空気を入れない自転車タイヤは、IRORIOの過去記事『空気入れ不要!絶対パンクしない自転車タイヤが開発される』や『従来の自転車にも使える!ノーパンクタイヤ」が画期的』で紹介したように、すでに開発されている。しかしそれは米国での話。我々の日常とは隔たりがあったと言えるだろう。ところがここに来て、あのブリヂストン が、まったくオリジナルの発想で空気入れ不要のタイヤを開発してくれた。エアフリーコンセプトブリヂストンは近年、タイヤの空気充填を不要にするという「エアフリーコンセプト」を開発の1つの柱としている。今回発表された自転車タイヤはそのコンセプトを具現化したもの。見ての通り一風変わったスポークの形状が特徴的だ。 高強度でありながら柔軟性のある高機能樹脂が使われたこのスポークには、適度なクッション機能があり、そのおかげで空気入りのタイヤチューブが不要になっている。転がり抵抗を軽減以前に開発された