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ブックマーク / www.kk-bestsellers.com (2)

  • 京王線の知られざる旧線(仙川~調布)【後編】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

    京王線のもうひとつの廃線、昭和2年(1927)12月17日に廃止された仙川~調布間の旧線跡もたどってみよう。現在の京王線は切り通し構造の仙川駅を出るとしばらくして築堤上を走ってつつじヶ丘駅方面へまっすぐ向かうが、旧線は仙川から甲州街道の路上へ降りて金子停留場の前後で幡代以来の「路面電車」をやり、その後は街道の西側を専用軌道が布田駅近くまで一直線で結んでいた。痕跡は市街化でわかりにくくなっているが、大規模な区画整理事業は行われていないので、以前の線路用地そのままの方を向いた建物が連なっているなど、家の並び方が忠実に描かれた1万分の1以上の詳しい地図があれば、そのルートをたどることができる。 桐朋学園の最寄り駅なので楽器を持った学生の目立つ仙川駅。台地を切り開いて半地下駅のような構造になっているのだが、その先は段丘崖が控えているため、つつじヶ丘駅までの間には10数メートルの標高差がある。並行す

    京王線の知られざる旧線(仙川~調布)【後編】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
    blueribbon
    blueribbon 2017/06/04
    「この路線変更は、大正2年(1913)に開通した当初の線路が40パーミルという急勾配であったのを現在の15パーミルに緩和し、併せて金子付近の併用軌道を専用軌道に改良するために行われたもの」
  • 京王線の知られざる旧線(新宿~幡ヶ谷)【前編】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

    京王電鉄の新宿駅には、1日平均76万人(2015年度・京王線・京王新線合計)が乗り降りしている。民鉄としては東急の渋谷駅(東横線・田園都市線)に次ぐ全国第2位の大ターミナルであるが、そのちょうど100年前にあたる大正4年(1915)に前身である京王電気軌道がこの地に乗り入れた時点では、新宿三丁目交差点の路上で、たった1両の小型電車が折り返していた。乗降客もせいぜい1日1万人内外といった程度と思われる。 この電車は甲州街道の上を併用軌道(路面の軌道)で西ヘ進み、中央線と山手線を跨いで坂道を降り、現在の西新宿二丁目交差点あたりに至っていた。そこで左へ折れ、今度は玉川上水にぴったり沿った専用軌道をたどり、現在の初台駅の先で再び甲州街道の路上を少しばかり走るが、ほどなく幡ヶ谷駅の手前で専用軌道へ、という道筋であった。幡ヶ谷手前の路上区間は戦前の段階ですでに道の南側の専用軌道へ移っているが、新宿寄り

    京王線の知られざる旧線(新宿~幡ヶ谷)【前編】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)
    blueribbon
    blueribbon 2017/06/04
    「大正4年(1915)に前身である京王電気軌道がこの地に乗り入れた時点では、新宿三丁目交差点の路上で、たった1両の小型電車が折り返していた。乗降客もせいぜい1日1万人内外といった程度と思われる。」
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