確に記憶して合致させることはできなかったということです。このことから、数を表す言葉の存在は数を記憶することを助ける働きがあると推測できるそうです。 数の認識は人間に潜在的に備わっている能力で

    blueribbon
    blueribbon 2008/07/18
    数を表す言葉の存在は数を記憶することを助ける働きがある.. 数の認識は人間に潜在的に備わっている能力であると推測されることもありますが、数字を表す言葉は文化によって発明される概念であり、初めから備わってい
  • 1