コンビニ食品の高クオリティが認められつつある中、さらに栄養バランスやカロリーなど“健康”に気を使った商品も増えている。 しかし、一方で添加物などが気になる商品も少なくないのが現実。昨年はWHOがソーセージなどの加工肉について、発がん性のリスクを発表している。食品によって危険性がかなり異なるようだ。 そこでコンビニで食べていい食品・食べないほうがいい食品とはどんなものなのか。管理栄養士の中沢るみ氏に聞いた。 その1:ドーナツ 昨今、話題によくのぼるドーナツは「脂で揚げているため、過酸化脂質が多く、体を酸化させてしまいます」とのこと。過酸化脂質はがんの発生原因のひとつと考えられている成分だ。 「しかも、ショートニングを使用していることが多く、トランス脂肪酸を大量に取ることになります。トランス脂肪酸は心臓病などのリスクを高めるとして問題になっており、欧米では規制が進んでいる成分ですね」 これは、