厳しい寒さを乗り切ってもらおうと、仙台市の動物園で、サルにたき火で焼いた焼き芋が与えられ、訪れた人たちが工夫して食べる様子を見守りました。 8日は、大勢の家族連れが見守るなか、まず飼育員がまきを積んでたき火を始めました。およそ50匹のサルは、最初遠くからたき火を見つめていましたが、およそ20分後に焼き芋が完成するとわれさきに取り合っていました。ほかのサルに奪われないよう熱いのを我慢して食べる姿が見られましたが、中には池の水で冷ましてから食べるサルもいました。 動物園によりますと、たき火を使った焼き芋作りは、8年前から行っているということで、サル山に長く住み食べ方を学習しているサルもいるということです。 家族で訪れた小学2年生の男の子は「焼き芋を水に冷やしていたので、頭がいいなと思いました」と話していました。このイベントは、15日にも開かれる予定です。