17日、ジュネーブで開かれた外相級4者協議に出席したラブロフ露外相(右端)とアシュトンEU外交安保上級代表(左から2人目)=ロイター 【ジュネーブ=白川義和、田村雄】ウクライナ情勢の緊張緩和に向けた米国、ロシア、ウクライナ暫定政府、欧州連合(EU)による初の外相級4者協議が17日、ジュネーブで行われ、緊張緩和と暴力自制を図ることで一致した。ウクライナ暫定政府とロシアが同席して本格協議に臨むのは初めて。一方、ウクライナ東部ドネツク州では17日も3人の死者が出た。 協議には、ケリー米国務長官、ロシアのラブロフ外相のほか、暫定政府のデシツァ外相、EUのアシュトン外交安保上級代表(EU外相)が出席した。協議は17日午前(日本時間17日夕)に始まり、昼食をはさんで3時間ほどで終了する予定だったが、同日夕(日本時間18日未明)にずれ込み、6時間以上かかった。 終了後、ラブロフ氏は記者会見を開き、4者で
ジュネーブ=駒木明義、松尾一郎 ジュネーブ=駒木明義、ロンドン=星野真三雄2014年4月18日01時37分 ウクライナ情勢を巡り、米国、ロシア、欧州連合(EU)、ウクライナによる4者協議が17日、ジュネーブであった。ウクライナとロシアの外相が直接会うのは危機後初めて。解決の糸口を見つけられるかが焦点で、4者は予定時間を延長して協議を続け、合意文書をとりまとめた。 協議に参加したのは、ケリー米国務長官とロシアのラブロフ外相、EUのアシュトン外交安全保障上級代表、ウクライナのデシツァ外相代行。今年2月に親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊して以降、4者の外相が直接協議するのも初めてだ。 4者は予定時間を大幅に延長し、6時間以上協議を続けた。結局、事態の沈静化に向けた対策を取ることで合意した。
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