18日に東海道新幹線が架線の断線によっておよそ4時間運転を見合わせたトラブルで、JR東海は架線をつるす金具が折れて別の架線に接触し、ショートが発生したことが原因とみられると公表しました。会社では、同じ設備がある箇所について緊急点検を実施するとしています。 東海道新幹線は18日、架線の断線によっておよそ4時間にわたり東京駅と新大阪駅の間など上下線の広い範囲で運転を見合わせ、影響人員は11万人にのぼりました。 このトラブルについて、JR東海は20日、架線をつるす金具が折れて別の架線に接触し、ショートが発生したことが断線の原因とみられると公表しました。 問題が起きた架線は平成28年に設置されたもので、今月12日に点検を行った際には異常はなかったということです。 これを受けてJR東海は、問題が起きた架線と同じ設備がある東海道新幹線の56か所について、19日の夜から緊急点検を始めていて、年末までに完